行った気シリーズ

【2021年】伊予鉄市内電車フリーパスで行く松山・道後温泉で温泉と町を楽しめる観光地3選

松山城と俺
不審者が松山城に出現(笑)

どうも、案内役の谷いずるです。

今回は、愛媛県の県庁所在地である松山おススメ観光地を紹介していきます。

松山は「温泉街でゆっくり食べ歩きしたい!」とか「市内のいろいろなところを楽に回りたい!」と言う人におススメな場所です。

今回は、「松山市内を路面電車で観光する」というコンセプトで紹介していきます!

松山市内の移動に便利な伊予鉄市内電車(路面電車)

伊予鉄 路面電車

松山市内の主要な施設には路面電車の駅があり、本数もそれなりに多いので松山市内を移動するのには非常に楽です。

「次の場所に行きたいけど徒歩で行くの距離じゃないなぁ」と言う時に便利です。

料金は乗る場所と降りる場所に関わらず大人160円で乗れます。(子供は一人一回80円

松山を一日観光する場合は、700円伊予鉄市内電車1dayチケットを買うと一日の間松山市内の路面電車に乗り放題になります。700円なので5回以上路面電車に乗るとお得になります!

僕は坊ちゃん列車(後述)に乗ったこともあって、元は取れませんでした(笑)

伊予鉄市内電車1dayチケット

この1dayパスポートは使う日の日付をコインでこすって使います。

伊予鉄 市内電車1day チケット

コインで削るとこんな感じ↓

伊予鉄市内電車1day チケット 削った後

削ったところに赤い文字が浮かび上がって、日にちが分かりやすくなります。

ついでに、このチケットを買うと、伊予鉄の松山市駅(JRではない)にある観覧車に一回無料で乗ることが出来ます。

坊ちゃん電車

松山 坊ちゃん電車

坊ちゃん列車とは?

伊予鉄には道後温泉行の列車が坊ちゃん列車で来ることがあります。

坊ちゃん列車は、伊予鉄が開業した時(明治21年)から67年間使われていた蒸気機関車がモデルになっていて、日本人なら知らない人はほぼいない夏目漱石の「坊ちゃん」と言う小説で登場人物が利用したことから、そのまま「坊ちゃん列車」と呼ばれるようになったそうです。

坊っちゃん列車のモデルとなった蒸気機関車は引退しましたが、2001年から当時使っていた車両の動力源を蒸気機関車からディーゼルエンジンに乗せ換えて使われています。もちろん客車も明治時代の物が使われています。

時間は変わる可能性がありますので、こちらの公式サイトでご確認ください。

伊予鉄・坊ちゃん列車 時刻表

同じ伊予鉄の市内電車なのですが、伊予鉄市内電車1dayパスは使うことが出来ず、別途大人800円 子供400円が必要です。 

車両もほぼ当時のままの坊ちゃん列車

jr松山市駅 坊ちゃん列車

ここで言うのも何ですが、実は最初は乗る気はなかったのです。

しかし、JR松山駅前の路面電車の駅でたまたま来たので、思い付きで乗ってみました!

後々調べると、JR松山駅前に止まる坊ちゃん列車は一日に2本しかないようだったので、運が良かったようです。

運賃は列車に乗るときに800円を払って、切符を受け取り乗り込みます。

坊ちゃん列車 切符

切符も近代の日本の書き方で現代の字の書き方が違うので、読みにくいです(笑)

この切符は降りるときに回収されないので、記念に持って帰ることが出来ます。

坊ちゃん鉄道 車内

車内は明治時代に客車として使われていた車両を使っているので、構造も当時のまんまです。

車掌さんと運転手さんも明治時代の恰好で坊ちゃんの世界観へのこだわりが垣間見まえました!

坊ちゃん列車は観光列車なので車掌さんが見どころをガイドしてくれます。

愛媛県庁舎
現在も使用されている愛媛県庁舎もガイドしてくれます

ただ、、、これは仕方ないのですが、、、振動が凄いです(笑)

まっすぐ進むだけで、「ガタガタ」と揺れます。

そして、交差点で曲がるときは「ガタガタガタッッッガッタンンンン!」とありえへんぐらい揺れます(笑)

他の乗客もあまりの振動に思わず苦笑です(笑)

そこを含めて明治時代の路面電車を楽しむことができます(笑)

この坊ちゃん列車は道後温泉行の列車なので、終点が道後温泉です。

終点では前方しか進めない坊ちゃん列車は、反転作業を行います。

その一部始終を見ることが出来るので、時間があったら道後温泉駅に残って見学するのもいいと思います。

まず、動力車と客車を切り離します。

坊ちゃん列車 切り離し
動力車と客車を切り離したところ

そして、動力車を持ち上げて回転する機械の上に載せます。

坊ちゃん列車 反転

写真ではまさに先頭部分が奥方向から手前方向へ回っていてるところです。線路に対して本来ならありえない向きに向いています。

坊ちゃん列車 反転終了

反転終了しました!

動力車を客車の隣の線路に移動させます。

動力車 移動

この次はなんと、、

人力で客車をこちらの方へ移動させます(笑)

客車 手で移動

客車をこちらの方に移動させたら、気動車をバックさせます。

坊ちゃん列車 バック

気動車をバックさせたら、連結して方向転換完了です!

坊ちゃん列車 方向転換完了

これで逆方向へ行くことが出来ます!

昔は先頭車両の反転にこれ程の手順が必要だったんですねー

松山 坊ちゃん電車

今の列車だとこんなことはありませんから、見ていて面白いと思いますので、道後温泉で下車した時は是非とも見てください!

道後温泉でゆったりしよう!

道後温泉本館
道後温泉本館

道後温泉とは?

道後温泉は、日本国内でもひときわ古い3000年もの歴史を持つといわれる温泉であす。

神話もたくさんりますが、史実上の記録に登場する温泉として見ても道後温泉は日本最古級級の歴史を持ちます。

今の建物は明治27年(1894)に改築され、国の重要文化財に指定されながら、博物館化せずに現役の公衆浴場として営業を続けているものになります。

道後温泉は、本館飛鳥の湯泉と椿の湯があります。

※現在は本館は改修中で休憩室は入ることが出来ません。入ってすぐ「神の湯」にだけ浸かることが出来ます。

道後温泉の効能は?

温泉に浸かるなら気になる効能は、アルカリ性単純泉の湯質で、きめ細やかな日本人の肌に優しいなめらかなお湯で、刺激が少なく湯治や美容に適しています。

風呂に使われるお湯は18本ある源泉を混ぜ合わせて42度程度の適温にしており、丁度良い温度に調整しています。


温度調整のためにお湯や水加えていないため、源泉が薄くなっていません

ですので、温泉の効果を十分に感じることができます!

道後温泉は食と温泉が楽しめる!

道後温泉 商店街

道後温泉は先ほど坊ちゃん列車で来た道後温泉駅から商店街を通っていきます。

この商店街には、お寿司屋さんなどのレストラン和菓子屋やお土産屋がたくさん立ち並んでいるので、この商店街だけでかなり楽しめると思います。

たくさんあるので、僕が少し気になったものだけ紹介したいと思います。

ごま福亭

黒ゴマ饅頭

まず気になったのは、ゴマ専門店の「ゴマ副堂」です。

外に置いてある黒ゴマ蒸し饅頭が思わず目を引きます。

1つ120円で食べ歩きができます。

しかし、諸事情があって写真が無いのですね、、、ごめんなさいm(゚Д゚;)m

せっかくなので文字で思い浮かべてください(笑)

大きさは手のひらより小さめで名前のとうりの黒ゴマの色で真っ黒です!

しかし、味は色と裏腹に、甘くほのかに香るゴマの味が、あんこの味とまっざって良い風味を奏でていました!

おいしいので、是非食べ歩きの友として買ってみてください!

道後温泉ガチャ

道後温泉ガチャ 松山城ガチャ

松山では道後温泉本館や松山城がでてくる凄いガチャがあります。

道後温泉ガチャは一回300円で3種類あります。

そして、この三種類を合わせると道後温泉本館が出来上がります!

道後温泉ガチャ

他にも松山城ガチャは一回500円で回せます。

コチラは1種類なので、コンプリートする労力とお金はいりませんが、シークレットで真ッ金ッ金に染め上げられた松山城があるらしいので、欲しい方は出るまで回してみてはどうでしょうか?

みかんジュース

愛媛 みかんジュース

愛媛は柑橘類が有名だとは思いますが、みかんジュースが立ち並んでいます。

この商店街の中にはみかんジュース専門店もあるほどです。

容量は1リットルのお土産用もありますが、180mlの小瓶もあるので、気になったみかんジュースを全て飲むという欲張りなこともできます!

とまあ、気になったものを紹介していきましたが、興味を引くものばかりでしたね!

他にもあるので、道後温泉に来た時に散策してください!

次はいよいよ道後温泉に行ってみたいと思います。

道後温泉

道後温泉本館

道後温泉はいくつかあると言いましたが、これが本館です。

残念ながら僕が行ったときは改修中で神の湯しか入ることが出来なかったのですが、本来ならこの本館の中に、神の湯と霊の湯もあります。

道後温泉北口

これは道後温泉本館の北口ですが、改修中はこの北口から入ることが出来るそうです。

さすがに温泉の中を撮影することはできませんでしたが、湯質はとろみと言うよりはさらさらした湯質でした。

椿の湯

道後温泉 椿の湯

これが、道後温泉の別館の一つの椿の湯です。

本館とは違い、和風と洋風が混ざったような外観です。

1953に建設されたので比較的あたしいのもあり、中身がきれいでもあります。

飛鳥乃湯泉

飛鳥乃湯泉 道後温泉

コチラも道後温泉の別館の飛鳥乃湯泉です。

飛鳥乃湯泉は2017年の12月26日にオープンした一番新しい湯です。

建物は飛鳥時代の様式を取り入れた建物です。名前の由来にもなっていますね!

そして、新しいのもあって、建物もきれいで白と赤が基調の色なこともあって、ひと際目立ちます。

このように道後温泉は本館と別館2つあります。

時間がある人は全ての温泉を制覇するのも面白いと思います!

道後温泉

 道後温泉本館

 入場時間:6:00〜23:00

 入湯量:大人410円 小人160円

 道後温泉別館椿の湯

 入場時間:6:30〜23:00

 入湯量:大人400円 小人150円

 道後温泉別館飛鳥乃湯泉

 入場時間:6:00~23:00

 (たくさんプランはありますが、一番ベーシックなプランは)入湯量:大人610円 小人300円

道後温泉・公式サイト

12現存天守の松山城

松山城 いろいろ

松山城とは?

松山城は加藤嘉明によって初めて建てられました。嘉明は羽柴秀吉に見出されてその家臣となり、20才の時に賤ヶ岳の合戦において七本槍の一人としても有名です。

慶長5年(1600)の関ヶ原の戦いにおいて徳川家康側に従軍し、その戦功を認められて20万石となります。そこで嘉明は同7年に道後平野の中枢部にある勝山に城郭を築くため、普請奉行に足立重信を命じて地割を行い工事に着手し、翌8年(1603)10月に嘉明は居を新城下に移し、初めて松山という名称が公にされました。その後も工事は継続され、25年の後にようやく完成します。

天守閣は、建設当時は5重だったのですが、今は3重になっています。

天守閣は山の上にありますが、徒歩ルートロープウェイルートがあります。

もちろんロープウェイのほうが圧倒的に楽です!

アクセス

松山城も伊予鉄市内電車の「大街道」駅で降りると行けます。

駅を降りるとすぐと言う訳でもなく、商店街を抜けていきます。

この商店街もおいしそうなスイーツがいろいろあって楽しめると思います。

松山城 商店街

この商店街を抜けていくとロープウェイ乗り場にたどり着きます。

松山城 ロープウェイ乗り場

ここでチケットを買っていくよ。

松山城 ロープウェイ チケット

ロープウェイの往復分と松山城の入場料でのセットで大人1040円 小人420円です。

松山城に上がるのにロープウェイとリフトがありますが、ロープウェイは10分に一本、リフトはいつでも乗れます。

ロープウェイも10分に一本と数が多いため、リフトが怖い人はロープウェイを使うのにあまり待つ必要はないですね!

僕はスキーでリフトは乗り慣れているので、リフトを選択しました。

松山城 リフト

ロープウェイと言ってもそこまで距離はないので5分で行くことが出来ます。

松山城 リフト 終点

リフトにしばらく乗っているとすぐ着きました。

リフトに乗った感想は常に前を向いている関係で後ろに広がっているであろう町が全然見えないのが欠点だったりします。

しかしそれはお城に上ってからのお楽しみですね(笑)

町を見渡せる松山城

ロープウェイやリフトで頂上まで行くと、ようやく参道が見えてきます。

松山城 お土産ショップ

画像の左側は売店です。

松山城の敷地内にお土産屋が二カ所あって、休憩しやすいのがポイントですね!

この参道が城につながっているので、ぐんぐん上っていきましょう!

松山城 参道

道中は比較的に緩やかなので、お年寄りやお子様などの体力が無い方でも行きやすいかなと思います。

松山城 門

天守閣までの道中も大きな門がいくつかあり、天守に入る前でも「ああ、お城に入ってるんだなー」と言う気分になります。

この参道を登りきると、広場に出ます。

松山城 広場

やっと天守閣が見えてきます。

松山城 広場

ここで、さっきのチケットの入場券を渡し、写真が載ってある券と交換してくれます。

松山城 新しい券

それでは、入っていきましょう!

松山城 正面

この門をくぐると、天守閣のお見えです。

松山城 天守

いよいよ、天守閣の中に入ります。

松山城 天守閣 入り口

これが入り口です。

入り口が狭いのはお城あるあるですね(笑)

松山城 靴箱

天守閣に入ると、靴を入れる靴箱があります。

鍵があるので、なくさないようにしましょう!

気になる写真撮影はスタッフに確認したところ「容量がなくなるまでバシバシ撮っても良いよ~^^」

と快く撮影OKを下さったので、遠慮なくバシバシ撮れせてもらいました!

最初に待ち構えるのは、角度55度の階段です(笑)

松山城 階段

階段がきついのもお城あるあるですが、今まで行ったお城の中で階段がキツイランキング3位ぐらいですね(笑)

階段を登ったら松山城にまつわる資料があります。

松山城 甲冑
指が入っちゃた( ゚Д゚)

甲冑とか

松山城 刀

たくさんの刀剣や槍です。

たくさんあって、見ごたえ抜群です。

特に面白いのは、刀の重さを実際に体験できるコーナもあります。

松山城 松山 刀 重い

刀は意外と軽かったのですが、これをずっと振り回していたら絶対疲れそうだなと思います。

他にも、城の銃用の穴から火縄銃を構えるのを体験できるコーナもあったり、甲冑を着ることが出来るコーナーもあったので、他の城とは違う楽しみ方ができます。

体験コーナに満足したら天守閣に行きます。

松山城 天守閣 景色

天守閣からは町を一望できます。

山の上に建てられているのもあって、遠くまで見渡せます。

こうしてみると、松山は愛媛県の県庁所在地なだけあって都会です。

行く前に愛媛には何もないと思っていました。←めっちゃ失礼

ごめんなさい(´゚д゚`)

と言うことで、松山城は実際に体験できるコーナーがあったりして、他の城ではできないような体験ができるのでお勧めです!

松山城 二の丸

松山城は徒歩で山を登るルート上に二の丸があります。

今回は帰りは徒歩で下山する道中で寄ることにしました。

帰りのチケットは無駄になりますが、またロープウェイ乗り場まで登るのは大変なので、そのまま下山します。

松山城 二の丸

二の丸を上からとっていますが、カメラに収まらないほどでかいです。

松山城 二の丸

デカいうえに石垣が高いので、本丸にも劣らない迫力があります。

松山城 二の丸 入り口

二の丸へ入るのには別途入場料200円を支払って入ります。

松山城 二の丸 入場券

二の丸はかつて建物がありましたが、今はありません。

松山城 二の丸 中

建物があった枠は復元されていますが、その枠の中に水を入れて、庭園風になっています。

松山城の二の丸はなぜか恋人の聖地になっています。

松山城 二の丸 恋人の聖地

さみしく一人で写真撮影(´゚д゚`)

カップルの皆さん行ったら良いんじゃないんですかねー(棒)

また、二の丸の中に川が流れています。

松山城 二の丸 庭園

特に言いたいことはないですが、何となくこの画像を使いたい気分でした、、、

と言うことで、松山城の二の丸に入ってきました。

松山城を観光した後に、時間があればいいと思いますが、行かなくても大丈夫だと思います。

ちなみに、徒歩での道はこんな感じの道を行きます。

入り口は県庁舎の横にあります。

愛媛県庁舎

もちろん徒歩で行くのは過酷なので、体力に自信がある人だけ行ってください(笑)

まとめ

松山城 天守

今回は、「松山市内を路面電車で観光する」というコンセプトで紹介していきました。

実際、伊予鉄市内電車の1dayパスがあれば一日で回りきれるのでかなり便利だと思います。

この記事があなたの旅行の役に立ってくれたらうれしいと思います。ありがとうございました。

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