※感染症が流行する前に撮影しています。
つり橋の上からこんにちは。案内役の谷いずるです。
今回は一時間で巡る祖谷のかずら橋と言うことで、写真でいろいろなことを紹介していこうと思います。
旅のしおり
祖谷のかずら橋とは?
祖谷のかずら橋は四国・徳島県の祖谷にあるシラクチカズラで編まれたつり橋で日本三奇橋の中に数えられています。
歴史も古く最古の記録では1646年には7つの橋があったという記録が残されているそうです。
起源は祖谷に巡行された弘法大師が困っている村人の為に作ったという説や、追っ手から逃れる平家の落人が楽に切り落とせるようシラクチカズラで作ったという説等諸説が残っています。
実は大正時代にワイヤーを使ったつり橋に変わりましたが、その後に1928年に祖谷のかずら橋が復活しました。
こうなると「安全性は大丈夫なの?」と思う人もいるかもしれませんが、ワイヤーは引き続き使用されていて、ワイヤーを芯にしてシラクチカズラで包み込むように編まれていますので安全性は大丈夫です。
しかもたくさんの観光客が来るため、3年に1回架け替えが行われます。
その時は1か月を要するので架け替え中のときは渡れないので、事前に調べておくのがいいと思います。
ちなみに前回は2018年2月28日に架け替えが完了しているので、次は2021年の春ごろ架け替えが行われると思います。
アクセス
公共交通機関の場合
電車やバスなどで行こうとしている人は、特急で大歩危駅(おおぼけ駅)に行ってから、そこからバスで祖谷のかずら橋に行くというルートがいいと思います。
ただバスの本数が少なく、次のバスが1時間後、2時間後だったりするので時間管理は大事です。
運賃は大体1000円ぐらいです。
ちなみにこの大歩危駅の駅前にある「歩危マート二号店」にある「祖谷そば」が凄くおいしいので、バスの待ち時間やランチで寄ってみてもいいと思います。
僕もあの出汁の味が忘れられなくて、もう一回わざわざ食べに行きたいぐらいおいしかったのでお勧めです。
歩危マート二号店の祖谷そばは記事にしているので気になる方は是非見てね!
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祖谷のかずら橋でランチは「歩危マート二号店」の『祖谷そば』がおススメ!
車の場合
車の場合は井川池田IC→国道32号(高知方面)→県道45号→県道32号→市道→(全行程:車で約1時間)と行くといいです。
参照:大歩危祖谷ナビ
祖谷のかずら橋に行くまでが曲がりくねっているので、バイク乗りの方は結構楽しめる道だと思います。ただ、運転初心者の方やペーパードライバーの方は少し怖いと感じてしまうかもしれません。
いざ!祖谷のかずら橋へ!
祖谷のかずら橋
それではいよいよ祖谷のかずら橋を紹介していこうと思います。
ここが祖谷のかずら橋の入り口です。
向こうに見えている四角いものは「かずら橋夢舞台」です。
これは後で紹介していこうと思います。
先ほどの道を降りていくと、駐車場があります。
ぱっと見た感じ駐車スペースが少ないように見えますが、先ほど言ったかずら橋夢舞台にたくさん駐車スペースがあります。
先ほどの駐車場から少し歩くと、入り口が見えてきます。
いよいよ森に入っていくようですね!
一気にひんやりしてきました。
細い道を抜けると、料金所が出てきます。
祖谷のかずら橋は一方通行なので、橋の上で逆から来た人とかち合うということはないから安心です。
この料金所で大人:550円 小人:350円を払い、渡って行きましょう!
目の前に立ちはだかるつり橋で思わずドキドキしてしまいます。
ビビりながらゆっくりとバランスを取って進んでいきます。
何が怖いかと言うと、横幅が結構あるので両方の手すりを掴めないことなんですよねー
僕の両手を広げた幅は平均ぐらいだとは思いますが少し届きません。
もしかしたら手が長い人なら届くかも、、、?
下はこんな感じです。
怖いとは思いつつ見てしまうのが人間の好奇心というものですね(笑)
カメラではあまり高所にいる感覚は伝わりにくいと思いますが、水面から14mの高さなので落ちたら骨は持ってかれますね、、、
でも、下の木の間隔が15cmと意外と狭くて、はまっても落ちることはなさそうです。
どっちかと言うと、落ちることよりスマホを落とさないかのほうが心配になってしまいます。
「今までに絶対にスマホ落として流された人いるやろ」と思いながら渡っていました(笑)
見事な渓谷です。きれいなので周りの景色も見といてくださいね!景色を見る余裕があったらですけどね(煽)
ビビりながらようやくわたりきることが出来ました。
他の人が一人もいなかったからか、意外と揺れはなかったのがびっくりです。
揺れなくても怖いのに、風が強い日はもっと怖いんやろなー
渡り終わった後もドキドキ感が止まりません。
渡り切った後には野良猫?が待っていました。
かわいいニャー
単純にかわいいので上がった心拍数が元に戻る気がします。
皆さんが会えるかはわかりませんが、会えたらラッキーと言うことで。
出口から少し上に行くと、車用の橋があります。
ここから祖谷のかずら橋の全体を見ることが出来ます。
祖谷のかずら橋の素材が自然の物と言うこともあり、自然の景観に調和していてお互いを引き立ているのが素晴らしいです。
こんな感じで撮影もできるので渡った後は一度上の方行くといいと思います!
琵琶の滝
川沿いの道を少し歩くとすぐに琵琶の滝が見えてきます。
きれいな放物線を描いて水が落ちているので美しさをも感じます。
琵琶の滝は昔、平家の落人らが当時の京都の華やかな暮らしをしのんで琵琶を奏でて、慰めあっていたことから名付けられたと伝えられています。
かずら橋から凄い近いのでついでに行くといいと思います。
川辺の道
かずら橋周辺は川辺の遊歩道に降りることが出来ます。
川の流れを眺めながら歩くのも良いものですね。
光の当たり方しだいではエメラルド色に輝いて見えるので、めちゃくちゃきれいです!
かずら橋夢舞台
祖谷のかずら橋を観光し終えたら、かずら橋夢舞台に立ち寄ってみるといいと思います。
最初のほうに見えていた四角い建物ですね。
この中にはレストランがあったり、お土産がずらっと並べられています。
結構広いスペースに地元の食材やキーホルダーやグッズなどが置いてあるので、お土産を探すのが好きな方は立ち寄って後悔はないです。
外にはバス停があるので、バスの待ち時間をつぶすのにも使えます。
ちなみにバスの本数は、、、、
あっ、、、(察し)
行った当時のダイヤなので変更されてる可能性があるとしても、大幅に増える可能性は少ないのでバスの方は時間管理は必須です。
まとめ
今回は祖谷のかずら橋を紹介していきました。
祖谷のかずら橋はエメラルド色の川、今では見ることのできないつり橋という自然大きさとのアトラクション性を兼ねそろえた他の観光地ではなかなか味わえない要素を持っています。
そんな魅力を持った祖谷のかずら橋に家族、友達や恋人同士で行くと一生忘れられない体験になると思います!