京都駅からこんにちは、管理人の谷いずるです!
今回は現在関空特急はるかに使用されてる281系のグリーン車と自由席を乗り比べたので、写真をたくさん使って紹介します。
特急はるかは現在全てがハローキティーのラッピングが施されていますので、100%キティーバージョンが来ます。
この特急は、関空特急と呼ばれるだけあり、関西空港と京都、一部の便は滋賀方面まで運行されます。しかし、現在はコロナの影響で需要が低迷しているので、だいたい12時から5時くらいの便が運休になっています。実際にコロナ前に乗った時と比べて乗客がかなり少なくなっていたのは驚きました。
特にグリーン車は貸し切り状態で「お金を払ってよかったー」と思っています。
旅のしおり
特急はるかのグリーン車
グリーン車でおなじみの四つ葉のクローバーですね。やっぱりグリーン車に乗るときはドキドキしますね!
では、乗り込んでいきましょう。
この扉をくぐったらグリーン車に入れます。
グリーン車の座席は2列と1列の合計3列になっているので「座席が大きい!」と感じるでしょう。
しかも今回は貸し切り状態だったので、グリーン車ならたまに貸し切り状態の時があるのがうれしいです!
シートは見た目からでもしっかりした座席で乗り心地がよさそうで、頭の部分にはキティちゃんのまくら(ヘッドレスト)が付いています。
座ってみた第一印象は、「落ち着ける」と言う感覚になります。
最初に気になったヘッドレスト(まくら)の使い心地はどうなのかというと、柔らかいです。
ただ、長年の使用で反発がなくなったような柔らかさです。
元々この柔らかさなのかもしれませんが、、、
また、まくらが小さいので背が高い人は首もとにまくらが来る可能性があります。
前の席との間が広く、足も平均男性ぐらいなら少しギリギリですが伸ばせます。ただ、身長が長いor足が長い方は当たるかも。
リクライニングはひじ掛けの側面にあるボタンを押すことで倒せます。
なんか僕の座席はボタンが渋くて、勝手にリクライニングが作動してビビりました(笑)
直ったので良かったのですが、一瞬「ハズレ席に当たったのかな」と思ってしまいました。
グリーン車の特権の言える大きく倒せるリクライニングは、ゆったりとした姿勢で座れます。
大きく倒せるシートに共通することですが、後ろの人がいる場合は後ろの人に配慮しながら倒しましょうね。
他にはフットレストが付いています。
使い方は足で引き下げるだけで使えます。
足首の角度がより自然なものになるので楽です。
しかし、特急はるかのフットレストは他の特急車両ものとは少し簡素化したつくりになっています。
最近の特急は足を乗せる面を裏返すことで、素足で乗せる面が出てきますが特急はるかは土足で乗せる面のみです。
素足の開放感を味わえないのは残念ですが、土足のままでも十分快適なので良しとしましょう!(何様)
ちなみにシートの幅は左右どちらにも余裕があるので、自由な姿勢が取れます。
席の基本的な紹介は以上です。
あ、この写真は誰もいなかったので撮ってみました。リクライニングは最大の状態です。
なんか、めちゃくちゃゆったりしてんねぇ!
まあ、グリーン車はこんなにゆったりとした姿勢で移動できます。
後は、サイドテーブルが付いています。
普段はひじ掛けの中に隠れているので、使いたい時だけ展開できます。
正直小さいので、スマホやペットボトルを置くぐらいしか用途はないです。
駅弁も置くだけならできそうですが、ちょっとした振動で落ちたら嫌なのであまりおすすめはできないです。
前の座席にはポケットが付いていますが、その中に「Blue Signal (ブルーシグナル)」というJRが出している雑誌が置いてありました。
関西から行ける観光地のことが書いてあったので、暇なときは読んだらいいと思います。
これは、後で紹介する自由席にはなかったので恐らくグリーン車しか置いていないと思います。
袋などを掛けれるフックがあるので、レジ袋(有料化しましたが)などを掛けるにはちょうどいいかな。
残念ながら小さすぎてコートはかかりませんでした。
他のグリーン車の特権
京都から関西空港まで行きを自由席、帰りをグリーン車で往復したからわかったことを紹介します。
まずは音と振動が軽減されいる点です。特急はるかが運行される区間にメチャクチャ小刻みに振動する区間があります。
この区間での不快感が半分くらい軽減されていたのが驚きでした。
あとは、検察がないことですね。
グリーン車と指定席は検札が無いので、車掌さんが検察に来た時のために準備する必要はありません。
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特急はるかの自由席・指定席
自由席と指定席は共通なので、一緒に書きます。
指定席・自由席は通路を挟んで両側に2列ずつ配置されています。
今の時期は関西空港の需要が大幅に落ちているので、その関西空港へ行く特急はるかはガラガラです。
席は一般的な特急の座席ですね。
それでは、座っていきます。
グリーン車を見た後にこっちを見ると前の席との間隔が狭いように見えますが、前の席の下の部分があいているので、足は余裕で伸ばせます。
むしろこっちのほうが延ばせるスペースは広いような気がします。
座ってみた感じは座面が柔らかく、座ると沈み込む感覚になります。グリーン車のまくらと同様に反発が抜けている感じですね。
こればっかしは仕方が無いんでしょうけどね。
頭を支えるヘッドレストは普通くらいの固さで頭頂部まで支えられているので、通勤電車にありがちの頭だけ自分の力で支えないと上を向いてしまうみたいなことはありません。
しかし、最近の特急にある頭がずり落ちないようにするための頭の左右の出っ張りがないので、寝るときには頭が下にずれるかもしれません。
背中の張り出しは、ジャストフィットとは行きませんが、気になる違和感はありません。
リクライニングは肘掛けの側面に付いているボタンで調節します。
リクライニングを最大まで倒すとこれくらいです。肩の厚さくらいはあるので、普通に使用する分には困りません。
シート幅は平均的な成人男性くらいの腰の幅で、両側に少し余裕があります。足をかなり鍛えている方以外は普通に座れます。
テーブルはサイドテーブルのみです。駅弁を広げるには少し狭く、せいぜいペットボトルかスマホを置けるくらいでしょう。
名前からして女性をモチーフにしている特急の割には気が利かない子ですね(笑)
後は前方にポケットが付いているくらいですね。
グリーン車に置いてあった「ブルーシグナル」はありませんでした。
自由席と自由席の紹介は以上ですが、やはり設計が古い車両なので今の特急と比べると見劣りするところもありますね。
しかし、京都から関西空港までの区間なら普通に移動する分には普通に使えます。とにかく普通です(笑)
特急はるかの車内設備
洗面器やお手洗いなどの座席以外の設備を紹介します。
最初に紹介するのは関空特急らしい設備です。
関空特急はるかはデッキの部分にスーツケースなどの大きい荷物を置くスペースがあります。
ロック機能はないので盗難の可能性もありますが、対して大事な物が入っていない場合はこれらのスペースを利用すると良いでしょう。
次に紹介するのはお手洗いです。
特急車両なので、男性用と女性用の両方のお手洗いが付いています。
お手洗いの近くにはカーテンつきの洗面器が設置されているので、メイク直しも出来そうです。
最後に通話?スペースです。もともと喫煙スペースだったのかな?
今は車内での喫煙は禁止されているので、ここで吸わないようにしましょう。
最後にコロナ対策です。
車内の座席などの手が振れる場所は抗ウイルス加工が施してあり、空気清浄機と自動換気システムがあるので、安心して利用できるとのことです。
過去にJR西日本のコロナ対策をまとめた記事があるので、気になる方は「JR西日本の感染対策をわかりやすく紹介」を見てください。
まとめ
今回はJR西日本の京都方面と関西空港を結ぶ関空特急はるかの普通席とグリーン車を乗り比べたので、画像たっぷりで紹介しました。
全体的に設計の古さが目立ったものの、グリーン車は不快な揺れと振動音が軽減されていてグリーン車のプレミアム感を感じるのには十分でした。
実はコロナ感染が拡大する前は新型車両が投入される予定でした。実際に車両は完成しているのですが、感染症による需要の低迷で今は全て旧型車両です。
勘違いしてほしくないのは、最近の特急に比べると微妙なだけで、普通に利用する分には特に不便を感じることはなく、関空までのつなぎの輸送機関としては十分使えます。
特急はるかは関空に行くためだけの特急ではなく、天王寺にも停車するので天王寺方面に出張するときにも使えます。現にガラガラなのでコロナとか関係なしにめちゃくちゃ混んでる新快速や関空快速を使用するより快適に過ごせるでしょう。
皆さんも特急はるかに乗車するときは座席を選ぶときの参考にしてはどうでしょうか?