乗った気シリーズ 黒豆知識

特急くろしお(287系)のグリーン車と自由席を乗り比べ!写真たっぷりで紹介します!

※緊急事態宣言の前に撮影を行っています。

特急くろしお パンダ
カワイイ!

今回は新大阪駅から白浜駅まで特急くろしおを乗車したので、グリーン車と自由席・指定席を画像たくさんで紹介します!

特急くろしお サムネ

ちなみに、今の特急くろしおはパンダ仕様とオーシャンアロー車両で運行されています。

時間帯によって違うので、「パンダ車両に乗りたい」とか「オーシャンアローに乗りたい」という方は注意が必要です。

オーシャンアローはこちらの記事でグリーン車と自由席を乗り比べたものを画像大量で紹介されているので、気になる方は見てくださいね〜!

オーシャンアロー サムネ

オーシャンアロー(283系)のグリーン車と自由席を乗り比べしたので解説します!

ちなみに、パンダ仕様は特急くろしおの停車駅の一つである、白浜駅の近くにあるアドベンチャーワールドとのコラボでラッピングされています。

パンダ仕様も可愛いです!

特急くろしお 新宮行

さて、今回は特急くろしおの始発駅である新大阪駅からアドベンチャーワールドの最寄り駅である白浜駅まで、途中でグリーン車に乗り換えていきました。

新大阪駅 人がいっぱい

さすが始発駅が新大阪駅ということもあり、人が凄く多いです。

この記事はグリーン車がメインなので、グリーン車を先に紹介しますが、実は最初に乗ったのは自由席なので、人がめちゃくちゃ多いです。

もちろん人は比較的少ないので、安心して下さい!

それでは、早速グリーン車から紹介します。

グリーン車

特急くろしお グリーン車 入り口

グリーン車の入り口は緑のクローバーですね。

このマークにあこがれている方もいるでしょう。

特急くろしお グリーン車 デッキ

少しみにくいですが、グリーン車のデッキはブラウン調で、グリーン車に入る前からも高級感が漂っています。

注意点として、このグリーン車は1号車の半分はグリーン車ですが、もう半分は指定席の半室グリーンです。

特急くろしお グリーン車 扉
半室グリーンと半室指定席の境目のドア

そのため、そもそもグリーン席の数が1号車まるまるグリーン車になっている特急と比べて総数が少ないです。

僕は海南という駅でグリーン車に乗り換えたのですが、グリーン車であるにも関わらずほとんど埋まっていました。

確実に座りたい場合は、できるだけ早めにチケットを取っておくと良いでしょう。

特急くろしお グリーン車 車内

グリーン室もさきほどのデッキと同じようにブラウン調で統一されています。

そして、なんといっても自由席や指定席とは違って、片側が1列、もう片側が2列の合計3列シートです。これにより、幅広いシート幅を実現しています。

今回は2列側を選択しました。

グリーン車は2列側を選んでも、隣にほとんど人がこないので、実質2席分の余裕があります。

ただし、あくまでその可能性が高いだけで、隣に他の人が来た場合は素直に受け入れましょう!(笑)

特急くろしお グリーン車 座席

座席はこんなかんじで、茶色っぽくてエレガントな椅子です。

この席はサンダーバードのグリーン車にのったことがある方は、その座席に近いです。

特急くろしお グリーン車 座ってみた
俺です笑

座ってみた感じはめちゃくちゃ快適です(語彙力)

どのように快適かというと、お家でフカフカのソファーに座っている感じです。

快適なんですが、あえて他の車両のグリーン車と比べると、背中の張り出し部分が少し出っ張っており、ほんの少しだけ違和感があります。

ただ、それを差し引いても十分な快適性なので、初めてグリーン車に乗る人は、グリーン車に感動するでしょうし、継続的にグリーン車を利用している方も普通に快適に過ごせます!

特急くろしお グリーン車 足を伸ばす
足を限界までのばしてみた

前の席との間隔が十分取られているので、足を限界まで伸ばしても余裕ができます。

ただし、足を限界まで伸ばすより、グリーン車に備え付けられているフットレストを利用する方が圧倒的に快適なので、そっちの方をお勧めします!

そして、一列に対して3列しかないおかげで、シート幅がとても広いことが写真からでもわかると思います。自由席では窮屈な筋肉質な殿方にも、グリーン車なら快適に過ごせるでしょう。

この流れで、フットレストを紹介します。

特急くろしお グリーン車 フットレスト

グリーン車でお馴染みのフットレストです。

個人的にフットレストがあるだけで、グリーン車にお金を払って乗車する価値はあると思っています。

JRの特急のグリーン車は基本的に裏面と表面があります。

最初にお見せした写真は表面の土足で足をのせる面です。

そして、表面が土足ということは、裏面は、、、

靴を脱いで利用できるのです!

特急くろしお グリーン車 フットレスト はだし
足でぐるっと

フットレストを足でぐるっとひっくり返します。

そうすると、座席と同じ生地がでてくるので、そこへ足を乗せます。

これがめちゃくちゃ気持ちいんですよ!開放感をすごく感じます。

ただし、絶対にこの面に土足で乗せてはいけませんよ!俺とのお約束だよ☆

次に圧倒的に倒れるリクライニングを紹介します。

特急くろしお グリーン車 リクライニング

画像はグリーン車のリクライニングを全開にたおした場合と、倒さなかった場合の比較です。

写真では少しわかりにくいですが、自由席と比べて圧倒的に倒せます。

どれくらいかというと、肩の厚み以上は倒れます。

ただし、後ろに他のお客さんがいた場合は、一声かけましょう。

そして、僕がグリーン車に乗った際ににいつもしているのは、リクライニングを最大にしてフットレストを同時に使用すると、体が寝ている姿勢に近くなるので、本当にだらだらできます(笑)

これがグリーン車の真髄なり!!!!

そして、シートに便利機能が付いています。

特急くろしお グリーン車 コンセント

グリーン車には1座席につき1つのコンセントが設置してあり、パソコンやスマホの充電が可能です。

特に移動中にスマホを利用する方は、長距離の移動でも安心ですね!

特急くろしお グリーン車 テーブル

次にテーブルです。テーブルは肘掛けの中に収納されています。

こんなかんじでテーブルが入っているので、つまみ出します。

特急くろしお グリーン車 テーブル展開

机の広さは横方向に大きいです。奥方向には自由席の机よりも小さいですが、弁当を乗せたりノートパソコンを乗せたりするには十分な大きさです。

以上で席の紹介は終了ですが、次にグリーン車に乗ることによる得点を紹介します。

1つ目は客層が落ち着いていて、車内が比較的静かなことです。

客層は年配のおじいちゃんおばあちゃんです。

完全に偏見なんですが、折角の旅行だから贅沢をしようという雰囲気を感じられました。偏見ですけどね笑

今回は満席近かったので、いつものガラガラのグリーン車に比べると、少しがやがやしていました。

しかし、子供づれの方が少なく、自由席と比べて静かだったので、静音性を求めるかたは比較的静かなグリーン車を最初から予約しておいたほうが良いでしょう。

2つ目は自由席や指定席よりも振動や走行音が静かであることです、、、と言いたいですが、元が良いのであんまり変わりません。笑

一般的にはグリーン車と自由席を比べると不快な振動や走行音が小さくなるんですがねー。

ただ、やっぱり静音性に関しては客層が良いので、静かに過ごしたいというかたはそれでもグリーン車を使いましょう。

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自由席・指定席

次に自由席・指定席を解説します。

とは言っても、最初に乗車したのは自由席なので、時系列的にはこっちが最初なんですけどね。

自由席の客室内はこんな感じです。

特急くろしお 自由席 パンダ 

他のお客さんがたくさんいるので、奥の様子は分らないですね。

新大阪時点では自由席でも2列とも空いている席があったので、隣に人がいる席に座る必要があるレベルでは無いです。

ただし、次の停車駅である天王寺駅でも、めちゃくちゃ乗ってきて、ほぼ満席レベルまで埋まりました。

もちろん僕の隣の席も埋まったので、天王寺駅以降でのある場合は指定席を取った方が良いですね。

ちなみに、めっちゃお弁当のニオイがします(笑)

シートは特急としては標準的な4列シートです。

自由席なので、適当な場所に座ります。

特急くろしお パンダ車両 自由席 シート

シートはパンダのヘッドカバーが印象的です。

前の席との幅の長く、足はのびのび延ばせそうですね。

特急くろしお 自由席 座った感じ
俺です(笑)

座ってみた第一印象としては、反発が丁度良く、背中のラインに合ったシートという印象を受けました。

そして、座り心地に大きく影響する背中の腰あたりの反発力が絶妙で、すごく座りやすかったです。

たまに座り心地が良くない特急列車もあるので、長距離の移動を考えた際に快適な椅子だとおもいます。

特急くろしお 自由席 シート幅

シート幅は一般的なシート幅です。

しかし、股を開けられるほどの幅はありません。

足回りを少しだけ鍛えている僕でこれくらいなので、足回りをめっちゃ鍛えているバリバリスポーツマンには窮屈に感じます。

前のシートの下に空間があるので、そこまで足を延ばせます。

特急くろしお 足が延ばせる 自由席

よっぽど身長が高くて、足が長い人以外は足をめいいっぱいのばせます。

リクライニングはひじ掛けの黒いボタンを押します。

特急くろしお リクライニング ボタン

JR西日本の特急ではおなじみの倒す方法です。

このボタンを押しながら背もたれに体重を掛けるとリクライニングが倒れますし、逆に体を背もたれからはなすと起き上がってきます。

特急くろしお 自由席 リクライニング

リクライニングを最大まで倒すとここまで倒れます。

自由席としては十分すぎます。

特急くろしお テーブル 自由席

テーブルは前の席に付いています。

大きさは駅弁を広げるには余裕の大きさで、ノートパソコンくらいなら置けそうです。

それに加えて、サイドテーブルも利用できます。

特急くろしお サイドテーブル

サイドテーブルはリクライニングを利用している場合でも体を持ち上げる必要がなので、検察で見せる切符とか、お茶、携帯などの小物を置いておくと便利です。

そして、サイドテーブルと大きいテーブルは同時に展開できます。ちょっと使いにくいけど。

特急くろしお 注意書き

そして、特急くろしおは紀伊半島を海岸線に沿ってぐるっと回るので、地震の際に津波の被害を受ける可能性があります。

そのような場合に避難できるように、避難ガイドが前のポケットに挟んでありました。イラストにパンダが描かれており、アドベンチャーワールドを意識してありますね(笑)

座席の紹介に関しては以上です。

次に、自由席・指定席の座席の雰囲気について紹介します。

雰囲気に最も影響される、客層は小さい子供連れの親子が多かった印象があります。恐らくアドベンチャーワールドに行くんでしょう。

その影響で、車内はそこそこ騒がしいと感じました。仕方ないけどね。嫌ならグリーン車に乗りましょう(笑)

あと、僕が乗車した便は特急くろしお1号で朝が早かったのもあって、お弁当のニオイが充満していたんだと思います。嫌ならグリー(ry

そして、やっぱり走行音はグリーン車よりも大きいですが、そもそも車内が騒がしいので、あってもなくても変わらないんじゃないかな?

そして、振動は抑えられている感じでした。

 

 

設備

最後に設備です。

特急列車は基本的に長距離の運用を前提としているので、車両ごとにトイレや洗面器が設置してあります。

特急くろしお 洗面器

はたから見れば完全に不審者ですが、見られてないのでセーフ(笑)

洗面器は特急列車の基本設備で、だいたいトイレの近くにあります。

まあ、「トイレに行ったら手は洗え」ってことですね。

2つ目はトイレです。

特急くろしお トイレ

特急なのでトイレもきちんとついています。

もちろん多目的トイレも別にあり、現在車いすに乗っている方も安心して利用できます。

設備の紹介は以上です。

まとめ

今回は新大阪から白浜、新宮方面を結ぶ特急くろしをのグリーン車と自由席の乗り比べを行いました。

やっぱりグリーン車は快適ですが、新大阪発なので乗っている人が全体的におおいです。

いつもなら特急のグリーン車には3人くらいしか載っていないケースが多いですが、今回は本当にたくさんの人がのっていました!

静かに過ごしたいという方には満足できないかもしれませんが、グリーン車に乗れる懐の広さを生かして寛容な心で乗ってください(笑)

他の特急のグリーン車が知りたい方はカテゴリの「乗った気シリーズ」から過去に乗車したグリーン車と自由席を比較した記事がありますので、ぜひご覧ください。

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