乗った気シリーズ

特急オホーツク・大雪のグリーン車と自由席・指定席を乗り比べ。違いと車内設備も解説します!

特急大雪 特急オホーツク グリーン車 自由席・指定席 サムネ

特急大雪や特急オホーツクは北海道の特急ということもあり、乗車時間が3時間5時間とやたら長くなる場合があります。

そうすると、体力がない方や快適性を求める方は通常のシートでは辛くなってきます。

そこでグリーン車がおすすめなのですが、「グリーン車の設備ってどんなものがあるのか?」と気になりますよね。

そこで、今回は特急オホーツクと特急大雪で使用されているキハ183系よグリーン車と自由席・指定席を乗り比べてきましたので、写真をたっぷり使って紹介します。

特急オホーツク・特急大雪とは?

特急大雪

特急オホーツクと特急大雪は札幌、旭川から網走方面を結ぶ特急です。

間違えやすいのですが、特急大雪は"たいせつ"と読みます。"おおゆき"ではありません。僕も最初はおおゆきと読んでいました(笑)

特急オホーツクと特急大雪の違いは?

特急大雪と特急オホーツクは同じ経路を走るのですが、運行する区間が異なります。

特急大雪・特急オホーツク 運行区間

特急オホーツクは札幌〜網走間を約5時間半、特急大雪は旭川〜網走間を約3時間50分で結びます。

こうなると、「網走から札幌まで行きたいのに旭川までの特急大雪しかない場合は乗り換えが面倒なのではないか?」と思われる方もいると思います。

仮に札幌に行きたい時に大雪しかなくても、旭川と札幌間は特急カムイやライラックが頻繁に運行されており、大雪が止まった横のホームに止まっている特急に乗り換えるだけなのでホーム移動の負担もほとんどありません。

また、本来であればグリーン車料金や指定席料金は列車を乗り換える際には2つの特急分の料金を支払う必要がありますが、旭川で改札を出ずに乗り換える場合は直通運転の便と同じ値段で利用できます。

具体的には指定席は1つの特急を予約するのに530円が必要です。そして、それが2つの特急を乗り換える場合は1060円が必要になります。しかし、これでは札幌から網走で乗り換えが必要ないオホーツク号と、札幌から乗車して一度旭川駅で乗り換えが必要な特急大雪では同じ目的地なのに指定席料金が異なってしまう事態になります。

そのような不公平感をなくすために、指定席とグリーン料金は一度旭川駅で乗り換えが必要な場合でも、乗り換えが必要ないものとして扱われることになります。

運行間隔は?

2022年現在では特急オホーツクが2往復、特急大雪も2往復なので、この2つを合わせて実質4本あると言えるでしょう。

間隔は時間帯によってバラバラですが、最低でも2時間、最大で4時間の間隔が空いています。これを乗り遅れると後の観光予定のどこかでツケを払わせられるので注意したいところですね。

使われてる車両は?

特急大雪
再掲

特急オホーツクと特急大雪はともにキハ183系という車両が使用されています。ちなみになんですが、JR四国にも同じ183系が使用されています。

この車両は国鉄時代から使用されているもので、1986年の11月に開始されました。

ただし、30年以上も厳しい環境の中で使用されていたので車両の老朽化、特にボディーがめちゃくちゃ劣化しています(笑)

特急大雪 錆1

こんな感じで塗膜が剥がれて内側のボディーが錆びてしまっています。

特急大雪 錆2

この塗膜の剥がれは特に大きい部分ですが、小さい劣化がたくさん見られます。

また、方向幕も今どきの電子方向幕ではなくて、アナログ式のものです。時代を感じますね。

特急大雪 方向掲示板

ここまで古い車両だと内装も相当ボロボロなのではないかと心配になりますが、JR北海道の183系は内装がリニューアルされているので、内装は新しい特急と同じくらいです。

それでは内装を紹介していきます!

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グリーン車を紹介!

特急オホーツク 大雪 グリーン車 車両

特急オホーツクや大雪のグリーン車は2号車にあり、車両に緑のラインと4つばのクローバーマークがあります。

そして、もう一つの特徴は他の車両の席よりも席が高い位置にあるハイデッカー車両になっていることです。

それによって窓の形状も変わっているのでわかりやすいと思います。

特急オホーツク 大雪 ハイデッカーグリーン 違い

自由席と指定席は窓が側面だけにある一般的な形状ですが、ハイデッカーグリーンは窓が大きく、上側が車体の曲がりに沿って曲がっているのが特徴です。

デッキ部分に入って客室に向かうとクローバーマークが描かれている扉が出てきます。

特急オホーツク 大雪 グリーン車 デッキ

そして、先ほど説明したようにグリーン車は他の席よりも視点が高くなっているので足元がスロープ状になっています。

特急大雪 オホーツク グリーン車 スロープ

これは先ほどの写真より少し下がった場所から撮影した写真です。やっぱり写真ではわかりにくいですが、通路に少しこう配があります。

グリーン車のマークが描かれたドアを抜けて車内に入ってみると、塗膜が剥がれてぼろぼろだった外装とは違ってキレイなシートがあります。

特急大雪 オホーツク グリーン車

これは僕にとっても以外で、国鉄時代のグリーン車に乗れるのかなーと思ったらまさかの現在のJR北海道の他の特急で使用されている座席が使われていました。

列は片側が2列でもう片側が1列の合計3列です。

また、手前にはスロープが客室内にも伸びています。そのため、両端に近い位置の席は廊下と座席の部分では段差があります。

これが特急大雪・オホーツクで使用されている座席です。すごくきれいです。

特急オホーツク 大雪 グリーン席

新しいシートに変更されており、グリーン車というワンランク上のシートになっているおかげで座り心地は良いですね。

特急大雪 オホーツク 俺

コートやコートの下にライトダウンを着ていて着ぶくれしている状態でも窮屈さはありません。

座面は派手に沈み込むタイプではありませんが、柔らかさと反発のバランスが良いおかけで程よく変形して、おしりを面で支えてくれます。

背もたれは背中の形状にジャストフィットするわけではありませんが、柔らかさがあるので背中の形状に変形してくれます。

頭の横にはもたれかかった際に頭を支えてくれる突起があります。

足元には後ほど紹介するフットレストがあって隠れていますが、足を延ばしきってもまだ余裕があります。

特急大雪 オホーツク グリーン車 足元

それに加えて、グリーン車は3列なのでその分の横幅が広げられています。

特急大雪 オホーツク グリーン車 横幅

やっぱり窮屈感が無いのは最高ですね。

次はシートの機能を解説していきます。グリーン車は自由席や指定席には付いていないような疲れにくくできるような機能が随所に付いています。

1つ目はリクライニングです。

特急大雪 オホーツク グリーン車 リクライニング

手前の席が最大までリクライニング状態で、奥の席が最初の状態です。

最大まで倒すと約30度くらい倒れます。

体感的には「凄い偉くなったかのような感情」になれるほど倒れています。

また、グリーン車はガラガラになっている場合が多く、後ろの席に人が載ってこない場合のほうが多いです。そのため後ろに人がいる場合は、遠慮して途中までしか下げられないのに対して、グリーン車では遠慮なくその最大の角度まで倒せられるのです。今回ももちろん全倒しで座っていましたね。

2つ目はヘッドレストを上下させられることです。

特急大雪 オホーツク グリーン車 ヘッドレスト

僕が触っているまくら(ヘッドレスト)は実は背もたれとは別パーツになっており、上下できるのです。

このヘッドレストは出っ張っているので、リクライニングの加減で頭ではなく肩あたりに干渉してしまい、座り心地が悪くなっちゃいます。

そこで、ヘッドレストを上下して調節するのです。

調節方法は簡単で、ヘッドレスト自体をそのまま上下すると良いだけです。

特急大雪 オホーツク グリーン車 ヘッドレスト 可動域

可動域が大きいので、様々な体格に合わせられると思います。

3つ目はまくらのよこの部分の角度を変更できます。

このまくらに付いている2つ目の機能です。

特急大雪 オホーツク グリーン車 まくら 横の角度

使用方法はまくらの両側をそのまま、手前に曲げるだけでOKです。画像はほとんど直角まで曲げていますが、好きなところで止めることも可能です。

これも頭がずれ落ちないための機能です。

実はシートの頭の両端にある大きいでっぱりはシート自体が広すぎてしまいますし、この写真の左側にある読書灯がとがっていて、固いんですよね。

そのため、頭のずれ落ちを防止したい場合はこの機能を使う方をおすすめします。

4つ目は読書灯です。

先ほども少し触れましたが頭の右側、写真では左側にあるものが読書灯です。ライトの部分を指で動かすことで光の角度を変更できるそうです。

特急大雪 オホーツク グリーン車 読書灯

使用方法はリクライニングボタンの横にある読書灯ボタンを押すことで明かりがつきます。

特急大雪 オホーツク グリーン車 読書灯ボタン

正直僕は読書灯は使用したことはありませんし、読書灯が角ばっていていたいし、使うビジョンが見えないのですがやっぱりグリーン車のみにこのような設備があると「ワンランク上」っていう雰囲気がしますよね。

5つ目はフットレストです。

特急大雪 オホーツク グリーン車 フットレスト

フットレストは足を置く台なので、足を置きます。

カーペットと同じ生地が貼られている面は土足で足を置く面です。

特急大雪 オホーツク グリーン車 フットレスト 土足

わざわざ土足がある面を紹介するということは、、、素足を乗せる面もあるのです。

この土足を臆面をひっくり返します。

特急大雪 オホーツク グリーン車 フットレスト 裏面

そうすることで、シートと同じ生地が出現して、素足で置くことが可能です。

特急大雪 オホーツク グリーン車 フットレスト 素足

どこにも書いていませんが、フットレストに関してのぜひ知って頂きたい暗黙の了解のようなものがあります。

それが、フットレストの表面は土足、裏面は素足を置く場所ということです。

もし、他にもグリーン車に乗る予定がある場合は、土足と素足を置く面の見分け方を解説しているので、ぜひご覧ください!

▼素足と土足の見分け方▼

JRグリーン車のフットレストの使い方を画像で分かりやすく解説します!

また、このフットレストは上下に調節も可能です。

最初の時点ではフットレストは一番上の状態で上を向いていて、このままでは使えたものではありません。

フットレストの横に付いているペダルを押しながら、フットレスト自体を押し込むことで角度を変更できます。

特急大雪 オホーツク グリーン車 フットレスト 上下調節

土足で使用する際には自分の足に合う角度を見つけるしかありませんが、素足モードで使用する際には一番下にしておくのがおすすめです。

もしフットレストを使用せずに、そのまま足を延ばしたい場合は一番上に戻すとOKです。

6つ目はコンセントです。

特急大雪 オホーツク グリーン車 コンセント

コンセントはひじ掛けの前面にあります。この写真は2人掛けのほうなので2つコンセントが付いていますが、1人掛けのほうを選択すると1つです。

特急大雪 オホーツク グリーン車 コンセント 使い方

棒もスマホを頻繁に使用するのでコンセントがあるのはやはり嬉しいです。

しかし、特急大雪やオホーツクに使用されている車両は基本的に自由席や指定席でもコンセントが備え付けられていますので、コンセント目当てにグリーン車にする必要はありません。

7つ目はメインテーブルです。

特急大雪 オホーツク グリーン車 メインテーブル

展開方法は前の席の後ろ側にある一文字のパーツを90度回転させるだけで大丈夫です。

そして、これはグリーン車だけの機能なのですが、なんとテーブルが伸びるのです。

特急大雪 オホーツク グリーン車 テーブル 伸びる

グリーン車は前の席との間隔が広いので伸ばしていない状態だと遠いのですが、テーブル自体を延ばすことによって負担を減らせます。

8つ目はカップホルダーです。

特急大雪 オホーツク グリーン車 カップホルダー

カップホルダーはひじ掛けに付いています。

特急大雪 オホーツク グリーン車 カップホルダー 収納

使わない場合は収納できるので、邪魔になりません。

9つ目はチケットホルダーです。

特急大雪 オホーツク グリーン車 チケットホルダー

チケットホルダーはチケットをここに入れておくことで、寝ている際にも勝手に検札を行ってくれます。

とはいえ、現在は指定席やグリーン席を利用する際には検札がされないので、正直意味ないですね(笑)

以上がグリーン車の席の設備です。グリーン車の設備は様々な物が付いており、意外と付いている機能に気づかなかったりします。

これではもったいないので、是非とも皆さんも活用にしましょう!

ちなみに、グリーン車のテーブルの裏側にはシートの機能が紹介されているので、こちらを参考にすると良いでしょう。

特急大雪 オホーツク グリーン車 機能

ハイデッカーグリーンの眺望

特急大雪 オホーツク ハイデッカーグリーン 眺望
ハイデッカーグリーン車からの眺望

グリーン車は自由席や指定席と違って視点が高いのは紹介しましたが、正直あまり変わりません(笑)

「言われてみれば少し高いかな?」程度です。

しかし、視点が高いのは事実ですので、ここぞという部分で威力を発揮するかもしれません。

振動と音が若干減少

グリーン車は自由席と指定席と比べて振動と音が若干少しだけ小さいだけです。

「ガタンゴトン」という振動は線路の状態によって結構変わります。具体的には札幌や旭川の周辺は線路の状態が良くて「ガタンゴトン」という音がほとんどしないほど振動や音がかなり静かですが、都市間の山間部にある線路は状態が悪いのが結構派手に振動と音がなる傾向があります。

客層は?

客層はやっぱり良いですね。

身なりの良さそうなおじいさんが乗車してきたので、傾向的にはマナーが良い人が多いです。

後はそもそも車両当たりの人口密度が小さいのと、背もたれが高くて他の乗客が視界の中に入ってこないので、かなりリラックスできます。

以上でグリーン車の紹介は終了です。

 

網走監獄 監獄飯 ほっけ

網走監獄博物館で食べられる、網走刑務所で実際に出されているご飯(食べかけ)です。真ん中にある長いもは結構食べたので1つしかありません(笑)

実は網走監獄は現在使用されていませんが、その近くにある網走刑務所は現役です。その現役で使用されている網走刑務所で出ているご飯ということですね。

刑務所ご飯は主菜がほっけのものとサンマの物があります。僕が食べたのはほっけのほうですね。

味付けは全体的に質素で、普段から味の濃いものばかり食べている方は薄く感じるかもしれません。

そして、1つのお皿に1つの食材単体しかなく、カラーリングも地味目です。

ご飯は麦ごはんなので麦が嫌いな方はやめとくのが無難かなと思います。

しかし、ほっけはめちゃくちゃ脂がのっていておいしいものでした!今まで食べてきた中で一番おいしいほっけです。

全体的には質素でシンプルな構成で、決してまずくなく普通においしいと思いました。

皆さんも網走監獄に行く際にはぜひ刑務所メシを食べてみると良いでしょう。

ちなみに、実際にはみそ汁ではなくお茶が出るそうです。

 

 

自由席・指定席を紹介!

最初に断っておきますが、特急オホーツクと特急大雪の自由席や指定席は車両によってバラバラです。

そのため、同じ指定席でも3号車と2号車では席が違うということが起こりますし、席の豪華さも異なってきます。

今回は僕が座ったのは最もノーマルな席です。他に特急カムイのUシートに使用されている席もあるので参考程度にお願いします。

それでは自由席と指定席の紹介をしていきます!

1号車と3号車の半分は指定席、3号車のもう半分と4号車は自由席です。

自由席にはこのように号車の下に手で取り外しをタイプの自由席札が付けられています。

特急大雪 オホーツク 指定席 外観

ドアから入ってデッキ部分に行くのに段差があります。この車両が作られた時代はバリアフリーの考え方があまり浸透していなかったのが伝わってきますね。

特急大雪 オホーツク デッキ

自由席の客席はこのシンプルなドアの先にあります。それにしても随所にアナログのニオイがプンプンしますね。

特急大雪 オホーツク 自由席 

これが自由席の室内です。自由席や指定席の室内もリニューアルされていてきれいにされています。

特急大雪 オホーツク 指定席 自由席 座席

これが今回僕が座る自由席で、すごくシンプルな形状をしています。(車両によっては指定席でもuシートに使用されているものと一緒で豪華な物もあります)

特急大雪 オホーツク 指定席 自由席 

座り心地は座面と背もたれともにもちもちしています。ふかふかではありません。もちもちです。

特急大雪 オホーツク 指定席 自由席 座り心地

背もたれは後頭部までで、完全に背もたれに体重を預けると頭が上を向いてしまいます。ただし、頭の横にずれ落ちないようにするための突起が付いており、この突起が頭のでこにぴったりフィットします。やっぱり自分の体とぴったりフィットするのは気持ち良いですね。

足元はグリーン車と比較すると当然狭いのですが、前の席の下が空洞になっていて普通に延ばせるので足元のスペースの狭さは対策されています。

特急大雪 オホーツク 指定席 自由席 足元

十分に延ばせたので不満はありません。

そして、シートの横幅は一般的な4列シートの広さです。

特急大雪 オホーツク 指定席 自由席 横幅

写真を見る限り横幅ぎりぎりですが、太ももに窮屈さはありません。

次は自由席・指定席の機能を解説していきます。(機能は異なる場合あり)

1つ目はリクライニングです。

特急大雪 オホーツク 指定席 自由席 リクライニング

グリーン車の紹介と同じように、手前側が最大まで倒した状態で、奥側が初期状態です。

さすがにグリーン車と比較してしまうと微妙に見えますが、自由席や指定席と見れば十分に倒れており、後ろの席に他の客がいる場合は遠慮してしまうぐらいは倒れてくれます。

2つ目は中央のひじ掛けです。

特急大雪 オホーツク 指定席 自由席 ひじ掛け

中央のひじ掛けは出し入れが可能で、最初の状態では収納されていますが僕は隣に人がいない場合でもひじ掛けを出しておくことをおすすめします。

理由はリクライニングをした際に壁と隣の席の側面に肩が挟まれた際に窮屈だったのが、この真ん中のひじ掛けを出すことによってスペースが生まれて窮屈感が緩和するからです。女性の方は特に意識しないと思いませんが、肩を鍛えていると自由席は結構窮屈に感じる場合が多いので、肩幅男子の方は是非ひじ掛けをおろして利用してみて下さい。

3つ目はコンセントです。

特急大雪 オホーツク 指定席 自由席 コンセント

こんな古い車両の自由席のくせにコンセントがあるのは驚きです!壁側に2つの差込口があるので、1座席1つずつです。

しかし、隣の席はほとんど人が来ないので実質1人2つ使えちゃえます。

4つ目はテーブルです。

特急大雪 オホーツク 指定席 自由席 テーブル

特急オホーツクや大雪は乗車時間が普通に3時間とか行くので、駅弁を食べる機会も多くなります。

テーブルは一般的なものが付いているので、通常使用には問題ないでしょう。

以上で自由席・指定席の紹介は終了です。しかし、同じ自由席・指定席でも席の仕様がばらばらなので必ずこの設備だとは限りません。

車内設備を紹介!

最後に車内に備え付けられている設備を紹介します。

車内の設備がどこにあるのかはJR北海道の公式ホームページに掲載されていますので、詳しく場所を知りたい方はJR北海道のサイトをご覧ください。

前面展望

特急大雪 オホーツク 前面展望

国鉄が分裂してJR北海道になってから開発された特急列車は全て前面展望がありませんが、国鉄時代に開発されたこの特急だけ前面展望や後方展望が楽しめます。

片方は自由席、もう片方は指定席ですが、どちらを選んでも道軽駅で進行方向が変化しますので全線乗り通す場合はどちらを選んでも進行方向の展望が楽しめます。指定席は運行日の1か月前の10時から予約が開始されるので、あらかじめ予定が決まっている方は指定席を、当日飛び込みで乗る場合は自由席の4号車の一番前の席を狙うと良いでしょう。

荷物スペース

特急大雪 オホーツク 荷物スペース

1号車と3号車には荷物置き場があります。すべての号車に無いのは残念ですが、北海道旅行者でスーツケースを利用する方は是非ここに置かれてはいかがでしょうか。

男女兼用トイレ

特急大雪 オホーツク 男女兼用トイレ

特急大雪やオホーツクは長時間走るので、もちろんトイレも設置されています。

場所は2号車と3号車に1つずつあります。

洋式便器の真ん前にヒーターがあって部屋は暖かいですが、便座自体は冷たいので最初は少し気合を入れてから座る必要があります(笑)

そして、多目的トイレはありません。ここも時代を感じます。

洗面器

特急大雪 オホーツク 洗面器

男女兼用トイレの廊下を挟んで向かい側に置かれている洗面器です。

洗面器の左奥に石鹸を置く場所が作られているのが時代をかんじます。今では置かれていませんが、壁にハンドソープは設置されています。

以上で設備の紹介は終了です。

 

 

まとめ

特急大雪と俺

今回は特急大雪・オホーツクのグリーン車と自由席・指定席を乗り比べてみましたが、車体の至る所に国鉄時代に作られたという名残が見てわかりました。

内装は綺麗になっていますが、自由席や指定席がバラバラでリニューアルを繰り返しているからこそ、チグハグな状態になっている部分もあったと感じました。

特急大雪は旭川まで3時間以上、オホーツクは札幌まで5時間を超える時間座っている必要があるので、若い僕でも結構疲れてきます。腰に自信がなくてプラス5000円ほどの出費が大丈夫な方は体への負担が少ないグリーン車を利用してみてはいかがでしょうか?

当サイトでは他にもJR北海道のグリーン車と指定席を紹介していますので、ぜひご覧ください。

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