JR西日本の稼ぎ頭の特急というと、何を思い浮かべますか?(サムネで分かると思うけど)
そう!特急サンダーバードです。
京阪エリアと金沢を結ぶ特急で、ビジネスで多く利用されている印象があります。
事実、今回乗った時もビジネス客が多く、車内にキーボードの音が響いてました笑
しかし、コロナ前に乗った時は自由席も殆ど全て埋まっていたのに加えて、今のように減便されていなかったので、その状況に比べると減っていると感じました。
現在特急サンダーバードに使われている車両は683系と681系です。
今回はそのうちの683系に乗車しました。
普段は列車と自分でツーショットを撮りますが、始発駅以外での乗車だと時間が足りなかったり、人が多すぎて取れないんですよねぇ
そんなグチは置いておいて、早速紹介します!
旅のしおり
特急サンダーバードのグリーン車
サンダーバードは基本的に12両編成なので、グリーン車がある1号車にたどり着くまでが遠いです(笑)
まずは車両自体の紹介からです。
場所は1号車で、扉にはグリーン車のエンブレムである四葉のクローバーが描かれています。
ワクワクしますね!
扉が開き中に入れるようになりました。
ぱっと見はブラウンの木目調が目を引き、高級感が凄いです(語彙力)
グリーン車以外の他のデッキはベージュ系の色をしていてカジュアルな雰囲気なので、客質以外の入り口から高級感があるのは驚きました!
もちろんデッキ部分だけでなく、室内もブラウンで統一されていて、エレガントでワンランク上である雰囲気が伝わってきました。
また、シートは1列+2列の合計3列で、広々とした座り心地が期待できますね!
ちなみに、僕は基本的にグリーン車に乗る時は2列の方を選びます。
なぜなら、隣にひとが乗ってきたことは今までなく、実質2席利用できるからです!
あ、もちろん人が来る可能性もあるので、絶対では無いですよ。人が来たらちゃんと片づけましょうね~
いかにも「グリーン車です!」という自己主張が強い椅子です!
カラーはグリーン室の色のテーマカラーに寄せてありブラウンの椅子に、赤色のまくらカバーです。
個人的な話になりますが、エレガントで落ち着いているこの色が好きなんですよねぇ~
古い車両だと他の色のシートもありますが、グレーぽかったりするとエレガントさが少し欠けて感じちゃいます、、、
まあ、個人の趣味嗜好はおいておいて、座りましょっか!
座ってみた第一印象は、「ふぉぉぉぉぉぉ↑↑↑!こんな椅子に座れるなんて俺って偉いんじゃね?」と錯覚するような質感です。
全体的に丁度良い反発で、体を柔らかく保持されているような感覚です。
もちろんシートの横幅が広く、股を堂々と広げても大丈夫です(笑)
また、前の席との間隔も十分広いですが、後述するフットレストを使用しない場合はフットレストが邪魔で足を延ばしきれないでしょう。
まくらはスカスカとまではいかずにふかふかですが、反発が抜けているのか頭を預けるとすぐに背もたれの固い部分に到達します。これは少し残念でした。
しかし、もちろん良いポイントもあります!
それは、まくらの横に突起があることです。
上の写真で背もたれが、僕の頭の両サイドに頭を囲うようになっています。これは、もたれかかった時に、頭がずれ落ちないようにしてあるものです。これがあると、寝たときに安心してもたれられますよ!
次はリクライニングです!
リクライニングは肘置きの側面にある黒いボタンを押すと調節できます。これはおなじみの調節方法ですね。
リクライニングの角度は見ての通り、メチャクチャ倒れます。最大まで倒すと座っているというよりか、寝転んでいると言った方がしっくりきますね。
ただ、後ろの人がいる場合は、「倒しますよ」と一声かけたほうが良いかもしれません。
また、スマホを見るときはリクライニング最大の状態だと、スマホを持つ手がきついのでスマホを見るときはちょいと起こした方が良いです。そこらへんは各自でベストポジションを見つけましょ
ちなみにですが最後に下車するときにリクライニングを戻しますが、調節がすげぇ渋くてリクライニングを戻すときに少し自分で力を加えないと戻りませんでした(笑)
次はフットレストの紹介に行きましょう。
フットレストはその名の通り、足を置く場所ですね。特にグリーン車のフットレストは裏返すと靴を脱いで使用できる面もあるので、これが本当に楽です。
上の写真は表面なので、靴を履いたまま使用する面です。
これをぐるりと裏返すと、、、、
このように、反対の面にも布が付いているので、そこへ足を置きます。
靴を脱いでおけるのは快適ですが、この車両の弱点を見つけました。
基本的にJRのグリーン車のフットレストはフットレストを裏返しても、フットレストの位置は変わらずに足を延ばせますが、特急サンダーバードの物は裏返すと少し手前に移動してしまって足を延ばせる距離が短くなるのがちょっと惜しいですね、、、
上が靴で素足は下です。黄色の枠線が靴ありの位置で、黄色の点線が素足の場所です。こんな感じで手前によって来ます。小さい差に見えますが、意外と違和感を感じます。
まあ、フットレストを支えている金属の部分に乗せれば問題無いんですけどね。
椅子自体の紹介はこれで終わりです。
最終的な感想としては、座り心地はグリーン車としては普通ですが、色使いがめちゃくちゃ良いおかげですごいプレミアムに感じました。
また、最近グリーン車に乗っていて感じるのですが、グリーン車の特権は普通車ではありえない座り方をしていても怒られないことです。
例えば、靴を脱いで使えるフットレストがある場合は、靴を脱いで片方の足を膝を立てながら座面の上において、右半身だけ三角座りをしているような、言葉で聞いただけでは訳が分からない姿勢も取れます。簡単に言えば、靴が脱げるので開放的過ぎる格好を、隣に人が来るのがほとんどないので堂々とできるのが良いですねぇ!
次は椅子についている機能を紹介していきますよ!
まずは、机です。机は肘置きの中に隠れているので、自分で取り出す必要があります。
肘置きがパカッと開きます。
折りたたまれている机を広げると完成です!
実は、これだけでなくドリンクホルダーもあります。
反対側のひじ掛けを開けて―ー
中の物を取り出して開けます!
これは駅弁を広げるときに便利ですよね。大阪方面から金沢に行くには3時間ほどかかるので、お弁当を食べる機会も多いでしょう。
2つ目の機能はコンセントがあることです。
これは地味に便利ですよね。1席に1つあって、充電したい時にあると無いとは大違いです。パソコン用とありますが、おそらくスマホの充電にも使えるでしょう。
3つ目の機能は読書灯です。
今回は特に使用しませんでしたが、暗くなる時間だと便利なんじゃないですか?知らんけど。
使用方法は明るく光っている横の小さい黒いボタンを押すだけです。
最後は前面ポケットです。
何かを入れておくとと良いですね。ただ、グリーン車の特徴である前の席との間が広いことが災いして使いにくいです。
というか、何かが入っていますね。
サンダーバードのグリーン車の特典の案内用紙でした。グリーン車に乗車するとクーポンがもらえてお得になるらしいですよ。正直どうでも良いけど(笑)
てな感じで、座席の設備はこのような感じでした。個人的にはコンセントが1座席に1つあるのは良いと思いました。これで助かる人もいるでしょう。
グリーン車のそのほかの特権
座席に関することでは無いですが、その他の特権を紹介します。
1つ目は静寂性と振動カットです。
グリーン車は特別に自由席や指定席の車両と比べて静かで不快な振動が少ないことです。
これはリラックスするうえでは大切で、電車に乗っているという感覚がではなく、普通に座っている感覚になれます。
しかし、作業をしたい方は逆に静かすぎて、キーボードの音が響いてしまって、他の人の迷惑を考えたときに作業をしにくいです。なので、ガッツリ作業をしたい人は自由席や指定席を選ぶと良いですよ。
2つ目は客層が良く、そもそも人が少ないことです。
客層が良いと車内で騒ぎ立てる人が少ない傾向があり、今までグリーン車に乗ってうるさいと感じたことはほとんど(絶対ではない)無いです。
また、視覚の範囲に誰もいないケースもあるので、プライベートな空間にいる感覚になります。
とにかく、グリーン車はリラックスできて、移動の疲れを最小限にしたい人におすすめです。
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自由席・指定席
指定席と自由席は基本的に指定されているかの違いなので、自由席と一緒に紹介しますね!
すいません、、、客室を取り忘れましたが、一般的な自由席とあまり変わらずに、2列+2列の合計4列のシートです。
座席は上の画像のように、一般的な特急椅子です。
座ってみた感覚は、最近の特急列車らしく足をのびのびと延ばせるようになっています。
座ってみた感覚はちょっと窮屈ですね。
なんか前までは、普通に利用できたのですが、最近記事を書くのにグリーン車に乗りまくっている+筋トレで肩幅が広くなったので、まじで窮屈に感じてしまいます。
英検の受験場所を間違えて、受けに行くために初めて特急の自由席に乗って、めっちゃ感動したあの頃の自分はどうしてしまったのだろうか、、、
そんな過去の話は置いておきましょう。
窮屈ですが、座り心地は普通に良くて、背もたれは頭頂部までありますよ。
過去に一回京都から金沢まで自由席で乗り通したことがありましたが、片道2時間30分ほどを疲れずに移動できた記憶があります。
次はこのシートはリクライニングできます。やり方は簡単でひじ掛けの横についてあるボタンを押しながら背もたれに力を掛けて倒します。
リクライニングは最大まで倒すと20度くらいかな?ちょっと自信が無いけど
基本的にリクライニングはいっつも倒しているくらいには好きですし、リクライニングしない方が直角過ぎてきついと思います。
しかし、最大まで倒す場合は後ろの人に迷惑が掛かる可能性があるので、迷惑が掛からない範囲にとどめるか、後ろの人に確認すると良いのではないでしょうか。
席の紹介はこれくらいにしておき、次は席についている機能を見ていきましょうか!
1つ目はテーブルです。
特急の一般的なスタンダードなテーブルですね。
グリーン車のテーブル比べてテーブルの奥行きがあるので、ノートパソコンを置きやすいです。
実際に作業していた方もいましたよ!
2つ目の設備はミニテーブルです。
ミニテーブルは飲料とかスマホを置くのに役に立ちます。
小物を置くぐらいなら、テーブルよりもこっちのミニテーブルのほうが使いやすいです。
リクライニングを使っていた時には、体を起こしてくる必要はないので楽です。
これは、ミニテーブルとテーブルは両方とも出しながら使用できるので、作業するときの補助として使えそうですね。
自由席と指定席の紹介は以上です。
こちらにはパソコンを充電できるコンセントはありませんが、作業をしたい場合はこちらを選んだ方が良いと思います。
何故ならグリーン車は静かすぎて気を使ってしまうからです。反対にこちらは電車の走行音がうるさいので、少々響きますが気を使うほどではありません。
実際、自由席はキーボードのパチパチ音が聞こえてきましたし、僕自身気になりませんでした。
ちなみに、上の画像でちょくちょく出てきたキーボードはワイヤレスのキーボードをスマホに接続して作業していました。
そのため、よっぽど充電に困っているとき以外は自由席で良いのかなという印象があります。
乗車率に関してもコロナ前に乗った際はパンパンでしたが、便数が減らされているにも関わらず、今回乗った時は席の空きが結構ありました。
最後に総評ですが、椅子自体の座り心地は普通で、自由席はグリーン車よりもうるさいですが、だからこそ仕事の作業をしやすいと思います。
その他の設備
特急サンダーバードは特急なので、様々な需要にこたえられるように、豊富な設備があります。
1つ目はトイレです。無いと困りますよね。大阪から金沢まで大体3時間くらいかかるのにトイレが無かったら、車内が大洪水になると思うんです。
トイレは男性用のトイレだけでなく、男女共用のトイレもあります。
トイレは車内にたくさんあり、車両のどちらかの扉から出ると必ずトイレがあったと思います。
これは、多目的室です。
実は多目的室って入ったことなくて、何をするところかいまいちわかってないんですよね。
洗面器はトイレの近くに置いてあります。トイレではないけど手を洗いたいという場合は便利だと思います。
これらの水回りの他にも通話ルームがあります。
人がいないので入ってみました^^
電話用です。
へぇ~!特急サンダーバードはビジネス客が多いから電話ルームまであるんだ!と言いたいところですか、前は喫煙室なんじゃないかという疑惑があります。
ただ、たばこの臭いはしなかったので、少なくとも最近はタバコを吸った人はいないようですね。
今回紹介するのはこれくらいですが、一部の車両は自動販売機があるそうなので、喉が渇いた方は車掌さんに聞いてみると良いですね。
まとめ
今回は特急サンダーバードのグリーン車と普通車に乗車したので、画像をたっぷりで紹介しました!
所々写真を撮り忘れてましたが(汗)サンダーバードのグリーン車のことは良く分かったのではないかと思います。
皆さんがグリーン車と自由席を選ぶ際の基準になれば良いなと思いました!