バイクツーリングはガソリン代やらお土産代、ご飯代など様々お金が必要ですが、宿泊する場合にはさらに宿泊代金も必要です。
最近ではバイクの新車を購入する方は50代から60代のリターンライダーが多いと聞きます。そのような方々はお金の余裕があると思いますが、若者ライダーには金がありません!
その代わり時間と体力はありますけどね。
そんな体力がある金欠若者ライダーの宿泊先として候補に挙がるのがネットカフェだと思います。
▼代表的ネットカフェ 快活クラブ(映画のオープニングにありそう)▼
ということで今回は10回以上ネットカフェに宿泊してきた僕がバイクツーリングでネットカフェに宿泊する際のポイントと注意点を解説していきます!
申し遅れました。このサイトの管理人です。
このブログは鉄道が中心ですが、実はバイクにも乗っています。
今は亡き2スト250ccであるヤマハのR1-Zです。なんでか知りませんがおじさんからはよくRZと間違われます。
2スト250ccを購入してみた際の話は「2ストバイクの維持、燃費、加速は?納車されたので正直に話す。」をご覧ください。
地味に鉄道中心の当サイトでも上位のアクセスがあります。
ただし、R1-Zはリッター13kmの極悪燃費&転倒した際の部品が高い&低速トルクが無いから疲れるのトリプルパンチで高速道路を使うツーリングの時ぐらいしか使いません。まあ、それを補って余りある加速という魅力があるので持っています。
普段はアドレス125を使っていますし、下道ツーリングではこちらを利用することが多いですね。
スクーターは本当に楽なんですよね。そこそこの走行性能はあるし、クラッチが無いから楽ですし、万が一壊しても部品が安いので最高です。
ちなみに、この写真はアホなことに雪が積もった後にビワイチ(琵琶湖一周)しようとしたけど途中で滑って近江八幡ぐらいで引き返してきた際の写真ですね(笑)
僕のことはこれくらいにして実際に解説していきます。
旅のしおり
ツーリングでネットカフェがおすすめの方
最初にツーリングでネットカフェに宿泊することをおすすめな方の特徴を紹介します。
若くて体力がある方
1つ目は若くて体力がある方です。
若い人は「ちょっと無茶しても大丈夫」という特権があります。
具体的には休憩なしでぶっ通しで走り続けたり、野宿で夜を明かしたりするなどですね。僕もソロツーリングの際には無理をしてしまって、給油以外は休憩なし(飲まず食わず)で7時間以上走ったり、1時間程度の仮眠で夜通しで走り続けてしまいます。
このように体力がある若いことは長時間活動できたり、少し休んだだけでもある程度回復できるというメリットがあります。
ネットカフェでの宿泊は他の人の存在を常に感じるので、ビジネスホテルのようにリラックスしにくい傾向があります。
そして、この記事を見て下さっている方はネットカフェ宿泊が初めての方が多いと思いますが、慣れないうちは全然寝れないと思います。
僕の場合も10回程度宿泊したら慣れてマシになってきたのですが、初めて宿泊するときは全然寝れませんでした。
しかし、寝不足でも普通に活動できてしまうことが若さの素晴らしい所です。
今しか使えない「若さ」という特権を利用して、お金を節約して宿泊したい方にはおすすめです。
加えて、ネットカフェでは学割を利用できる場合が多いです。
例えば快活クラブでは学割を利用することでブース利用料金が20%引きになります。他の会社が運営しているネットカフェでも学割を利用できる所が多いので、さらに宿泊代金を節約できるのも良いですね!
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短時間の仮眠で良い方
2つ目は短時間の仮眠で良い方です。
ビジネスホテルやシティーホテルなどの料金は1泊に対して料金が発生するので、短時間の仮眠をしたい場合は割高になってしまいます。
しかし、ネットカフェは基本的に利用した時間に応じて料金が決まって行きます。
そのため、3時間だけ仮眠したい場合は3時間分の値段、6時間利用する場合は6時間分の値段になります。厳密にいうと倍の時間利用したから料金も倍になるわけでは無く、利用時間によって3時間パックや6時間パックと言って、少しお得な料金になります。
このように、ネットカフェは自分が利用した時間分だけの料金で済むので、短時間の仮眠で良い方はわざわざビジネスホテルなどを利用するよりもネットカフェを利用する方が節約できます。
以上がネットカフェをおすすめ出来る方の特徴です。
ただし、注意点はいくら体力があっても眠い時や体力が限界に近いときは道の駅などで仮眠しましょう。
自分自身も眠気でヒヤリとした体験が何度かあるので、眠気には逆らわないようにしています。
事故を起こしてしまうと節約どころではありません。
やめておいた方が良い方
次に逆にバイクツーリングでネットカフェを使うことをおすすめしない方の特徴を紹介します。
体力的に不安な方
前項で若くて体力がある方にはおすすめと紹介しましたが、逆に年齢が上がってくると体力が追い付かなくなって来るようです。
「ようです」と付けているのは僕自身はまだ20代の序盤だからです。しかし、昔ナナハンに乗っていた父いわく「昔はちょっと無理しても大丈夫だったけど、今はもう無理やわ」みたいなことを言っていましたので、体の衰えにはやっぱり逆らえないみたいですね。
年齢が上がっている方は守るべきや背負っている物もあると思いますので、無理をせずにビジネスホテルで快適な環境で体を休めて安全にツーリングをして頂けると嬉しいですね。
また、ネットカフェは寝ることを想定しているが、前提としているわけではありません。
ビジネスホテルやネットカフェと同じような金額で宿泊できるカプセルホテルと比較しても、寝るための場所として見ると少し貧弱です。
▼ネットカフェのフルフラットシート▼
ネットカフェのブースにも種類があり、宿泊用途の場合はフルフラットシートを選ぶことになります。ネットカフェの中では最もマシなタイプですが、どうしてもビジネスホテルのベッドと比べるとかなり寝心地のランクが落ちます。
▼ビジネスホテル(ツイン)の部屋▼
そのため、マットが体に合わないと腰や関節が痛くなることがあります。
セパハン(特にリッターssとか)だと前傾姿勢がきつく腰が痛くなるので、バイクに乗って腰が痛くなり、ネットカフェに泊まって関節や腰が痛くなってしまうという、腰によろしくない状況になることも考えられます。
腰や関節に不安がある場合はビジネスホテルの快適な睡眠環境を利用すると良いでしょう。
宿を楽しみたい方
ホテルの中にはホテルで、その地域でとれた食事や設備、天然温泉を楽しめる場所もあります。
ネットカフェには当然そのような設備はありませんので、宿でも楽しみたい方は旅館や観光客用のホテルを予約した方が楽しめます。
長時間滞在する方
前項でネットカフェは利用した時間によって利用料金が決まると紹介しましたが、長時間利用するとその分高額になってビジネスホテルで同じ時間滞在するよりも高価になってしまう場合はあります。
ネットカフェの運営会社や店舗がある地域の状況にもよりますが12時間以上になると、ビジネスホテルやカプセルホテルのほうが安かったり、後500円ほど出せば泊まれる値段になります。
ネットカフェよりもホテルのほうが安価になる場合はホテルを選びますし、少し高くても12時間以上滞在するならよりリラックスできるホテルを選んだ方が良くありませんか?
もちろんホテルはチェックアウト時間内ならそれ以上滞在しても大丈夫なので、ゆっくりしたい方にとってはホテルが向いていると言えるでしょう。
希少なバイクに乗っている方
これはネットカフェに限った話ではありませんが、希少なバイクに乗っている方は無防備に駐車しておくのはおすすめできません。
理由は盗難にあう可能性が高いからですね。
具体的にはCBX400FとかNSRとかRZがぱっと浮かびますし、CBXに至ってはバイクに乗っている状態でも強盗されますしね(笑)
他にも、意外とオフ車が盗難の被害にあいやすいそうです。WRとかCRMとかはオフ車で値段も上がってきていますのでヤバいかもしれませんね。
僕が乗っているR1-Zも希少とまでは行きませんが、そこそこ高騰しはじめているのでこれに乗ってのツーリングでネットカフェに宿泊するのは気が引けますね。ネットカフェに宿泊するのは大概125ccのアドレス125でツーリングしているときだけです。
まあ、希少車に乗っている方のほとんどはお金にある程度の余裕がある方が多いとおもうので、安全な場所に止められる宿を探して予約するのがおすすめします。
これに当てはまっている方はホテルを探すことになると思いますが、ホテルを探すのには楽天トラベルがおすすめです。
言わずもがな有名な楽天トラベルですが、おススメなのには理由があります。
▼楽天トラベルが一番の理由▼
ホテル・旅館の予約サイトは「楽天トラベル」が結局"最高"である4つの理由
また、ネットカフェを検討している方の中には「できるだけ最安値のビジネスホテルやカプセルホテルを見つけたい」という方が多いと思います。
そのような方には、僕がいつも使っている楽天トラベルで最安値のホテルを見つける方法とそのポイントと注意点を解説していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
▼楽天トラベルで最安値の宿を見つける方法▼
楽天トラベルで最安値のホテルを探す方法とは?ポイントと手順を解説します!
▼楽天トラベルはコチラ▼
バイクツーリングでネットカフェに宿泊する際のポイント
それではいよいよバイクツーリングでネットカフェに宿泊する際のポイントを3つ紹介していきます。
駐車場がある店を選ぶ
1つ目は駐車場がある店を選ぶことです。
ネットカフェには駐車場がある店と止める場所が無い店があります。
さすがに寝ている間ずっと路駐する訳には行きませんので、バイクを止める方は駐車場がある店を選びましょう。
駐車場があるかどうかは大概の会社は「会社名+店舗名」(「快活クラブ 秋葉原」など)で検索して出てくる公式サイトを見ることで確認できます。
下の画像は快活クラブ(富山荒川店)の設備一覧です。
▼快活クラブ(富山荒川店)の設備一覧▼
この店舗は駐車場があるので、設備一覧に駐車場が掲載さてています。
仮に公式サイトで見つけられなくても、googleマップの衛生写真で確認したら大体わかると思います。
▼快活クラブ 富山荒川店の場合▼
そして、少し話がそれますが個人的には快活クラブの中で「ある条件を満たしている店舗」がおすすめです。その条件に当てはまっている店舗ではシャワーが無料で利用できるのです。
オススメの店舗とその条件は他の記事で解説しているので、ネットカフェに宿泊したいと考えている方は必見です!
▼オススメのネットカフェと探す方法▼
ネットカフェに泊まるのにおすすめの店は快活クラブ!ただし条件あり
バイクツーリングの場合は上の記事で紹介している条件に加えて駐車場がある店舗を探す必要がありますが、意外と2つの条件に当てはまる店舗はありますし、バイクなら少々遠くても大丈夫でしょう。
まあ、傾向的には国道沿いにあるネットカフェは大概駐車場はありますし、駅の近くや繁華街にあるネットカフェは駐車場が無い傾向があります。
基本的ににはロングツーリングでは国道沿いを走ることが多いと思いますので、駐車場に関してはそこまで不安になる必要はありません。
インカムの充電器を持っていく
ネットカフェのブースにはコンセントが設置されていることがほとんどです。
宿泊する際にはスマホの充電器は持っていくと思いますが、ヘルメットにインカムを装着している方はインカムの充電器も一緒に持っていきましょう。
USBポートが無い場合はパソコン本体に差し込み口がある可能性があるので、そちらも探してみましょう。
盗難対策はしっかりする
これもネットカフェに限った話ではありませんが、盗難対策はキチンとしておきましょう。
希少車でなくても盗まれるときは盗まれるものです。
少しでも盗難の可能性を下げるためにハンドルロックぐらいはきちんとしておきましょう。
もちろん普段からディスクロックやバイクカバーをかけている方は同じようにしておくと良いでしょう。
また、意外と忘れがちなのがヘルメットやバイクウェアですね。
バイクのヘルメットやウェアは高価なので、盗まれたくないものです。
まさかヘルメットをミラーにかけたまま放置していませんよね?
バイクウェアやヘルメットはバイクの収納場所に入れて置いたり、ネットカフェのブース内に持ち込んでおくと盗難のリスクは減らせます。
ネットカフェのブースは鍵をかけることはできないので、盗難の可能性が無いとは言い切れませんが、野外で誰でも取れるような状況で放っておくよりはマシです。
僕の場合はスクーターなので、バイクにハードケースを付いているのでその中にヘルメットを、ウェアはメットインに押し込んでいます。
ちなみにヘルメットをメットインに入れないのはGT-Air2がデカいので入らないからです。
ハードケースは寝袋などのキャンプ道具を詰め込んだり、お土産を入れたりカバンを入れられるのでおススメです。
機能性を重視する方は取り付けて損はしないと思います。
でもダサいので、R1-Zに付ける予定はないです(笑)
以上がバイクツーリングで追加で気を付けたいポイント3つでした。
ネットカフェに宿泊したいと考えている方へ
最後にここまで見て「ネットカフェに宿泊しよう!」と思った方には、今まで10回以上ネットカフェに宿泊した経験からネットカフェ宿泊の際の盗難対策、店の選び方、過ごし方などを全部詰め込んだネカフェ宿泊マニュアルが参考になると思いますのでぜひご覧ください。
今見てもらっている記事はバイクツーリングでネットカフェを利用する際のポイントを紹介しましたが、バイクが絡んでいない部分でも注意点やポイントはたくさんあります。是非とも「インターネット完全宿泊マニュアル」とこの記事で紹介した両方のポイントを参考にして、素敵な節約バイクライフを送って頂きたいです!
▼ネットカフェ宿泊マニュアル▼