(注)すべての特急南風がこの車両ではありません。2000系車両が来る場合もあります。
皆さんどうも、こんにちは!案内役の谷いずるです
今回は新型特急南風2700系の普通車と指定席とグリーン車を乗り比べたので、まとめてみたいと思います。
旅のしおり
自由席
乗り心地が良いシート
パッと見た感じは、綺麗だなという風に思いました。
この列車自体は運行開始からそこまで時間が経っていないですし、フローリングの部分が黒ずんでいないのが全体的な印象をさわやかな感じにしていると思います。
足を延ばせるシート
まず、座ってみた第一印象は座りやすいと思いました。
写真は足を自然にした状態でのばしているところです。
前の椅子の下にヒーターはありますが、シートの間隔が広いのもあって、足が長い人も床とヒーターの間の微妙に空いている間につま先を入れれば足を伸ばせると思います。
楽な姿勢を維持できる柔らかさ
シートはしっかりしていますが、頭を乗せるヘッドレストは柔らかいです。
ヘッドレストは自分の頭頂部まであって、頭を預けてもたれられることができます。
腰の部分も変な張り出し方をしていなくて、楽な姿勢で座ることができます。
ゆったりできるリクライニング
肘かけについているボタンを押しながら席を倒すと、リクライニングをすることができます。
リクライニングはここまで倒れるようです。
後ろの人がいなかったらかなりゆったりできるシートになっていると思います。
これはこのシートの凄いと思ったことなのですが、、、
これはリクライニングを倒したシートと倒していない隣のシートを比べたの座面なのですが、リクライニングを倒した時に座面が前にスライドしてよい姿勢をキープできます。
広いテーブル
テーブルは広めなので、ノートパソコンで作業するのにも十分の広さです。
一つ一つの椅子にあって便利なコンセント
自由席でも一つ一つの席にコンセントも付いているので、スマホやPCの充電に使うことができて便利だと思います。
客層
自由席の客層は、就活生や比較的若い人が多いという印象です。
料金
料金は区間によりけりですが、自由席特急券だけで乗れます。
指定席
まあ、当たり前と言えば当たり前なのですが、自由席と指定席は機能的には同じです。
それを踏まえてご覧ください。
シート
指定席のシートはヘッドカバーに「指定席」と書いてあります。
金色の指定席の文字がプレミアム感を引き立てています。(指定されてるだなのに)
座ってみる
シートの感覚も自由席と一緒ですけね。
シートの感触も変わりません。
その他の設備
ヘッドカバーと座席が指定されてること以外同じと思ってください。
客層
客層は旅行客とビジネスマンが多いと思いました。ビジネスマンが多いのは何となく分かりますが、旅行者が多いのは少し意外だと思います。
これは多分ツアーのパックや快適な旅を送るために確実に席を取りたいという気持ちがあったのかもしれません。
料金
自由席特急券の値段にプラス530円を上乗せした値段が指定席特急券の値段になります。
長い区間を乗ったとしても、短い区間しか乗らなくてもプラス530円です。
この530円を高いと思うか安いと思うか人それぞれだとは思いますが、絶対に席に座りたいときは指定席を選ぶことをおススメです。
グリーン車
グリーン車は緑の四つ葉のクローバのマークが付いています。
僕も憧れの四つ葉マークです(笑)僕はJR四国のバースデイ切符のグリーン車乗り放題で乗ってる一般人です。
普段は指をくわえて眺めてるだけのしょうもない男なので悪しからず。
落ち着いた内装
これを見てまず凄いと思ったのが、三列シートになっていることです。
三列になっていることを見ると、椅子一つ一つの横幅がかなり広いことが分かります。
床にはマットが敷かれてあり、シートの色も相まって落ち着いた空間になっています。
豪華なシート
シートはカラーも相まって落ち着いているけどもゴツサも感じる、「いつでも座って来いよ!」と言わんばかりの風格さえも感じます。
それでは座ってみましょう!
十分すぎるシートの間隔
シートに座った時の視点です。
こう見ていると、前のシートとの間隔がかなり広いことが分かると思います。異常に足が長い人以外は足を十分に延ばせます。
体全体を包み込んでくれる感覚
シートの固さは、下の座面と背中の腰当たりの張り出しが、どんな人でもフィットするように柔らかいけれど、柔らかすぎないようになっています。
ヘッドレストは頭の頭頂部より上の位置にあるので、頭がシートにすっぽり収まります。
これは個人差があると思いますが、頭の横から出ている出っ張りが僕の頭の曲線とぴったりフィットしたので、寝る姿勢でもつらくならないと思います。
靴を脱げるフットレストが快適!
多分皆さんが最初のシートの画像を見たときに一番気になったのはこちらのフットレストかなと思います。
この写真だと足元にあるものがフットレストです。
足を乗せてみるとこんな感じです。
足首が自然な角度で保たれるので楽なのもありますが、靴を脱がないままだと「めっちゃいいわあー」って程でもありません。
言ってしまうとプレミアム感を演出する意味合いが一番大きいと思います。
そんな時に、グリーン車特権であるフットレストの裏側を使えばいいわけです。
使い方は簡単です。
靴を脱いで、フットレストをくるりと裏返すだけです。
これでOKです!
靴のまま乗せることができるフットレストなら指定席クラスの席でもありますが、靴を脱いで足を乗せることができるフットレストはグリーン車の特権ですね!
靴が脱げることによって、靴から解放されてかなりリラックスできます。
マナーはきちんと守ってね!
靴を脱げるフットレストは大変快適ですが、中には靴のまま裏面の素足を乗せる面に乗せる人もいます。
裏表がないフットレストは靴のまま乗ってもいいですが、裏表があるフットレストの裏は靴のまま乗らないようにしましょう。
JRの裏表があるフットレストは表が靴用で裏が素足と覚えておくと役に立つかもしれません。
かなり倒れるリクライニングシート
リクライニングシートはグリーン席なだけあり、かなり倒すことができます。
写真では普通席と変わらないような気がしますが、体を保持するための左右の出っ張りがあるからです。
先の画像が分かりやすいので見てみます。
はい。さっきの写真ですが、これはリクライニング全倒の状態です。
これで、かなり倒れていることが分かったと思います。
しかし、グリーン車のリクライニングはかなり倒れるので、後ろの人に「リクライニングを倒してもいいですか?」と聞かなければならないという暗黙のマナーみたいなものがあるようです。
異次元に楽なレッグレスト
実はこのシートには操作盤で電動レッグレストを操作する機能があります。
左色の黒い丸のボタンはリクライニングのボタンですが、椅子のイラストが緑色に光っているのが、レッグレストです。
レッグレストを上げていない状態でこんな感じです。
この写真三回目の登場です(笑)
ここからレッグレストを上げてみたいと思います。
レッグレストを上げると、脚が下からグググと持ち上げられられます。
レッグレストがあることによって、脚にかかっている重力が打ち消されたような感じになります。
おかげで力を全く入れていなくてもいいので楽です。
特にさっき紹介したフットレストとのコンボが素晴らしいのがとても気に入りました。
詳しく説明すると、素足でかつ楽な姿勢かつ力を入れなくてもいいという状態になるので、下半身に関しては何一つ違和感を覚えることがありませんでした。
これには僕も冗談なしで感動しました。
テーブル
グリーン車もテーブルを展開することができます。
しかし、テーブルを展開するときに前のシートとの間隔が広いため、わざわざ体を結構起こす必要があります。
そんな時のためかは知りませんが、もう一つ楽に展開できるテーブルがあります。
便利なサイドミニテーブル
このサイドテーブルのおかげで、大きいテーブルはいらないけど少しだけおきたいという方には便利なテーブルです。
このテーブルは普段はひじ掛けに収納されているので、お好みで取り出すことができます。
普段はこうなっていますが、、、、
開きます!
次に、中に入っているテーブルを取り出します。
最後に自分の方向にテーブルを倒して、カバーを戻します。
以上!終わり!簡単ですね。
コンセント
グリーン車も自由席と同一でコンセントが一席一つあります。
まあ、自由席にあったらグリーン車にあってもおかしくはないですね!
読書灯
この操作盤の一番右のボタンを押すと読書灯が付きます。
頭の隣にあるライトが光ります。その名のとうり、読書時に便利かと思います。
実はこの読書灯は結構明るいのですが、自分の頭の横にあるのにも関わらず、自分は眩しくないどころか、電気をつけていることを忘れてしまうレベルで気にならないのでいいと思います。
客層
客層は出張帰りと思われる余裕がありそうなおじさんです。
しかし、意外とチューハイを飲んでるおばさんや若い人もいました。
料金
グリーン車の料金は乗車距離によって変わっていきます。
- 100キロまではプラス1300円
- 200キロまではプラス2800円
- 400キロまではプラス4190円
- 600キロまではプラス5400円
まあ、やっぱり安くはないですね(笑)
まとめ
今回は特急南風で使われている2700系車両の自由席、指定席とグリーン車を乗り比べてみました!
僕自身もグリーン車は少ししか乗ったことが無かったのですが、やっぱりグリーン車のシートは新鮮で乗ってて楽しかったし非常に快適でした。
そして、今回紹介した2700系の車両のグリーン車はいろいろな車両のグリーン車と比べても、かなり豪華な設備となっていますので非常にコストパフォーマンスが良いグリーン車だと思いました。
この記事があなたの役に立ってくれたら僕もうれしいです!ありがとうございました!
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