どうも皆さんこんにちは!今回栗林公園をご案内するのは目ヂカラが有り余る、谷いずると申します。
僕は今香川県の高松駅にいます。
今回は香川の中心である高松駅から高徳線で2駅という行きやすい位置にある栗林公園を写真たっぷりで紹介していきます。
旅のしおり
栗林公園(りつりんこうえん)とは?
最初に言っておきますが、クリリンではありません。「りつりん」と読みます。
栗林公園は高松城の歴代藩主の手に渡ってい行き、歴代藩主の手によって改良されていった結果、最終的に松平氏の手に渡って完成された日本式庭園です。
実はこの栗林公園はミシュラン・グリーン・ランドでも三ツ星(わざわざ来る価値がある)に選ばれており、栗林公園内にある構造物のいくつかにも星が付いていて、栗林公園だけで9つの星が付いています。
近くに来ているのなら九ツ星の公園に行かない手はないのでは無いでしょうか?
アクセス
栗林公園はJR高徳線の栗林公園北口駅が最寄りです。
周囲に「栗林」とつく駅が3つあるので、わかりにくいかもしれません(笑)
ちなみに「栗林公園北口駅」と「栗林駅」はJRですが、「栗林公園駅」は琴平電鉄と言う別の私鉄なので間違えないようにしましょう。
あと、高徳線はICカードが使えないです。
ICで入ってしまうと後々めんどくさいので、、、(経験者は語る)
切符を買いましょう(笑)
車の方も周辺に駐車場が結構ありますので、よっぽど混まない限りは止めることが出来ます。
栗林公園の中へ
栗林公園はかなり広いので、入り口が北口と東門の二つあります。
栗林公園北口駅から来た人は北口のほうが近く、車で来た方は栗林公園東門駐車場があるので、東門がおすすめです。入り口は二つありますが、出口が東門の一つなので車の方は絶対的に東門が良いと思います。
僕は栗林公園北口駅から来たので、北口からスタートです。
それでは入っていきましょう!
まず現れるのは料金所です。
入場料は大人410円 小人170円と普通の料金です。
入って左に行くと北梅林に行けます。
名前に北と入っていることで感付いた人もいると思いますが、南梅林もあります。
もっと梅が咲き誇る時期になったらさらにきれいだったんだろうなぁとか思ってます。
鴨を狩るための群鴨池
これは群鴨池です。一見普通の池に見えますが、この池は鴨狩り用の池になります。
そのため、鴨を狩るための設備があります。
その一つがこの瞰鴨閣(かんおうかく)です。
これは池にいる鴨の様子を観察するための台です。
ちなみに栗林公園は国の特別名勝に指定されている文化財庭園の中で最大の広さを持っています。
そのため、敷地内に5つもの池があります。その中の一つが鴨を狩るためのものです。
もちろん池がたくさんあるということは、川もたくさんあります。
と言うことは、川を渡るための橋もたくさんあります。
この橋も、いろいろ変化があって面白いので写真を取ったら映えるかもしれません。
鴨場
この鴨場も鴨を取る設備です。ここが鴨をとらえる場所です。
簡単に言うと、鴨の習性を利用して誘導して捕らえるのですが、その誘導してくる場所になります。
この鴨場も全国で最大の規模となっております。
おしゃれなカフェ!ガーデンカフェ栗林
栗林公園の中央広場には、大きな木が立っていて、その木の近くに商工奨励館が立っています。
この商工奨励館は元は香川県博物館として明治32年に建てられた建物を改装されているものなので、松平氏が所有していたものではないにしろ、歴史を感じれて庭園に良く合う建物だと言えます。
この建物はさっきの商工奨励館の一部分なのですが、これはガーデンカフェ栗林と言うカフェになっております。
外観はメチャクチャ和風ですが、カフェのメニューはおしゃれな洋菓子なので、若い女性の方にとってもうれしいのでは?
代々伝わったきた造形美・栗林公園南庭
栗林公園は広いので、先ほどの商工奨励館を境に北側を北庭、南側を南庭と分けられています。
今までは北庭を紹介してきましたが、これからは南側です。
どちらかと言うと南庭の方が美しい景色や面白い場所が多いので、時間が無くて全部を見れない方は南庭だけでも回ってくれたら十分楽しめます!
今までもそうだったのですが、広すぎて全部を紹介するのは無理なので個人的に「面白い!」と思った場所を引き続き紹介していきます。
歴代藩主に愛されたお茶席。日暮亭・菊月亭
栗林公園には、お茶席を体験できるところが2カ所あります。
それが、上の写真の1枚目が菊月亭、2枚目が日暮亭となっております。
菊月亭は歴代藩主がお茶席を楽しむために造られたお茶用の別荘で、日暮亭は明治時代にこれまた茶室として造られた建物です。
そのため、菊月亭と日暮亭では誰でもお茶を楽しむことが出来ます。また、日暮亭では期間限定の3月~6月、9月~11月の間に要予約でご飯を頂くこともできます。
菊月亭では、お茶席を体験すると同時に、歴史ある建物の中を観覧でき、当時の藩主とその同等の地位の人しか見えなかった景色が見えるのでお勧めです。
出典:うどん県旅ネット/栗林公園
料金は日暮亭では一律で抹茶付き500円
菊月亭は抹茶で大人700円、子供500円。煎茶で大人500円.子供400円となります。
菊月亭の方は緑茶と煎茶を選択することが出来ますが、内部観覧のために、日暮亭より少し高くなっています。
まあ、そこは代々藩主がみた景色を見たいのか、ただ抹茶が飲めれば良いのかを基準に決めるといいと思います。
ただ、日暮亭は菊月亭に比べて、営業時間が短く1月、2月、7月、8月、12月は土日祝日のみの営業となっているので、注意しましょう!
実はこんな秘密が、、、桶樋滝(おけどいのたき)
桶樋の滝は栗林公園の西湖に流れる滝です。
非常に綺麗な滝ですがなんと、、、
天然物の滝じゃ無いんですねー(笑)
「滝なのに天然物じゃないの!?」と思うかもしれませんし、僕もそう思いました。
というか、普通そう思います。
この滝は、藩主の観賞用として作られた滝です。
じゃあ水はどうやって流してるのかって質問が来そうですが、逆にどうしてると思います?
答えは、、、人力です!!
昔はこの滝へと繋がる樋(とい)へ人力で水を流し込んでいたらしいです(笑)
もちろん今はポンプで水を汲み上げて流しているらしいので、毎日流れています。
時代を先取りしすぎた津筏梁(しんばつりょう)
栗林公園の南庭の一番奥にある橋が津筏梁です。この橋は他の橋と違い、かなり独創的な形をしています。
橋を渡っている視点から見ると今の橋と前の橋とのつなぎ目が結構狭いです。
バランスを崩すと落ちるかも(*´Д`)
面白いので是非渡っておくといいかもしれません。おススメです!
ちょっと一服!吹上亭
栗林公園の中で最も絶景の飛来峰の少し前に休憩どころがあります。
栗林公園の中には買い物ができる場所は3カ所ありますが、この場所が一番景色が良いところです。
そして、吹上亭で是非食べたいのは団子です。
片手で気軽に食べられるので、休憩にぴったりです!
そして、一粒一粒が大きめなので、欲張って全部食べてしまうとおなかが膨れちゃいます。
僕は男で焼き団子以外の2本を食べましたが、腹持ちが良くデカいのでそこそこおなかが膨れました。
何人かで行くなら一人ずつ違う味を買って、分け合うのが一番かもしれませんね!
そして、この吹上亭の前には池が広がっていますが、その池の中の鯉がおこぼれをもらってめっちゃ集まってきてました(笑)
そして、お食事亭の横に流れる川を渡る必要があるのですが、その橋(?)がこれまた面白いのです。
これが橋です。橋ですけど橋じゃないです。
渡るときに落ちないかハラハラします(笑)
大人なら多少ドキドキしても大丈夫だと思いますが、お子様連れの方は危ないと思いますので十分注意してあげてください!
人が作り出した大自然・飛来峰
先ほどの吹上亭から少し小高い丘である飛来峰に上がるとそこには絶景が広がっています!
この絶景は自然に作られたわけではなく、人の手によって作られたことを考えると称賛しか出てきません。
さすが、長い歴史の中で熟成されてきた景観だなと言うのを感じます。
栗林公園は全体的に景色はいいのですが、ここは特に景色が良いところだなと言う印象です。
そしてミシュランにも認められた景観と言うことで、その三ツ星は伊達ではないですね!
所在地:香川県高松市栗林町1丁目20番16号
営業日:年中無休
営業時間:月によって違いますので、下のリンクにて確認してください
入場料:大人 410円 子供170円
まとめ
今回は、栗林公園を紹介しました。
栗林公園はミシュラン・グリーン・ランドでも合計星が9つ取得していおり、公園内も広く見ごたえがあって楽しめると思いますので、高松に行ったら是非行ってもらいたいです。
というか行ってください(笑)
それぐらいお勧めできます。
と言うことで、旅の思い出が一層いいものになってくれればうれしいです!ありがとうございました。
近くの観光地はこちら
玉藻公園(高松城跡)
玉藻公園は日本三大水城と呼ばれた高松城の遺構とその城主である松平公の別邸がある公園です。
天守閣は明治時代に老朽化で解体され今はありませんが、水城であった遺構は残っています。
お堀に海水を流し込んでいるので、お堀にタイやイカなどの海洋生物がすんでいて餌やりも体験できます。