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特急ひだで飛騨高山、富山へ!グリーン車と自由席・指定席を乗り比べたので車内を解説【写真大量】

特急ひだ グリーン車 自由席・指定席 乗り比べ

特急ひだは名古屋から岐阜、下呂温泉、高山、富山と岐阜県の有名な観光地を結ぶ特急です。

そして、中には「下呂温泉や高山を観光する際に少し贅沢をしてグリーン車を使ってみたいけどどうなんだろう?」と検討されている方もいらっしゃるともいます。

しかし、グリーン車は追加料金が必要で「事前にどんな設備があるのか知って起きたい!」というのが人間です。

そこで、今回は特急ひだのグリーン車と指定席・自由席の乗り比べをしてきたので、写真をたくさん使って車内の紹介していきます。

この記事がグリーン車を利用しようか迷っている方の参考になれば幸いです。

 

 

特急ひだとは?

特急ひだ 車両

最初に特急ひだの基本的な情報を紹介します。

特急ひだの運行区間とは?

特急ひだは実は少しややこしい特急です。

基本的には名古屋から下呂温泉を経由して終着駅が高山、便によっては飛騨古川、富山まで結びます。

特急ひだ 路線図 名古屋発

しかし、特急ひだには一往復だけ大阪発高山着の便があるのです。

大阪発高山着の便は特急ひだ25号、高山発大阪着の便は特急ひだ36号が運行されています。

特急ひだ 大阪 路線図

この大阪発、大阪着の特急は岐阜駅で名古屋から来た別の特急ひだと連結したり、切り離したりします。

特急ひだ 岐阜駅 連結

そのため、高山方面から来る特急ひだの半分は大阪行き、もう半分は名古屋行の方向幕になっています。

特急ひだ 方向幕

面白いですね。

ただ、恐ろしいのが名古屋に行きたいと思っていたら間違えて大阪方面にいく便に乗ってしまって気づいたら京都ぐらいまで来ていた、、、なんてことになる可能性があります(笑)

指定席なら最初に行き先を選ぶので大丈夫ですが、自由席の場合は自分が乗車している車両が本当に名古屋方面、大阪方面なのか確認しておきましょう。岐阜駅で「○○号車は名古屋行」という風にアナウンスされているので、耳を澄ましておきましょう。

運行間隔は?

大阪方面に行く際には一日に1往復なのですが、メインの名古屋発着の便は午前中は1時間に1本、午後は2時間に1本ペースで運行されています。

名古屋発~高山着の特急は4往復、飛騨古川着が1本、富山まで行くのは4本です。

富山まで行く便は14時代の便が最終なので、富山まで行く方は時刻をきちんと確認しておく必要があります。

使用されている車両は?

特急ひだ 車両
再掲

現在特急ひだに使用されている車両はキハ85系というディーゼル車両です。

この車両の特徴はなんといっても飛騨山脈の景色を楽しめる展望で、窓がめちゃくちゃく大きく、一号車の最前列では前面展望が楽しめるのが特徴です。

▼特急ひだ(非貫通型)の前面展望▼

特急ひだ 前面展望

▼特急ひだの窓ガラスは1枚がとても大きい▼

特急ひだ 窓ガラス

加えて、少し高い視点から景色を楽しめるようにに、椅子が少し高くなっています。

特急ひだ シート 段さ

その特徴から現在は名称から外れてしまいましたが、少し前までは"ワイドビュー"ひだと呼ばれていました。

ちなみに"ワイドビュー"という名称が外されたのは2022年に新型ハイブリット特急が導入されるのですが、その新型特急は前面展望が出来ないデザインになっているからです。

また、興味が無い方にとってはどうでも良いかもしれませんが、特急ひだは先頭車両が2種類あります。

1つ目は先ほどから写真で紹介しているこのタイプです。

2つ目は連結する際に使用するタイプです。

特急ひだ 先頭車両 非貫通

微妙に違いますね。連結した際に通路が出来上がるようにしているので、形状が異なります。

そのため、この先頭車両の場合は最前列を陣取っていても、少し前面展望が見えにくいです。

ただし、自由席なので空いていれば気軽に利用できるのがメリットですね。

特急ひだのグリーン車を紹介!

それでは特急ひだのグリーン車から紹介していきます。

特急ひだ グリーン車 外観

グリーン車がある車両には緑のクローバーが書かれています。

特急ひだのグリーン車には丸々一両がグリーン車で前面展望が楽しめるタイプと中間車両で半分がグリーン車で半分が指定席のタイプがあります。

今回乗車したのは1両のすべてがグリーン車で前面展望が楽しめるタイプでしたが、半分がグリーン車であるタイプでも設備はそこまで変わらないと思います。

また、同じ編成の中に半室グリーン車が2号車に、全部がグリーン車の車両が10号車に2つ連結されている場合がありますが、前面展望を楽しみたい場合は10号車を選ぶと良いでしょう。

それでは内装を紹介していきます。

この扉の先にグリーン車があります。

特急ひだ グリーン車 デッキ

普段の車両ならグリーン車の扉なら真ん中に、グリーン車のクローバーマークが描かれていますが、この車両はありません。

その代わりに、扉の左上に小さくグリーン車マークがあります。視界の外にこんな小さいマークがあっても気づけませんね。僕も最初は気づきませんでした(笑)

グリーン車の内装は片側が1列で、もう片側が2列の合計3列です。自由席や指定席は4列なので、その分座席の横幅が大きくなっています。

特急ひだ グリーン車 内装

室内はグリーン車の中ではシンプルな配色です。写真では見えにくいですが、グレー色ではなく、シートは若干紫がかっています。

JR西日本やJR北海道のグリーン車はもっと高級感が感じられる内装ですが、JR東海シートが違うだけでプレミアム感はあまりないですね(笑)

また、通路よりもシートの位置が高くなっているのも特徴ですね。

余談なんですが、特急ひだのグリーン車は3列でしたが、同じくJR東海の特急しなのはグリーン車でも4列でした。

▼特急しなののグリーン車▼

特急しなの グリーン車 車内

特急しなので長野へ!グリーン車と指定席・自由席を乗り比べたので違いを紹介します!画像大量!

最初に特急しなのに乗車したので、これがJR東海のスタンダードだと思っていました。時期的には特急ひだのほうが最初に作られたのになぜ特急しなのでは改悪されたんでしょうかね。

それでは座席の紹介をしていきましょう。

特急ひだ グリーン車 シート

色が地味なので自由席と比べて派手な印象はありませんが、背もたれや横幅が大きくなっているおかげで「見た目より実用性を重視しました」という雰囲気が漂っています。

実際に座ってみた感想としては、背もたれが大きく体を包み込んでくれるような感覚がありますね。

特急ひだ グリーン車 座り心地

自由席ではシートが平面的なので、体が包まれているような感覚になるのはグリーン車特有ですね。

そして、この特急の驚くべきところは足元が今まで乗ってきたグリーン車の中でもトップクラスに広いことです。

この写真は身長が170cm丁度くらいで日本人の平均的な身長である僕が足を自然に伸ばした状態です。

特急ひだ グリーン車 座り心地 足元

もう余裕で足を延ばせますよね。身長180cmまでくらいなら余裕ですね。

そして、もちろんシートの横幅も広くなっています。

特急ひだ グリーン車 座り心地 横幅

やっぱり3列になった分横幅が大きくなっており、自由席ではぴったりぐらいだった横幅が太ももの両端に数センチほどの空きが生まれています。

この数センチの余裕のおかげで窮屈感も無く、快適性が大きく向上します。

それでは次にシートの機能を紹介していきましょう!

1つ目はリクライニングです。

特急ひだのリクライニングは圧倒的です。

特急ひだ グリーン車 座り心地 リクライニング

手前がリクライニングを最大にした状態、奥側が最初の状態です。

やっぱりグリーン車は圧倒的に倒れるリクライニングがあってこそ輝きます。

皆さんも後ろの人に迷惑が掛からなければ、一度最大まで倒してみてこのリクライニングを楽しみましょう!

2つ目はフットレストです。

フットレストは足首を自然な角度にできる装備で、使用しない場合は収納されています。

特急ひだ グリーン車 座り心地 フットレスト

使用する際にはフットレストを足で下げるだけで使用できるようになります。

特急ひだ グリーン車 フットレスト 使い方

これで利用できるようになりました。

特急ひだ グリーン車 フットレスト

後は足を置くだけです。

ちなみに、僕がグリーン車の装備の中で最も好きなのですが、特急ひだのフットレストは少し使いにくい部分があります。

それは、、、足が届かないんですよね(笑)

最初のほうに特急ひだのグリーン車はグリーン車の中でも最大級に席の間隔が広いと紹介しましたが、席の間隔が広いおかげで前の席に装着されているフットレストも遠くなってしまって、届かないんです。なんか足を延ばすために前の席との間隔が広くなっているのに、そのおかげでフットレストが使いにくいという何とも言えない結果になってしまっています。

ただし、それが少しマシになる機能もあるのです。

フットレストを裏返すことによって素足で足を置けるようになるのですが、その機能を使用すると足を置く面が少し手前に移動します。

利用方法は簡単で、靴を脱いでから足を置く面を裏返すだけです。

特急ひだ グリーン車 フットレスト 素足

これで、素足で足を置くことが可能になり、少し手前に移動してきます。

特急ひだ グリーン車 素足 展開

これで少しマシになります。とはいえ、まだ遠いのは変わりません。実はこの上の写真は無理して足を延ばしています(笑)

利用できるかどうかは皆さんの足の長さにかかっています。フットレスト自体は快適に利用できる装備なので、利用できる場合は是非とも活用してみて下さい。

3つ目はテーブルです。

特急ひだ グリーン車 テーブル

特急車両には移動中の飲食が想定されているので、テーブルが備え付けられています。

大きさは少し小さい気がしますが駅弁を食べたり、ノートパソコンを食べたりするは可能です。

ただし、、、テーブルもリクライニングを最大にしている状態だと、手が届きません(笑)

シートの間隔を広げすぎた弊害がここでも出てきます。

これは、リクライニングを最大にして、テーブルの上に置いたパンを取ろうとしている写真ですが、パンはおろかテーブルでさえも手が届きません(笑)

特急ひだ グリーン車 テーブル 食事

そのため、テーブルを利用する際には、リクライニングの角度を戻すか、体を持ち上げる必要があります。

しかし、中には面倒な方もいると思います。そんな時に役立つのが4つ目のサイドテーブルです。

特急ひだ グリーン車 サイドテーブル

駅弁を食べるのはさすがに厳しいでしょうが、ペットボトルやスマホなどを置く際には便利です。

普段はひじ掛けに隠れているので、使わない場合は邪魔になりません。

特急ひだ グリーン車 サイドテーブル 収納

このひじ掛けをパカッと開いたら、中に収納されています。

特急ひだ グリーン車 サイドテーブル 収納場所

後はこれをつまみ出すだけです。

5つ目は読書灯です。

恐らくほとんどの方が利用しないと思いますが、シートの上に読書灯が設置されています。

特急ひだ グリーン車 読書灯

スイッチをONにすることで光りますが、正直言って使いどころが無いです。

グリーン車ではありがちな装備ですが、一度も使ったことがありません。

以上が特急ひだのグリーン車の設備でした。

特急ひだはJR東海が初めてつくった特急電車なので、最新の電車のようにコンセントが無いなど比較的シンプルな設備でした。

また、前の席との間隔が今までのってきな中では最大クラスの広さですが、逆にその広すぎるスペースが逆に不便になっている部分もありましたね。

広いのは良いですが、何事もほどほどが良いというのが身に染みて教えてくれるグリーン車でした。

ここまで文句ばっかり言っているような気がしますが、座り心地は普通に良いです。特にリクライニングは文句なしに倒れますし、足も背が高い人でも余裕で伸ばせられるのが良い点ですし、自由席や指定席と比較しても圧倒的に快適です。

グリーン車はグリーン料金を支払う必要がありますが、その価値はあると思います。

防音性や振動は意外と変化なし

グリーン車は自由席や指定席と比べたら防音性能や伝わってくる振動が軽減されている車両が多いですが、特急ひだは特に違いは感じませんでした。

ただし、グリーン車の防音性能が低いのではなく、自由席や指定席とグリーン車の両方が同じくらい防音性能が高めてあるということです。

また、特急ひだがディーゼル特急ということもあり、気になるレベルではありませんがエンジン音が貫通してきます(でもそれが良い)ので、防音は期待しない方が良いでしょう。

乗車率は意外と高め

特急ひだは下呂温泉や高山、富山などの岐阜の重要な場所を結んでいるので、意外とグリーン車でも乗車率が高い傾向があります。

僕が乗車したのは平日の昼ぐらいでしたが、年配の定年を超えて当たりの年代の方々が多いように感じました。

これが休日になると乗車率はさらにあがることが予想されますので、予定が早めに決まっている方は早めに予約をしておくと良いでしょう。

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特急ひだの自由席・指定席を紹介!

※シートにはいくつか種類や色違いがありますので、必ずしも紹介したシートが来ると言う訳ではありません。あくまで参考程度にしておいてください。

次に自由席や指定席です。

自由席や指定席の内装もグリーン車と雰囲気はあまり変わりませんし、通路よりもシートの位置が高いハイデッカー構造も変わっていません。

特急ひだ 自由席・指定席 内装

変化しているのはシートと、床に絨毯が敷かれていないということですね。

特急ひだ 自由席・指定席

このシートは色が同じなのでグリーン車のシートと雰囲気は似ていますが、真ん中の手すりが無かったり、背もたれも平面的です。

座り心地はおしりの部分は深く沈み込むけど、同時に弾力も感じる不思議な感覚のシートです。なんかムチムチしてます(笑)

特急ひだ 自由席・指定席 座り心地

足元は自由席・指定席の平均ぐらいの広さですが、前の席の下側が空洞になっているので、一般的な足の長さの方は普通に足は延ばせます。

特急ひだ 自由席・指定席 足元

横幅は4列ですが、僕の太ももの横に1センチぐらいの余裕があり、体感的には丁度ぴったりぐらいです。

それでは自由席・指定席に付いている席の機能を紹介していきます。

1つ目はリクライニングです。

リクライニングはひじ掛けに付いているレバーを引きながら、背もたれに体重をかけることで使用できます。

特急ひだ 自由席・指定席 リクライニング

手前側が最大まで倒した状態で、奥側が最初の状態です。

グリーン車の驚異のリクライニングを見た後では少し物足りなく感じてしまいますが、自由席・指定席としたら平均レベルで、普通に移動する分には十分な角度です。グリーン車が倒れすぎているだけです。

2つ目は簡易型のフットレストです。

実は特急ひだには自由席・指定席でも簡易的なフットレストが装着されています。

使用方法は足をフットレストにかけて下げるだけです。

特急ひだ 自由席・指定席 フットレスト 使い方

下げてきたら後は足をのせるのみです。

特急ひだ 自由席・指定席 使用例

しかし、この簡易タイプのフットレストはグリーン車のように素足で利用できませんし、前の席との間隔が近いので絶妙に使いにくいんですよね。

実際に周りの人も使っている方はほとんどいません。ただし、体形や体格によってはフィットする方もいると思うので、最初に試してみてしっくり来たら利用すると良いでしょう。

3つ目はテーブルです。

特急ひだ 自由席・指定席 テーブル

自由席・指定席はテーブルは椅子の後ろについてるもの1個だけです。

しかし、グリーン車のようにテーブルが遠くて手が届かないということは無いです。

以上で指定席・自由席の紹介は終了です。

ちなみにですが、他の種類のシートにはこんな柄もあります。

特急ひだ 自由席・指定席 シート 違う柄

こっちの方がカラフルですね。

特急ひだの設備を紹介

最後に特急ひだ号にある設備を紹介します。

1つ目は荷物スペースです。

特急ひだ 荷物置き場

特急ひだは観光地を向かうので、スーツケースを利用する方もいらっしゃるでしょう。

そのような場合は、列車の客室とデッキ部分を隔てているドアの近くにある荷物スペースを利用すると良いでしょう。

ただし、ロックなどはできないので、貴重品などは自分で持っておくようにしましょう。

2つ目は自動販売機です。

特急ひだ 自動販売機

ラインナップは水、お茶、コーラー、缶コーヒーといったベーシックなものです。

しかし、万が一喉が渇いても車内で購入できるのはありがたいですね。食べ物は売っていないので、乗車前に売店で購入しましょう。

3つ目はお手洗いです。

特急ひだ お手洗い

もちろんお手洗いは編成に1カ所ではなく、何カ所かありますので1カ所誰かが利用していても、他の車両のお手洗いを探してみると空いている可能性は高いです。

4つ目は洗面器です。

特急ひだ 洗面器

特急ひだの洗面器はやけに豪華な物がお手洗いの近くに設置されています。基本的には鏡が1枚の物が多いですが、3面鏡になっているのでカーテンを閉めてお化粧なんかもできそうです。

以上が特急ひだの設備でした。

 

 

まとめ

特急ひだ 俺 ツーショット

今回は特急ひだのグリーン車と自由席・指定席の乗り比べをしました。

グリーン車は十分快適でしたし、快適なシートに座りながら雄大な景色を見るのは面白いです。もちろん自由席や指定席でも同じような景色は見られますが、同じ景色でも自分の気持ちの持ち用で感じ方が変わってくるものもあります。

特に、前面展望はカーブの際に車体の傾きが視覚的にも楽しめるので、もし前面展望の席がまだ空いている場合は是非とも狙ってみても良いのではないでしょうか?

また、同じJR東海の特急しなのは少し微妙だった部分もあり、「どうせJR東海はグリーン車の設備はしょぼいんだろなー」と思っていたので、他社のグリーン並みであったことに逆に驚きました(笑)

ということで、この記事が皆さんの役に立っていれば幸いです。

当サイトでは関西圏、四国、北海道、東海の特急車両のグリーン車と自由席・指定席を乗り比べをしています。

気になる方は是非ご覧ください。

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