東横インは内装やサービスをシンプルにする代わりにリーズナブルな価格で宿泊できるビジネスホテルです。
そのため、過剰にサービスを求めずに安心して泊まれれば良いと考えている方にとっては利用する機会も多いと思います。
なかでも学生は自由に使えるお金が制限されてくるので、旅行の際に利用する方も多いはずです。
しかし、東横インの会員である「東横INNクラブ」に入会することで、さらにお得に宿泊できるのです!
今回は東横インの会員カードである「東横INNクラブ」にデメリットは無く、メリットでしかないのでおススメしたいということを伝えていきます。
旅のしおり
必要になる条件・入会金
入会に必要な条件から解説していきます。
入会に必要な条件は「中学生以上」だけなので、おそらくこの記事を見て下さっている方の99%ぐらいは条件はクリアしているということになります。
入会金は学生が税込み1000円で、それ以外の方は税込み1500円です。(国や通貨レートによって少しずつ変化します)
注意点としては、学生の方は学生証を見せないと割引にならないということです。
僕はまだ学生なのですが、ホテルのフロントで入会した際に学生証を見せなかったら1500円になっていました(笑)
そのため、学生証を持っている方は一緒に学生証を提示する必要があります。
年会費は必要ないので、一度入会してしまえばサービスが終了するか、自分が死ぬまでに永遠に使い続けられます。
入会したその日から恩恵を受けられるので、会員になるタイミングが若ければ若いほどお得になっていくという仕組みです。
なので、学生のうちに作っておくことで、この先ずっとお得に東横インを利用し続けられるんです!
東横INNクラブのメリットとは?
次に実際に東横インの会員カードである「東横INNクラブカード」に入会することで受けられるメリットを紹介していきます。
10泊に付き1泊無料
東横インで1泊すると1ポイントが溜まります。そのポイントが10ポイントになると1人1泊シングルルームが無料になります。
少し計算を単純化しますが、10泊に付き1泊が無料なのでこれだけで10%もお得になります。
皆さんはスーパーのポイントカードやクレジットカードを利用している方が多いと思いますが、それらのポイント還元率は基本的に1%、多くても2%ほどの場合が多いです。
それと比較したら、5倍から10倍もお得になれるということです。もちろんクレジットカードで支払ったらその分ポイントは付きますので、かなり割が良いと思います。
しかも、東横インは平均で1泊4000円ほどしますので、1回でも無料で利用できたらそれだけでもう入会金の2倍以上お得になれます。
宿泊料金が5%引き
先の10泊で1泊無料だけでもかなり魅力的ですが、カードを提示することでホテル利用料が5%引きになります。
先ほどと同じように1泊4000円とすると、一泊に付き200円お得になります。
「その程度か」と思われる方もいるかもしれませんが、塵も積もれば山となるで、学生なら10泊せずとも、5泊宿泊するだけでもう入会金に支払った1000円の元が取れてしまうんです!
先ほど紹介した10泊につき1泊無料で10%お得なので、これで合計15%お得ということになります!
また、東横インには「公式ホームページ割引」というものが存在しており、東横インが「公式ホームページで予約するのが一番安いよ」と明言しているのです。
これを利用すると、通常料金から200円引き、加えてチェックインまでにクレジットカードなどのオンライン決済をしておくとさらに200円引きになります。2つ合わせて合計400の割引ですね。
1泊4000円と仮定した場合はこれだけで10%も割引を受けられます!
もちろん、会員カード割引の5%引きも適応されるので、全て合わせるとなんと最初の値段と比べて25%もお得に宿泊出来ちゃいます!
チェックインの手間が大幅に少なくなる
ホテルに宿泊する際にチェックインをする必要があるのですが、その時に名前だけならともかく、住所などの情報を記入する必要があります。
住所って長いですし、1回なら良いですけど毎回書くのは正直言って面倒です。
しかし、会員カードに入会することで名前を書くだけでチェックインできるので、住所などの情報を書く手間が省けます。
地味な特典かもしれませんが、地味に快適で楽なんですよ。
だって、旅行やライブで遠隔地に行ってめちゃくちゃ疲れているときに、クソ長い住所を記入するとかうざくないですか?
その時間と手間が短縮されるのは快適です。
正直個人的にはこれだけで「入会した価値があった」と感じています。
非会員よりも1か月早い予約
東横インは基本的に宿泊する日の5か月前から予約が可能ですが、会員になるとそれよりも1か月早い6か月前から予約が可能なんです。
「1か月早いだけやん」っておもわれる方もいるかもしれませんが、この1か月は大きくて、ライブやゴールデンウイーク、お盆のシーズなどの予約が集中する期間はかなり早いうちに埋まってしまう傾向があります。しかし、先に予定が決まっている場合は、他の非会員の人よりも先に予約ができるので、泊まりたい場所、日に泊まれる確率が大きく上昇するのです。
この安心感は地味に大きいです。
1時間早くチェックインできる
東横インのチェックイン時間は基本的には16時からですが、会員になることで1時間早い15時からチェックインできます。
こちらも地味な特典ですが、この1時間が意外に効いてくる場面があります。
例えば、「現地に早く着いたけど荷物が重くてどこかに置いてから、街をぶらぶらしたいな」とか「明日が早いから早めにゆっくりしたいな」と感じたことはありませんか?
そのような際にこの1時間早いチェックイン時間が使えるのです。
会員カードがルームキーとして使用できる
東横インの個室はオートロックで解除するにはルームキーが必要になります。
普通はその部屋のカードキーがフロントで渡されるのですが、会員になるとその会員カードがそのままルームキーとして利用できます。
正直直接的なメリットはありません(笑)
しかし、部屋に入る際に自分の会員カードをスキャンする際に「俺は会員やぞ」っていう"くだらない優越感"を感じられます。
それだけです(笑)
一部観光地でお得になる
会員カードを提示する際に入場料がお得になる場所が存在します。
北海道なら札幌のテレビ塔の展望台への入場料が大人800円から700円になります。
他にも日本各地の動物園や博物館、テーマパークでお得になるので、詳しくはこちらからご覧ください。
一部ゴルフ場でお得になる
これは学生にはあまり関係ない特典ですが、10泊ごとに1回栃木県にある「ニュー・セントアンドリュースゴルフクラブ・ジャパン」で1プレーと昼食が無料になります。
ゴルフ利用税などは支払う必要がありますが、ゴルフを嗜んでいる方(特に関東住みの方)にとってはお得だと思います。
詳しくはコチラから
東横INNクラブの注意点とは?
次に東横INNクラブを利用する際の注意点を紹介します。
最初にデメリットはないと言いましたが、注意点はあります。
小奇麗な格好で行く
↓俺の東横インカード
東横イン会員カードには自分の写真が載せられます。
この写真は入会する場(ホテルのフロント)で受け付けの方が小型カメラを使用して撮影します。
顔はかくしていますが、この時すでに23時半ぐらいでめちゃちゃくちゃ疲れた顔をしているし、手にマスクを持っているのがそのまま映ってしまいます(笑)
免許証の写真は流れ作業で変な顔になるので有名ですが、それよりも簡易的な写真です。
僕は正直写真の写りは別にそこまで気にしませんが、写真の映りに命をかけている方は綺麗目の恰好で入会するのがおすすめです。
落とさないように気を付ける
このカードだけに言えることでは無いですが、カードに写真や名前が掲載されているので、落としてしまうと個人情報が漏れる可能性があります。
また、最悪なケースだと宿泊中に落として何らかの理由で部屋が特定されてしまうと、侵入される可能性があります。
そのため、外出する際にカードを持ち歩くと思うのですが、そこで落とさないような場所に入れておきましょう。
一応無くした場合は再発行は可能ではあります。
東横INNクラブに入るべき人の特徴
最後に東横インの会員カードである「東横INNクラブ」に入会するべき方の特徴を紹介します。
それは、1年に1回ペースでも利用する方です。
メリットで紹介したように東横インは10泊に1泊無料になりますし、通常料金よりも5%オフになります。
しかも年会費も無料のため、1年に1回以上利用する方はこの先10年も使えばもう入会金の4倍(1泊4000だと10泊は4万円、その15%は6000円)はお得になっていることになります。学生の時に入会した場合は6倍です!
このように単純計算でもお幅にお得になります。
特に若い方(学生)は入会費も安くなりますし、この先ずっとお得になり続けるのはメリットでしかありません。
学生は自由に使えるお金が少ないこともあるので、少しでもお金を節約したい方が多いです。初期費用は少しかかりますが、将来的な観点から見た際にはお得になる可能性がかなり高いですので、入会をおすすめします。