恐らくネットカフェで宿泊しようとしている方は一人旅でお金を節約するために検討していると思います。
今回はネットカフェとビジネスホテルの違いを経験者が様々な角度から紹介していきます!
加えて、最後にネットカフェでの宿泊をやめておいた方が良い方の特徴も紹介します。
旅のしおり
僕の宿泊歴
最初にさらっと自己紹介ついでに僕の宿泊について紹介しておきます。
僕はこれまで都市の駅前にあるにある少し良い目のシティホテル、東横インのようなビジネスホテル、カプセルホテル、ネットカフェ、カラオケボックス、野宿(笑)を経験しています。
それぞれのサービスの違いと快適性は経験しており、特に今回紹介するビジネスホテルとネットカフェで宿泊した回数は両手で数えられないぐらいなので、皆さんの参考になるかと思います。
ちなみに、野宿はテントを用意して宿泊するタイプではなく、一晩中椅子に座るタイプです。
1回目は無人駅のベンチで、2回目は関西空港のベンチで横になりました。寝心地は当然悪いです。
精神的に臨戦態勢モードを解除できず、自動販売機でたまになる「ブイ―ン」という音でいちいち起きるので寝た気がしませんでしたね(笑)
↓僕が夜を過ごした北海道の長万部駅。キツかったけど駅舎が開いているだけ良かった。
前置きはこれぐらいにして、ビジネスホテルとネットカフェの違いを紹介していきます。
ネットカフェの良いところ
最初にネットカフェに宿泊するメリットを紹介します。
注意点として同じ店でも店舗によって料金やサービスには差があります。設備はそれぞれの店舗のホームページに記載されているので、そちらをご覧ください。
安い
1つ目はなんといっても安いことです。
ネットカフェでも宿泊を検討している方のほとんどがこれが理由でしょう。
地域や店によって金額は違いますが、ほとんどの店が利用時間によって料金が決まっていきます。
また、ナイトパックという夜に利用すると少しお得になるプランがある場合があります。
これらは自分で決めるのでなく、会計の時点で最もお得なプランで精算されるので、特にこちら側はプランを指定する必要はありません。
皆さんは宿泊を考えていると思うので、大体はナイトパックになっていると思います。
ナイトパックだと大体一泊1500円~2000円程度で宿泊できます。
また、学生の方は学割が使用できる場合があります。
例えば快活クラブは室料が20%OFFで利用できますので、1000円台で宿泊できます。
ただし、初めて利用する店のネットカフェは会員登録料を支払う必要があります。
一度登録すると年会費は必要ない場合が多いので、初回だけ追加費用を支払う必要があります。この会員登録料は大概400円弱ですが、利用料と合わせるとお会計が2500円ぐらいになります。
これは初回だけなのですが、地方に行くとその地域周辺だけにある聞いたことがないネットカフェしかない場合があります。
もちろんその場合でも会員登録料は必要で結局「もう少しお金を出したらビジネスホテルに泊まれた、、、」というケースが結構あります。
また、お財布に使う予定がないネットカフェの会員カードが溜まっていってうざいです。快活クラブは良く利用しますが、他の3つは1回だけしか利用していませんし、1年以上利用していません(笑)
そのため、地方都市などでは「知らない店舗だけどネットカフェだから安いだろ」と思考停止してネカフェに宿泊するとお会計で「高くね?」となってしまいます。←過去の俺です。
インターネットや漫画の豊富なコンテンツが利用できる
インターネットカフェなので、ブースに1つづつパソコンがあります。
そのパソコンの中には豊富なコンテンツが用意されており、本来は有料で購入する必要があるPCゲーム、R-18コンテンツもあります。
、、、、ちなみに僕はネットカフェに泊まる際は朝が早い場合が多く、寝たいので全然見たことがありません。、、、、、本当です。
そしてインターネットカフェは漫画喫茶でもあるので、たくさんの漫画が読み放題です。
僕は漫画は読まないので詳しくは見ていませんが、有名どころの漫画はあったように思います。
シャワーが利用できる
これも店によってない場合もありますが、シャワーを浴びられます。
店によって追加料金が300円ほど必要ですが、シャワーを無料で利用できる店舗もあります。
特に快活クラブはシャワーを無料で浴びられて、ボディーソープやシャンプー、タオルもあるので清潔にすごせます。
また、男女が分かれており、店舗に2、3室ぐらいあるので順番待ちは少ないです。
ジュースやアイスクリームが飲み放題
インターネットカフェは"カフェ"と付いているだけあって、様々なジュースやコーヒーなどが飲み放題です。また、ソフトクリームも食べ放題の店も多いので心行くまで堪能できます。
快活クラブのソフトクリームは普通に美味しいんですよね。皆さんも快活クラブに行ったら是非食べてみて下さい。
健康的には最悪ですが、アイスクリームを晩御飯代わりにするということも出来ちゃいます(笑)
モーニングサービスがある場合がある
※現在はポテトの輸入の影響でフライドポテトはありません。
これは快活クラブのことですが、朝の6時から10時半までは無料で食パンとフライドポテトが食べ放題です。
食パンは隣にトースターやバターが用意してあります。
フライドポテトは上の写真では見えにくいですが、めちゃくちゃ光っているところにフライドポテトが置いてあります。
バランスが良いとは言えませんが、この食パンとフライドポテトで朝ご飯、ドリンクバーのコーヒーで一杯という風に過ごせます。
ただし、快活クラブでも一部店舗では行っていない場合がありますので、あらかじめホームページで確認しておきましょう。
完全個室もある
これも快活クラブのことですね。
ネットカフェは基本的にブースです。
そのため、上側が開いていて隣の人の音が聞こえて来たり、扉を施錠することが出来ません。
しかし、最近では店舗によって完全個室で、扉を開けるためにカードキーが必要なプランもあります。
こちらは男女でフロアが分かれているので女性も利用しやすい環境です。
しかし、少し割高で大阪中心(道頓堀店)や東京の中心(秋葉原店)だと2500円以上する場合があります。
その場合はビジネスホテルのお得なパックを利用するとほとんど変わらないので、ただ単に泊まりたいだけならビジネスホテルを選んだ方が良いです。
非日常感を楽しめる
最後に紹介するメリットは非日常感を楽しめるということです!
ビジネスホテルと比較すると快適性は著しく落ちますが、その不便さを楽しむのも醍醐味です。
ネットカフェは普段自分が生活している環境とは"良くも悪くも"違うので、新しい発見があって楽しいんですよ。
僕も最近は快適さが欲しい際にはビジネスホテルを利用することが多くなりましたが、楽しみたい気分の時はネットカフェを選んでいます。
女性の方は正直オススメできませんが、「お金がないからネットカフェに宿泊する」という人以外にも経験として宿泊してみるのも面白いと思います。
宿泊する方は僕が今までネットカフェに何度も宿泊した経験から、持ち物、店の選び方、盗難対策、注意点、過ごし方まで全てを解説した超大作記事があるので、ぜひ参考にしてください!
▼10回以上ネカフェに泊まった経験を全部ぶち込んだマニュアル▼
インターネットカフェ完全宿泊マニュアル。持ち物、店の選び方、盗難対策、注意点まで全てを教える!
ビジネスホテルの良いところ
次にビジネスホテルの良いところを紹介していきます。
思っているよりも安い
皆さんはビジネスホテルの相場って知っていますか?
地域やプランによっても変わりますが、素泊まりプランの場合はだいたい3000~4000円の範囲が最安値です。
さすがに東京駅周辺は高いですが、地方都市であれば3300円くらいの安い所は結構あります。
またホテルによっては楽天トラベル限定でお得なパックを出しているところもあります。
例えば、学割プランやU25プランなどがあります。
一度皆さんが宿泊を予定している都市を楽天トラベルで検索してみて、表示を安い順にしてみるとお手頃なビジネスホテルが出てきます。
▼僕が使っている安い宿を探す方法▼
楽天トラベルで最安値のホテルを探す方法とは?ポイントと手順を解説します!
安価で宿泊できる場所を探している方には有益な情報だと思います。
どこでもある
2つ目に良い点がビジネスホテルはどこにでもあるということです。
ネットカフェは政令指定都市の中心駅は駅前にありますが、それ以外は駅から離れた国道沿いに立地しているケースが多いです。
車で移動する場合は良いのですが、ネットカフェの宿泊を検討する方は大概電車移動です。
僕は電車移動の北海道旅行で泊まれそうなネットカフェを探したのですが、そのほとんどが最寄駅から片道徒歩30分、往復1時間ぐらいの位置にあるものばかりでした。
詳しくは「北海道旅行で泊まれそうなネットカフェはある?→札幌以外期待できません。」をご覧ください。
加えて、ガチの地方はネットカフェさえない場所がありますので、その時はビジネスホテルしか選択肢がありませんね。
反対に意外と東横インなどのビジネスホテルはどこでもあります。
駅前の通りであれば大体前に東横インやそれに似たようなコンセプトのホテルがあります。
そのため、人口が少ない東北地域や北海道、四国、山陰と言った地域ではビジネスホテルは重宝します。
結局北海道旅行では観光の時間を大切にしたかったので、全て駅から徒歩10分圏内のビジネスホテルを利用しました。
昔は歩いて行ったでしょうが、その貴重な時間をバイトや働く時間に当てた方が良いと気づいてしまったので、心境が変化しましたね。
プライベートが守られるからリラックスできる
ホテルでは当たり前かもしれませんが、ネットカフェでは絶対に得られない物です。
ネットカフェのブースは基本的にブースが開いており、鍵が無い場合もあります。
そのため、他の客の迷惑にならないようにできるだけ静かに行動したり、隣から人の気配がするので気が休まりません。ビニール袋から食べ物を出すときも音を出さないように気を付けます。
分かりやすく表現すると「警戒モードを解除できない」間隔に近いです。
そのため、睡眠が浅く、睡眠の質は最悪です。
また、目覚まし時計も他の客に迷惑にならないようにバイブにしておく必要があります。
バイブじゃないと店員が起こしに来てくれます(笑)僕も一度バイブにするのを忘れて注意されたことがあります。
▼アラームを鳴らして店員に注意された話▼
ネットカフェでアラームは使える?→鳴らしたら店員が起こしに来ました。
ただし、睡眠が浅く、体が臨戦態勢になっているので意外と起きられます(笑)
ビジネスホテルではこのような無駄な気遣いをする必要がなく、完全なプライベートスペースなので警戒モードを解除できます。
もちろん防音もしっかりしているので、隣の部屋から気配がすることはないです。
結果としてリラックスできて、睡眠の質が高まりますので、明日も元気に活動したい方はケチらずビジネスホテルを予約しましょう。
間違っても勝負がある前の夜にネットカフェは選ばないようにしてください。
設備が整っている
ビジネスホテルは部屋の中にトイレやシャワーがあるので、靴を履いていく必要がありますし、途中で人とすれ違うので公然わいせつ罪にならない程度の服を着る必要があります。
僕はネットカフェでシャワーを浴びるて出てくる際には、部屋着ではなくそのまま明日の服に着替えます。
ビジネスホテルはそのようなことをする必要がなく、寝間着やバスタオルも用意されています。
何なら全裸のままシャワーから出ても良いのです。
他人の目が気にならないのは良いものです。
部屋に荷物を置いたまま外出できる
ビジネスホテルは鍵が付いているので、外出する際にも荷物をホテルの中に置いておけます。
ネットカフェでも一時外出が可能な店がありますが、ブースに鍵が無く、盗難のリスクがあるので荷物は外に全部持っていく必要があります。
荷物が少ない場合は良いですが、荷物が多きいと片づけるもの大変ですし、持ち歩くのも大変です。
このように、ビジネスホテルは当たり前のことが、当たり前にできる環境が揃っているので、快適性が段違いです。
結局どちらが良い?
結局どちらが良いのかは人によって変わりますが、下の項目に1つでも当てはまる方は素直にネットカフェよりもビジネスホテルに宿泊しましょう。
- 1mmでも快適性を求める気持ちがある
- 疲労回復・リラックスしたい
- 清潔感を求める
- お土産などの荷物が多い
- 明日が勝負日である
- 非日常感を楽しめない
- 狭い場所が嫌い
- 女性の方
ネットカフェはたまに変な人がいるので、女性はおすすめしません。
「どうしても泊まりたい!」という方を止めはしませんが、安全には十分に注意しましょう。
これに当てはまならい場合でも、ネットカフェまで片道徒歩20分以上かかる場合であれば、時間を大切にしている方は駅から近いホテルを探しましょう。
中には「完全個室のネットカフェにする!」という方もいるかもしれませんが、漫画やネットコンテンツを利用せずに宿泊するだけなら、値段も後1000円ぐらい足したら東横インとかに宿泊できます。
▼僕が使っている安い宿を探す方法▼
楽天トラベルで最安値のホテルを探す方法とは?ポイントと手順を解説します!
これは僕がいつも最安値のホテルを探す際に利用している方法です。注意点やポイントも紹介しているので、安い宿を探している方はご覧ください。