黒豆知識

近鉄特急とJRグリーン車のフットレストの使い方を画像で分かりやすく解説します!

※2021年7月追記

この記事を書いた当時に比べて、様々なグリーン車と自由席を乗り比べてきたので、追記します。

皆さんは電車に乗った際にフットレストってあまり見ないですよね。

それもそのはず、フットレストは基本的に特急列車のグリーン車に設置されているからです。しかし、たまに自由席や指定席でも設置されている場合があります。

特急ひのとり レギュラーシート フットレスト 使い方
これは特急ひのとりのフットレストです。

今回は近鉄とJR特急に付いているフットレストの使用方法を画像で紹介します!

フットレストの使い方

最初にフットレストの使用方法を紹介します!

注意点としてJRのフットレストと近鉄特急のフットレストの使用方法が違います。

ただし、どちらも共通の注意点として、守ってほしいことがあります。

それは、フットレストの表面と裏面で、靴を履いたまま利用する面と、靴を脱いで素足で使用する面が違うことです。

基本的には、表面はこのように布じゃない材質が使用されています。

特急しらさぎ グリーン車 足を伸ばした
後で紹介する特急しらさぎのグリーン車

これは、特急しらさぎのグリーン車なのですが、足元にフットレストがあります。

これを見てもらったらわかりますが、表面がグレーの色をしていて布では無いですよね。

この面は土足で足を乗せる面です。

そして、このフットレストを反対に向けると、布の面が出てきます。

特急しらさぎ グリーン車 フットレスト 素足

足元のフットレストの色がシートと同じブラウン色になっていて、表面の素材もシートと同じ布になっています。

この面は靴を脱いで素足で使用する部分です。

車両には説明も無くて、最初の方は分りにくいと思いますが、フットレストの面は守って頂きたいですね。

しかし、中には布の面だけしかなかったり、金属のみだったりする場合があります。

特急ひのとり レギュラーシート フットレスト 展開前

これは、特急ひのとりのレギュラーシートのフットレストです。これは、注意書きで靴を脱いでご利用くださいと記載してあるので安心です。

こんな感じで裏表がないものもありますが、「足を置く面が金属やゴムシートのような布じゃない場合が土足で使用し、布の場合は靴を脱いで使用する面」というのが判断基準です。

以上絶対に知っておいて欲しいことでした。

次からは、鉄道会社ごとのフットレストの使い方を紹介します。

地味に使い方が違うんですよね。

JRのグリーン車のフットレスト

最初に一般的で皆さんも使用する機会が比較的多いフットレストの使用方法を紹介します。

特急しらさぎ グリーン車 足を伸ばした

今回の例に挙げているのは名古屋から金沢間を繋いでいる特急しらさぎですが、基本的にJRのグリーン車に付いているグリーン車は同じような仕組みです。

足元になにやら見慣れない物が置いてありますね。これがフットレストです。

先ほども紹介しましたが、絶対に注意してもらいたい点としてはフットレストには表裏が存在し、表はこの画像のように布ではない材料が使用されています。

この面が土足での乗せる面です。

そして、この面を足でぐるっと回すと、、、素足で置く面が出てきます。

特急しらさぎ グリーン車 フットレスト 展開
ぐるっと行きます

これが、裏面の足を置く部分ですね。

特急しらさぎ グリーン車 フットレスト 素足

裏面はシートと同じ布が使われていて、素足で乗せる面です。

JR特急のフットレストの使い方は簡単なので、足を乗せる面以外は感覚的にわかると思います。

そして、使い終わる際にはちゃんともとの表面に戻しておきましょう。

近鉄特急の場合

近鉄特急のフットレストはJRの物とは少し構造が変わります。そして、近鉄特急は通常の指定席でもフットレストが付いてあるので、困惑すると思います。ちなみに僕も困惑しました(笑)

今回は伊勢志摩ライナーや2階建てのビスタカーでない普通の特急列車で多い22000系と言うこちらの車両について解説します。

近鉄特急 京都駅 入線

まず、足元はこうなっていると思います。

近鉄 22000系 シート 俺視点

ここで、足の下にあるフットレストの板の部分を反発が無くなるまで足で押さえつけるようにします。

近鉄 22000系 フットレスト

すると、このように、出てくると思います。

近鉄 22000系 フットレスト 足を乗せた

後は足を乗せるだけ!

簡単です。

そして、今回はフットレストの表裏が無く、金属の面だけですよね。

先ほど紹介したように、表が土足、裏が裸足で乗せるというマナーになっています。

しかし、近鉄特急は裏表がなく、材質も金属なので、土足のままで良いです。

電車を降りる際には、フットレストを直す必要がありますが、少し癖があります。

フットレストの直した方ですが、フットレットの横に何やらレバーがあると思います。

近鉄 22000系 フットレスト 収納レバー
僕が左足で踏んでいるレバー

そのレバーをグッと押すと、元の位置に戻ります。

レバーの左右の位置は席によって変わりますので、注意しましょう。

特急ひのとりの場合

特急ひのとりにはレギュラーシートにフットレストが付いています。

特急ひのとり レギュラーシート フットレスト 展開前

最初にちらっと見せたように、ひのとりのレギュラーシートについてあるフットレストは足を置く面が布の面しかなく、かつ注意書きまであるので素足の面だけです。

特急ひのとり レギュラーシート フットレスト 展開

使用方法は、フットレストに片足を掛けながら、横にあるペダルを踏みこむと高さの上下の調節が可能です。

好きな場所で固定できるので、快適な面で止められます。

特急ひのとり レギュラーシート フットレスト 使い方

角度が変わっていることが分かると思います。

そして、収納する際にはペダルを踏みながら、フットレストから力を抜くともとの位置に戻ります。

以上で特急ひのとりのフットレストの使用方法は終わりです。

ちなみに、特急ひのとりのレギュラーシートとプレミアムシートを乗り比べたので、興味があったらご覧ください!

乗車した際に感動して、画像が約100枚、文章が1万字を超えています。

かなり気合が入っていますので、読みごたえがあると思います!

特急ひのとりの車内を大量の写真で紹介!レギュラーシートとプレミアムシートを乗り比べ

まとめ

今回はフットレストの使用方法を紹介しました。

何度も言いますが、「足を置く面が金属やゴムシートのような布じゃない場合が土足で使用し、布の場合は靴を脱いで使用する面」ということだけ覚えて欲しいです。

皆さんの移動が充実することを願っています。

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