JR北海道は都市間の距離が遠いので特急が多く運行されています。
その行先は稚内、網走、釧路など様々な行き先がありますが、最も運行されているのが北海道の人口1位である札幌と人口2位である旭川をつなぐ特急です。
しかし、同じ札幌~旭川までの同じ区間でもなぜか特急ライラックと特急カムイの2種類があります。そこで、どちらに乗ったら良いか迷ってしまう方も多いでしょう。
今回は札幌と旭川を結んでいる特急ライラックと特急カムイの違いを解説していきます!
旅のしおり
結論:車両が違います!
結論から言うと、運行される車両が変わるだけです。そして、車両に伴って席のグレードが変化します。
特急カムイは自由席とuシートの指定席のみ。特急ライラックは自由席と指定席、グリーン車があります。
そのほかの停車駅や札幌~旭川間の所要時間も同じ1時間半ほどと変化ありませんので、自由席を使用する場合や席の設備を気にしない場合は何も考えずに時間の都合がよい方に乗れば良いです。
それぞれの席のグレードを解説していきます。
特急カムイ
特急カムイは789系の1000番台の車両が使用されており、銀のボディーに緑、紫、黒のラインが引かれているのが特徴です。
そして、席のグレードが自由席とuシート(指定席)があります。
自由席は結構一般的なもので、ライラックの自由席や指定席と全く同じものが使用されています。
次にuシートは頭の部分にデカいまくらが付いてるものになります。
他にもコンセントが1席に1つずつ付いています。
このuシートは指定席であり、通常の指定席料金である530円を支払うだけでワンランク上のシートを利用できます。
指定席を利用する場合は特急カムイを利用すると同じ値段でuシートが利用するのがおすすめです。
特急カムイのuシートの設備と乗るメリットを解説しているので、uシートに興味がある方は「特急カムイのuシートはお得!実際に乗ったので違いと乗車するメリットを解説します。」をご覧ください。
特急ライラック
特急ライラックは緑色の車両なので目立ちやすく見分けやすいですよね。
この車両はもともとは函館と新青森で使用されていたスーパー白鳥で使用されていたものです。それが2016年で北海道新幹線が開通したのでその車両が特急ライラックとして使用されるようになりました。
自由席と指定席は先ほど紹介した特急カムイの自由席と同じです。しかし、ライラックの指定席はカムイのようなuシートでは無いので、同じ指定席料金である530円を支払っても席のアップグレードはありません。
その代わりに(?)グリーン車があります。もちろん料金は必要です。
グリーン車は写真の左側が2列、右側が1列の合計3列です。
特急ライラックは指定席が自由席と同じですが、グリーン車に乗りたい方は特急ライラックを選びましょう。
特急ライラックのグリーン車と自由席・指定席の違いを実際に乗り比べたのを写真をたくさん使って紹介しているので気になる方は「特急ライラックのグリーン車と自由席・指定席の違いを解説!写真をたくさん使って解説します」を是非ご覧ください。
特急カムイ・ライラックを狙う方法
もしあなたが「uシートに乗りたい」だとか「グリーン車に乗りたい」という希望がある場合はその便を狙う必要があります。
狙う方法は簡単でYahoo乗換案内で特急の名前が表示されるので、そこを見るだけで簡単に見分けられます。
このアプリは結構の人が使用していると思います。乗車駅と到着駅を入力するだけで乗り換えの時間や必要になる金額が表示される神アプリなので、まだインストールしていない方はぜひ利用してみて下さい。