特急かいじや特急あずさは山梨や長野県の松本方面に向かっている中央本線で使用されている特急です。
この特急は便にもよりますが、運行区間が長いのでグリーン車を検討している方も多いと思います。
今回は特急かいじ・特急あずさ・特急はちおうじ・特急おうめに使われているE353系のグリーン車と指定席の違いを紹介していきます!
※特急富士周遊は指定席のみです。
この記事が皆さんの参考になれば幸いです。
それぞれの特急の違いを知りたい方は「特急あずさ・特急かいじ・特急はちおうじ・特急おうめ・富士回遊の違いは?地図を使って解説!」をご覧ください。
旅のしおり
特急かいじ・特急あずさのグリーン車を解説
※特急はちおうじ・特急おうめも同様です。
グリーン車はドアの左上のグリーン車マークがあるので、見つけやすいです。
この車両のデッキ部分は少し黒目の木目調になっており、グリーン車だけでなく全体的に高級感を感じる内装になっています。
グリーン車内の客室へとつながる扉は赤色にグリーン車マークが付けられており、特別感とともにグリーンマークが際立つカラーリングになっています。
内装は今まで見てきたグリーン車の中では最もVIP感があります!
特に床のレッドカーペットと天井の赤色のら金が赤色の扉に繋がっているのが高級感が溢れています!
シートも赤系で車内の雰囲気と合わせたカラーリングになっていますね。
座り心地は凄く快適です!座り心地に最も影響するのは背もたれの形状なのですが、これが背中にあうのでフィット感がありますね。
そして、このシートはリクライニングをしなくても快適です。実は他の特急のシートは背もたれが直立過ぎて、逆に違和感を感じてしまうのです。
やはり、背もたれの形状が良いと快適性は凄く上がりますね。
足元のスペースもグリーン車ということもあり、広いですね。
前の席との間隔が広いのに加えて、前の席の足がある部分が空洞になっているので伸ばし放題です。
また、シートの横幅も若干広くなっています。
次にシートに付いている機能を紹介していきます。
1つ目はリクライニングです。
手前は最大まで倒した状態で、奥側が初期状態です。
リクライニングの倒れる角度は標準的です。
しかし、このシートはリクライニングを倒すことで、座面も前にスライドするのです。
この機能によって実際に倒れているよりも深く倒れているように感じられます。
このようなちょっとしたところにお金がかかっているのがグリーン車の良いところですね。
2つ目はまくらの上下機能です。この機能を知っているかどうかで、座り心地に大きな差が生まれます。
上の写真では黄色の線を背もたれの上端に引いています。線を基準にして考えるとかなり上がっているように感じますね。
というか最初の状態が低すぎるので、少し上に上げて頭の位置に合わせることで快適性が大きく向上します。
まくら自体はマットレスのような素材でした。
3つ目はフットレストです。
フットレストはグリーン車に付いていある装備で、足首の角度を自然にするための設備です。
使い方はT字の上の部分を足で降ろしてきて、足を置くだけです。
正直なくても快適性はそこまで変わるものでは無いですが、試してみて気に入ったらそのまま使用すると良いでしょう。
4つ目はテーブルです。
特急車両についているテーブルの中では一般的な大きさです。
山梨県名物の信玄餅なら余裕で置けます。食べられるかは別ですが。
ちなみに、グリーン車は前の席との間隔が広いので、テーブルを手前方向にスライドさせることができます。
何かを食べる際に便利な機能なので、ぜひ覚えておいて欲しい機能ですね!
5つ目はペットボトルホルダーです。
6つ目はコンセントです。
コンセントはグリーン車だけではなく指定席にも足元にあります。
ただし、グリーン車は前の席との間隔が広いので、充電器のコードが短いとスマホを手元で使いながら充電することは厳しいかもしれません。
僕のスマホ充電器は1mの長さだったので、ぎりぎり充電しながらスマホをいじれました。
以上がグリーン車で利用できる機能でした。
走行音が静かです
電車は走行するためにモーターが必要です。
しかし、すべての車両にモーターがあるわけでは無く一部の車両にはモーターがありません。
指定席でもモーターが無い号車もありますが、知識が無いので選べません。
グリーン車なら必ずモーターが無いので、静かに過ごしたい方はおすすめです。
特急かいじ・特急あずさの指定席を解説
次に指定席を紹介していきます。
指定席へとつながるドアはガラス張りで、グリーン車とは差別化されています。
内装も白色を基調として、シートの淡い青色がスタンダードグレード感がありますね。
雰囲気はスタンダード感はありますが、機能面は充実しています。
座り心地は普通に快適です。
座面は適度に反発して底付き感はありません。
しかし、1つ注意点があり指定席でも身長が170cmぐらいの方はこの座席に付いているまくらを調節して上にした方が快適に過ごします。
また、前の席との間隔がグリーン車よりは狭いので物を置くなどは難しいですが、前の席の足元が開いているので余裕で伸ばせます。
シートの横幅は成人男性の太ももだとぴったりですが、窮屈感なども無いので基本時に困る部分ではないと思います。
次にシートに付いている機能を紹介していきます。
1つ目はリクライニングです。
指定席なので倒れる角度が控え目ですが、指定席と考えた場合は十分な角度です。
3つ目は先ほども触れたまくらの上下調節機能です。
グリーン車でも同じでしたが指定席でも初期位置では低すぎるので、まくらが逆に邪魔に感じる方がいると思います。
実際に僕も肩に当たって気持ち悪かったので、自分の頭の位置に合わせておくと、本来の快適さを享受できますよ!
一応テーブルの裏に使い方が書かれているのですが、説明を見ない人が多すぎるのかこの機能を使っている方はほとんどいません(笑)
3つ目はテーブルです。
一般的な大きさですが、グリーン車のように手前に伸びる機能はありません。
まあ、前の席との距離が近いのでそんな機能は必要ないんですけどね。
4つ目はペットボトルホルダーです。
以上です。特にコメントはありません(笑)
5つ目はコンセントです。
グリーン車と同様に足元にあります。
指定席でも1つの座席に1つずつあります。
こうしてみてみると、指定席でもグリーン車と比べてもそん色ない機能があるので十分ですね。
特急かいじ・特急あずさの車内設備を解説
最後に特急かいじ・特急あずさで使用されているE353系の車内設備を解説していきます。
実際の車内設備はデッキ部分に書いてあるので、実際の場所はそちらをご覧ください。
1つ目は荷物スペースです。
客室内には荷物ラックが設置されています。
ただし、全ての号車にあるわけではありません。
12両編成の場合は1号車、3号車、5号車、7号車、9号車、10号車、12号車に荷物置き場が設定されています。
編成が短い場合は股変化してくると思うので、あえて座席未指定券を購入するのも良いのではないでしょうか?
2つ目はお手洗いです。
お手洗いは男性専用や男女共用、車いす対応お手洗いもあるので、困ることはほとんどありません。
3つ目は洗面器です。
お手洗いの近くにある特急の標準装備ですね。
このように基本的な設備は揃っています。
グリーン車は高級感が溢れていてオススメ!
今回は特急あずさ・特急かいじのグリーン車と指定席の違いを紹介しました。
この車両のグリーン車は廊下がレッドカーペットのようになっているので、グリーン車の中では内装の高級感がダントツです。
グリーン車のドアをくぐった瞬間に「グリーン車って良いな」って感じられるので、余裕がある方は是非ともオススメします!
ただし、機能面では指定席でも十分で、コンセントもあって上下調節可能なまくらも付いていますので、機能性を求めるだけなら指定席でも十分に快適に過ごせます。
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