緊急事態宣言が5月14日に解かれてから一か月ほど経った6月19日にようやく日本国内の県間移動も解除されました。
県間移動が解除されたことにより、自粛生活の中で溜まっていた旅行に行きたい欲が爆発しそうな方もいると思います。
そして、7月22日から「Go To キャンペーン」が始まっています。しかし旅行に行こうと思っているけど、最近また感染者が増えてきて旅行に行くのに不安になっている人も多いと思います。
そこで、「今回はコロナには感染したくないけど、どうしても旅行が行きたい!」と言う人向けにコロナに感染しにくい観光地を徹底的に考えていきたいと思います。
旅のしおり
前提条件
いくら感染しずらい観光地を選んでも、基本的な対策を怠るとリスクがあがってしまうので以下のことは守りましょう!
マスク着用をする。
旅行だけでなく普段もつけておきましょう。最近はマスクを着けていない人もちらほら見かけますので、感染症対策の意識が薄くなっている人もいると思います。しかし、自分が感染していた場合は旅行先にウイルスをばらまいてしまうことになってしまいます。もうマスクは高くもなくなって、貴重品でもないので、どんどん使っていきましょう。
手洗を頻繁にする
人は無意識に顔を触ってしまいますので、接触感染にも気をつける必要があります。
とある研究では人は1時間の間に平均23回も顔を触りそのうち44%(10回ほど)が粘膜部分をさわっていたそうです。
英語で書かれているので翻訳機能を使うと便利です。
手洗いの効果は結構大きく、正しい手洗いをすることによって、100万分の1まで減らすことが出来ます。
参考:森功次他:感染症学雑誌.80:496-500(2006)
引用:国民の皆さまへ (新型コロナウイルス感染症)
ですので、旅先にいるときも頻繁に手洗いをするようにしましょう。
出来れば移動は車やバイクで
最近は都市部の感染経路不明者数が6割を超え、市中感染する可能性もたかくなってきました。公共交通機関は不特定多数の人が使用するので知らぬ間にウイルスを含んだ飛沫を浴びていたり、感染者が触れたところを触れて接触感染したなんて可能性が増えてきたということですね。自分だけでなく旅先にも迷惑がかかるので、市中感染を防ぐために出来るだけ移動は車やバイクでしましょう。
感染しにくい観光地の条件
では、いよいよ感染しにくい観光地の条件を考えていきましょう!
この条件は厚生労働省の発表している「三つの密」を回避するプラス他に気を付けることに基づいて選んでいます。
密閉を避けられるかどうか?
一つ目は「三つの密」の一つ目である「密閉」を避けられるかどうかです。
密集を避けられるかどうか?
二つ目は「三つの密」の二つ目である「密集」を避けれるかどうかです。
密接を回避できるか?
三つめは「三つの密」の三つ目である「密接」を避けれるかどうかです。
間接的な接触を回避できるか?
これは、他の人が触った場所を自分が触る機会が少ないか多いかどうかです。
この四つの条件をまとめると、、、
換気が良く、人が少なめで、人同士が密接せず、手すりなどで間接的な接触が少ない場所と言うことになります。
ボリュームがある観光地
これは感染は関係ないのですが、「え?こんだけ?」とならないようなボリューム感がある観光地を選んでいきます。
なかなか厳しい条件になってしまっていますね(笑)。条件が厳しいので、どうしてもジャンルが似たり寄ったりになってしまいますがこのご時世なので仕方ないですね。
では、いよいよ感染リスクが低い観光地を紹介していきます!
地方別感染リスクが低い観光地は?
中部地方
福井県 若狭瓜割名水公園(瓜割の滝)
福井県の若狭町にある若狭瓜割名水公園(以下瓜割の滝)です。
瓜割の滝は滝と言うには落差は低いのですが、何とも言えない幻想的な雰囲気を感じる場所です。
ここから湧き出る水は日本名水100選の「おいしい水部門」で2位に選ばれています!
売店で売られているシールを買うことによって、瓜割の滝から湧き出る水を持って帰ることが出来るのでおいしいお水を家で楽しむことも出来ます。
瓜割の滝の名前の由来は夏に瓜を冷やしておこうと水に浸けておくと割れてしまうという言い伝えから来ています。
実際に行って、手を入れてみるとキーンと冷たい水が流れています。
滝の周りだけ明らかに温度が低く快適なので、今の暑くなりかけのときにおすすめです!
所在地:福井県若狭町天徳寺37-1-3
営業時間:常時開放ただし売店は9:00~17:00
入園料:無料
水をくむ場合は売店で300円のシールを買う必要があります。
過去に私が行ったときの記事がありますので参考にどうぞ↓
瓜割の滝で一時間観光!王道を行く見どころ紹介(画像たっぷり)
福井県 東尋坊
出典:東尋坊-Wikipedia
福井県・坂井市にある東尋坊です。
東尋坊は地質学的にも珍しい奇岩で世界にも東尋坊を含め3ヶ所しかないそうです。
ごつごつとしていてとがっている岩と、岩にぶつかる波もすべてがダイナミックに感じることが出来ます。
岩の先に行くことはできますが、くれぐれも落ちることが無いようにしましょう。
僕のおススメは東尋坊の迫力自体もあるのですが、東尋坊に行くまでの道にある商店街に風情を感じることが出来て、じっくり見て回るのも面白いと思います。
他にも駐車場の近くに「東尋坊タワー」なるものがあるのですが、、、
景色はいいんですがね、、、肝心の東尋坊の岩の部分が見えないんですよね、、、、
これはあくまで実際にタワーに上った一個人の感想ですがちょっと微妙かな、、、
まあ、気になる人は登ってみてもいいと思います。
まあ、タワーが少し微妙なだけで、東尋坊自体はダイナミックで迫力があるので、自然の凄みを感じたい人にはお勧めです!
遊覧船も運行しているので、陸からだけではなく海の方から見るのも東尋坊の別の顔を見ることが出来るのでいいと思います。
所在地:〒913-0064 福井県坂井市三国町安島
営業時間:常時開放(飲食店は営業時間あり)
入場料無料
東尋坊タワー
入場料:大人500円
営業時間:09:00~17:00
関西地方
京都府 天橋立
出典:天橋立観光サイト
京都府・宮津市にある「天橋立」です。
天橋立は「日本三景」の一つで、天に上る龍にも見えると有名ですね。
そして、何といっても股覗きですよね。
又覗きは天橋立駅の裏側にある「天橋立ビューランド」がおすすめです。
天橋立ビューランドはリフトまたはモノレールで行くことが出来る施設なのですが、リフトはもちろん、モノレールは密にならないように普段は40人が定員の所、1/4の10人が定員になっていますので、感染リスクも低くなっています。
天橋立ビューランドには又覗き以外にも、いろいろなアトラクション(有料)があるので、子供連れの方も楽しめると思います。
又覗きをした後には、天橋立を自転車でサイクリングするのがおすすめです。
天橋立を徒歩で渡ろうとすると1時間ほどかかりますが、自転車なら20分ほどで渡り切れることが出来ます。
自転車をレンタルできる場所がたくさんあるので、海風を受けながらゆっくりサイクリングするのが心地良いですよ!
松の並木の外側に見える海が、森と海の雰囲気が合わさっているようで、ここだけしか感じることが出来ない感覚にさせてくれます。
所在地:京都府宮津市文珠天橋立公園
営業時間:常時開放
入園料:無料
天橋立ビューランド
所在地:〒626-0001 京都府宮津市字文珠
営業時間:期間によって変わります。
2月21日~7月20日 9:00~17:00
7月21日~8月20日 8:30~18:00
入場料:大 人 850円(リフト、モノレール往復代込み)
和歌山県 那智の滝・熊野那智大社
出典:那智滝 Wikipedia
和歌山県の那智勝浦にある、那智の滝・熊野那智大社です。
那智の滝と熊野那智大社はほぼ同じ場所にあるので、一緒に見るといいと思います。
那智の滝は日本で一番水量、落差が大きい滝で日本三大名滝の一つです。
端的に言うと日本で一番大きく迫力がある滝ですね。
入場料を大人300円、中学生以下 200円払うと結構近づけるので、滝からのマイナスイオンをたくさん浴びることが出来そうですね!
次に、那智の滝と一緒に訪れたいのは熊野那智大社です。
出典:じゃらん 熊野那智大社
熊野那智大社は熊野速玉大社・熊野本宮大社とともに熊野三山の一つです。
熊野那智大社には、三重塔と那智の滝のツーショットを取ることが出来る場所もあるので、鮮やかできれいな写真も撮ることが出来ます。
SNS映えする写真と、自然のマイナスイオンをたっぷり浴びたいという人におすすめです!
※現在は熊野那智大社の宝物殿と清涼亭は休みの様です。
所在地:〒649-5301 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字那智山
営業時間:午前7時~午後4時30分
拝観料:大人300円、中学生以下 200円
熊野那智大社
営業時間:8:30~16:30
中国地方
鳥取県・鳥取砂丘
出典:鳥取砂丘
鳥取県・鳥取市にある「鳥取砂丘」です。
鳥取県は中国地方にありますが、意外と関西からも近いので行きやすいのではないかと思います。
鳥取砂丘は誰でも無料で入れることが出来るので、昼にたっぷり遊んだ後に、夜の鳥取砂丘を見に行って違う雰囲気を楽しむということも出来ますね。
他にも、鳥取砂丘で開催されているアクティビティも再開しているところもあるので、いろいろ体験できると思います。
ただ、再開していなかったり規模を縮小して再開しているところもあるので、行きたいものがあったら自分で各自で調べる必要がありそうですね。
所在地:鳥取県鳥取市福部町湯山
営業時間:常時開放
入場料:無料
四国地方
香川県・栗林公園(栗林公園)
香川県・高松市にある、「栗林公園」です。
読み方は「りつりんこうえん」と読みます。
栗林公園は国の特別名勝に指定されている文化財庭園の中で最大の広さを誇っている庭園です。
見れるところもたくさんあって、特に一番の良い景色である「飛来峰」からの景色(上の写真)はミシュラン・グリーン・ランドでも三ツ星(わざわざ来る価値がある)に選ばれており、一見の価値はあります。
所在地:香川県高松市栗林町1丁目20番16号
営業日:年中無休
営業時間:月によって違いますので、下のリンクにて確認してください
入場料:大人 410円 子供170円
僕も過去に行っていて詳しくレポートしているので、気になる人はコチラから見てください。
徳島・祖谷のかずら橋
徳島県・祖谷(いや)地方の奥地にある、祖谷のかずら橋です。
祖谷のかずら橋は四国・徳島県の祖谷にあるシラクチカズラで編まれたつり橋で日本三奇橋の中に数えられています。
高さは川の水面から14mあり、マンションの5階ぐらいに相当します。他にも思ったより横幅が大きく手を広げても片方しか届かないので、安定感が無くて余計怖いです。
アクティビティ性が強く、「ただ観光するだけでは物足りない!」という人におすすめです。
所在地:三好市西祖谷山村善徳162-2
営業日:年中無休
営業時間:季節によって変わります。
4月~7月20日:7時~18時30分
7月21日~8月:6時30分~19時
9月:7時~18時30分
10月~11月:7時~17時30分
12月~2月12日:8時~17時
2月13日~3月:8時~18時
入場料:大 人(中学生以上) 550円 小 人(小学生)350円
祖谷のかずら橋も詳しくレポートしているので、気になる人はコチラから見れます。
基本的な対策をしっかりするように!
今回はコロナに感染する危険性が少ない観光地を紹介しましたが、どうしてもジャンルが自然の場所に偏ってしまっていますね(笑)
でも、長い間の自粛で外に行けなかった分、久しぶりに自然に触れてみてもいいのかもしれません。
しかし、感染する可能性はゼロではありませんので、基本的な対策をしっかり行ったうえで自己責任でお願いします。
この記事のおかげで感染リスクが低い観光地を選ぶことによって感染対策になることを祈っています。