こんにちは、マスターの谷いずると申します。
今回は、特急しおかぜやいしずちで使用されている、8000系車両の指定席とグリーンをご紹介します。
旅のしおり
自由席
今回は詳しいレビューは忘れていたので、参考までに自由席の座席をお見せします。
指定席(S-seat)
車両
これは8000系車両の指定席用の先頭車です。
指定席用はラインがオレンジなのが特徴的です。
シート
今までの座席乗り比べシリーズでは、自由席と指定席は同じと言うパターンだったのですが、今回は違います!
この特急しおかぜ・いしずちには、自由席、グリーン車の他にS-seatというのがあります。
S-seatというのは、指定席の代わりにあるランクで、普通より少し豪華な指定席みたいなものです。
写真を見てもらえればわかると思いますが、手が触れるところに木が使われていて、フットレストまで付いてます。
座ってみる
第一印象は背中の腰のところが張り出しているというのが気になりました。
でも、慣れてくるので大丈夫です!
ヘッドレスト
ヘッドレストは、後頭部ぐらいまでしかありません。
ですので、もたれることはできないと思います。
しかし、体の横にある、体を保持するための出っ張りは自由席よりあるため、体の収まりはいいと思います。
リクライニング
リクライニングはこれぐらい倒れますので、少しゆったりするぐらいには困ることが無いと思います。
指定席(S-seat)はフットレスト付き!だけど、、、
僕の足元を見ていただければわかると思いますが、フットレストも付いています。
このフットレストは裏表が特にないので、靴のまま乗せるといいと思います。
正直な感想としては、「ある分にはいいけど、別にそんないらないかな」と言うのが僕の感想です。
乗り心地は変わるのは変わりますが、快適さはそんなに変わらない感じです。
実際周りの人も使っていない人が多かった印象です。
まあ、人によって体形は違いますので、「快適すぎ(笑)」と言う人もいるのではないかと思っています。
気になる人は試してみてはいいと思います。
テーブル
テーブルも付いてます。
テーブルの上の水を見てくればテーブルのサイズ感はわかると思いますが、なんか少し小さめな感じがします。
自由席と比べると、コチラのテーブルは木目調になっています。
あくまで木目調なので、プラスチックに木目調の塗装をしてありますが、落ち着いた温かみのある雰囲気を感じます。
コスパがいい!
このシートはS-seatと言われていますが、指定席扱いなので、普通の指定席と同じ料金で乗ることができます。
ですので、自由席特急券の値段プラス530円で乗ることができます。
他の特急列車だと指定席は自由席と同じですが、同じ530円で自由席のワンランク上のシートに座れるのはコスパが良いと思います。
客層
客は普通の指定席と同じでビジネスマンが多いです。
グリーン車
車両
グリーン車用の車両は、ラインが赤になっております。
席のランクで先頭車両の色が変わるっていうのが分かりやすくて面白いですね(笑)
シート
シートは三列シートです。進行方向に向かって、右側が2列、左側が1列になっているタイプです。
ですので、左側の一列の所を取ることが出来ると、100%隣に人が来なくなるのはうれしいと思います!
座ってみた
座ってみた感触は頭の上まであるヘッドレストがあるおかげで、乗り心地がだいぶんよくなっていると思います。
指定席では後頭部までしかなかったので完全に後ろにもたれることが出来なかったのが残念でしたが、グリーン車では改善されているのでグッドです!
余裕のあるリクライニング
リクライニングは指定席の1.5倍ぐらい倒すことが出来ましたが、、、、
写真を撮るのを忘れていて、、、申し訳ない(´;ω;`)
靴を脱げるフットレスト
グリーン車にもフットレストが付いています。
もちろん、指定席のフットレストよりワンランク上のフットレストです。
このフットレストは表は靴のまま、裏は靴を脱いで使用する面になっています。
やっぱり靴を脱ぐと開放感を段違いに感じることが出来ます。
後、グリーン車の特権としては、フットレストを上下に動かすことが出来ます。
ペダルを踏みながらフットレストを持ち上げると上下に動きます。ちょっと動いてるのが分かるかな?(笑)
こうしてみると、グリーン車のフットレストは指定席の簡易的なフットレストとは全然使い心地が違います。
一番の要因は席と席の間が広いことによって、フットレストの力を最大限引き出すことが出来るからですね。
テーブル
テーブルは僕が一番前に座ったのもあって、少し違います。
最前列以外は特急列車のいつものパターンです。
机の大きさは普通ぐらいです。
しかし、前のほうにあって少し使いにくい気がします。
充電できるコンセント
テーブルとフットレストの横にコンセントがあります。
使う時はカバーを開けて使うものだと思います。
席に一つコンセントがあるので他の人を気づかう必要はありませんね。
コンセントも指定席と自由席にはないので、グリーン車の特権です!
料金
参考までに料金を乗せておきます。
グリーン車の料金は乗車距離によって変わっていきます。
- 100キロまではプラス1300円
- 200キロまではプラス2800円
- 400キロまではプラス4190円
- 600キロまではプラス5400円
客層
客層は一人で乗っている余裕のあるおじさんなので、静かにするなどのマナーをわきまえている人が多いのもあり、車内はかなり静かで居心地が良いと思います。
最後に
今回はJR四国の特急しおかぜ・特急いしづちに使われている8000系車両の自由席、指定席とグリーン車を乗り比べてみました。
今までの乗り比べシリーズでは自由席と指定席は一緒というパターンだったのですが、今回は全てのグレードでシートに変化があって、楽しい車両でした。
この車両自体は結構古かったりしますが、最新車両にも見劣りしないシートを備えているので、結構頑張っているなと思いました。
でも、やっぱり最新車両にはかなわないのですが、仕方がないと思います。
指定席はいつもの料金でワンランク上のシートに座れるので、コスパはいいと思います。
もしよかったら皆さんも利用してみてはいかがでしょうか?
この記事が役に立ってくれたら幸いです。ありがとうございました!
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