皆さんこんにちは、山陰本線の今城崎温泉駅前にいます。
どうもアイマスクがずれているでおなじみ(?)谷いずると申します。
今回は兵庫県の北の但馬地方にある城崎温泉(きのさきおんせん)にいます。
城崎温泉と言えば志賀直哉の「城崎にて」で有名ですね。僕は高校の国語でやった記憶があります。
ちなみに以前はiPhone 6sのカメラを使用していましたが、今回からiPhone 11Proに変えましたので、画角や画質が格段に良くなっていると思います。
このサイトは「観光をしたいけど結局どこを行ったらいいかわからない」とか、「観光はしたいけど時間が無くて、あまりたくさんの時間は滞在できない」という方向けに城崎温泉の文化を体感する事と、観光の時間をバランスよく回れるコースを実際に自分が行ったのを踏まえて紹介していきます!
旅のしおり
城崎温泉とは?
城崎温泉は兵庫県の北の但馬地方にある温泉地です。海が近くにあり海の幸がいただける温泉旅館が数多くあります。城崎温泉はコウノトリが傷を癒したことで発見されたといわれています。
城崎温泉は歴史があるところであり、古い温泉街の風景が楽しめます。しかし、意外にも城崎温泉はお菓子の激戦区で和菓子が盛んなのはありますが、意外にも洋菓子も盛んです。特にプリンの店やジェラートの店が結構あります。
一行にまとめると天然温泉と食、スイーツを楽しむことができる観光地です。
アクセスは?
車でアクセス
城崎温泉は豊岡市にあるので、豊岡ICが便利です。
列車でのアクセス
城崎温泉は特急が止まる駅ですので、各方面からは特急が利用できます。
京都方面からは時間帯によって変わりますが、二時間に一本か一時間に一本ほどの特急きのさきが出ています。特急きのさきは京都ー城崎温泉間を約2時間半で結びます。一部の特急きのさきは途中駅の福知山駅が終点になってしますので、後述の特急こうのとり号に乗り換えになります。時間によって違いますので時刻表などで調べたほうが良いと思われます。
大阪方面からは特急こうのとりが出ています。こちらは一時間に一本の間隔で運行されています。特急こうのとり号は始発駅の新大阪ー城崎温泉を約三時間で結びます。
山陽本面からはディーゼル特急のはまかぜがあります。始発駅は新大阪なのですが、神戸線を経由して姫路に行きます。そのあと播但線経由で城崎温泉に行くルートです。姫路や神戸の人は一見はまかぜが便利だと思いますが、運行本数が一日に一往復半しかないのが欠点です。グリーン車を利用する人は残念ながらグリーン車はありません。
上の欠点により基本的には新幹線で来たほうがいいと思います。新幹線からの特急乗り換えは特急料金が半額になりお得に行けます。新幹線は京都と新大阪にも止まるので、京都より東の人は京都駅、新大阪より西の場合は新大阪で乗り換えるのが料金的には良いと思います。
個人的には城崎温泉は宿の駐車場が基本的に狭く、電車で来たほうが楽しめるかなと思っていますので電車のアクセスを熱く書きました(笑)
いよいよ城崎温泉へ!
行ったところが密集しすぎてちょっとわかりにくいですね(笑)
参考までに僕が回ったルートを地図上で紹介します。
番号順にあげていくと。
- 城崎温泉駅
- 柳通り
- 湯の里通り
- 木屋町小路
- 薬師温泉ポケットパーク
- 城崎温泉ロープウェイ 展望台
- 温泉寺
- 一の湯
上の場所を回りました!
城崎温泉駅
城崎温泉駅の駅舎は大きく、歴史を感じさせるデザインです。ちなみに列車の本数が少なく、自動改札がありません。
特急到着直後の駅には観光客や宿の御迎えでにぎわっています。
城崎温泉には所々温泉の湯呑み場や足湯が無料で利用できます。
城崎温泉駅前にも湯呑み場があり、自由に利用できます。
写真の右側が城崎温泉駅で左側にあるのが温泉の湯呑み場です。
温泉のお湯が無限にわき続けています。お湯を少しすくってみると、、、
手がつるつるになりました!さすが名の知れた温泉地では湯の品質も確かなようです。
北柳通り・南柳通り
写真が有名な南柳通り・北柳通りに行くには駅通りを通っていきます。
駅通りには和食や近くの海でとれた鮮度が良い魚、お土産屋が並んでいます。
この通りを抜けるとテレビでおなじみのあの景観が現れます。
川沿いに育っている柳はこの通りに優雅な雰囲気を与えてくれています。
柳だけではなく、川沿いの旅館も当時の雰囲気が醸し出されています。
この写真の右側が北柳通り、左側が南柳通りになります。
この川沿いのあちこちで写真を撮っている人が居ました。
確かに映えそうですね(笑)
柳通りを進んでいくと面白いものがありました。
これは南柳通りなのですが、京都でよくあるようなファミマですね。景観を維持しつつ便利さもきちんとあります。
これ完全に馴染んでいて、ぱっと見は気づきませんでした(笑)
南柳通りから北柳通りにわたり、北柳通りを進むと、湯の町通りに代わります。
湯の町里通り
湯の里通りは名前のとうりに城崎温泉のメインである温泉が並んでいるエリアになります。
北柳通りと湯の里通りの境目ぐらいに一番初めに見えてくるのからか、一番初めに発見されたからか、はたまた何も関係ないのかはわかりませんが温泉の「いちの湯」がありました。
そして、湯の里通りにもお土産屋と スイーツ店が多くなってきます。
この店もありました。この魚は「ユメカサゴ」というそうです。一尾150円で売られています。おいしそうですね!
続いて、湯の里通りに出てくる二つ目の温泉です。
これは「御所の湯」です。
京都御所のような建物からの命名だそうです。この温泉自体も1200年ごろに天皇家に利用されたとの記録があるので、大変歴史がある温泉です。
今回は「御所の湯」に行こうと思っていましたが、あいにく今日は開いていなかったのが残念です。
木屋町小路
御所の湯の道の反対側には木屋町小路があります。
木屋町小路はちょっとしたショッピングモールみたいな感じですね。
この中は人がたくさんいて撮影はしにくかったので写真はありませんが、木のグッズの店、お菓子店が、耳かきマッサージ店があります。
そして、雰囲気も良い感じなので寄ってみてもいいんではないでしょうか?
僕は上の写真に写っている「かに焼き」の店でかに焼きを買ってみました!
たい焼きのカニバージョンみたいな感じで、外がカリッとしていて食感がおいしいです。
今回は違いましたが、注文してからその場で作ってくれる時もあります。
薬師温泉ポケットパーク
先ほどの湯の温泉をさらに進んでいき、湯の里通りを少し抜けたところに薬師温泉ポケットパークがあります。
薬師温泉ポケットパークは城崎温泉の元湯が湧き出ています。
城崎温泉の元湯にずっと触れている位置は温泉の成分が固まっていて硫黄っぽい色になっています。
この元湯の近くに温泉成分が書かれた看板が立ってありなんと80度もあるようです。
自然湧出量より揚湯量の方が多いのはなんでかわかりませんが、毎分たくさんの温泉が湧き出ているようです。
あまりお勧めしませんが、僕はアホなことに少し触れてみることにしました。
一瞬なら指で触れられなくはないですが、あまり長時間触れてしまうと茹で指が出来上がりそうなのでやめておきましょう。(笑)
そして、温泉なので触った後の指はツルツルです!
肌のために触りたい!という人が居るのかわかりませんが、やけどしたらいけないので同じ薬師温泉ポケットパークにある無料足湯か、温泉につかってください(笑)
そんじゃあ城崎温泉はめっちゃ熱いのかというとそうではありません。
各温泉が水と混ぜて丁度いい温度にしているので、体が茹で上がることはありません。(笑)
他にもポケットパークには城崎ジェラートや自分で生卵を温泉につけて、自分好みの温泉卵を作ることができます。
ここではありませんが、過去に城崎温泉内の別の場所で温泉卵作りをした時のインスタをはっつけておきます。
あ、Instagramのフォローお願いします!(笑)
今回僕は城崎ジェラートの梨味を頂きました。
さっぱりとした味で温泉上がりに食べたらさらにおいしく感じるのではないでしょうか?
また、城崎温泉ポケットパークの近くに駐車場があるので、ここが城崎温泉で初めに訪れる人も多いと思います。
城崎温泉ロープウェイ 展望台
先の薬師温泉ポケットパークと駐車場の近くに城崎温泉ロープウェイの入り口があります。
階段を少し上りますと、こんな案内板を見つけました。
どうやらこの城崎温泉ロープウェイは全国でも珍しい中間駅があるロープウェイだそうです。
この中間駅の温泉寺駅に帰りに降りてみようと思います。
温泉寺には実は薬師温泉と駐車場の間に参道があって徒歩で行けますが、山頂駅に行くには未舗装なのであまりお勧めはしません。
僕はてっきり3分の4コースの切符を買ったかと思いきや、山頂コースの切符を購入しました。
理由はいたってシンプル。
知 ら な か っ た か ら で す !(笑)
皆さんは無駄な出費をしたくないならちゃんと調べてから買いましょう。
ロープウェイ自体は20分に1本出ているらしく待たされた感じはしませんでした。
しかあし!当たり前ですが、ロープウェイにも定員があり自分が乗りたい便に乗れない場合があります。
実際に、僕が乗る便の前の便の店員がいっぱいであぶれた人が居ました。
ロープウェイの駅にこんなものを見つけました。
いまいちサイズ感がわかりにくいと思いますので、僕の手と比べてみました。
この中で一番太いワイヤーは平均的な男子大学生の指の長さぐらいはあります。
こんだけ太いワイヤーなら安心して身を任すことができそうです。
しばらくしてロープウェイ乗り場に案内されました。
ロープウェイが背景の緑と同化して非常に見にくいのですが、緑色のロープウェイがこっちに向かってきます。
僕たちはあのロープウェイに乗るようです。そして、今回は定員内で全員乗ることができました。
ロープウェイが温泉寺駅に近づいてきました。
本当は温泉寺がそばにあるのですが、ここからだと森の中に謎に駅があるみたいですね(笑)
山頂駅
いよいよ城崎温泉ロープウェイの山頂駅に着きました。
ここから見ると高いところに来たんだなぁと思ってしまいます。
展望台は丁度この駅の上にあります。
この階段を登った先に良い景色があるんですねー
城崎の町を一望するにはちょうど良い場所ですね!
こうなってるみたいです。
目の前のタケノコの先っぽみたいなアンテナは少し気になるのが少し残念でもありますね。
でも写真を撮る場所を変えたら映らなくなるので、何とかなります。(笑)
それにしてもいい天気で本当に良かったと思います。
雲がほとんどなく、雲がこうのとりが飛んでいるみたいな写真が取れました。
撮った時には気づくことはできませんでしたが、こんな写真が撮れてラッキーです!
城崎珈琲みはらしテラスカフェ
城崎温泉ロープウェイ頂上駅には城崎の町を見下しながら食事がいただけるカフェがあります。
店内の感じもいい感じです。
そして、軒先に公園があります。
この奥に遊具とかがあったりします。公園にはカフェで食事しない方でも普通に入れます。
公園にはあとから行くとして、カフェで「八鹿ポークのホットドッグ」を頂くことにします。
テラスから城崎の町が見えるので、インスタとかで映えそうですね!実際に独りの僕の隣にいたカップルがインスタに乗せていました。
うらやましいなぁ!オイ!
八鹿ポークは兵庫県の但馬地方にある八鹿で育てられている豚でたった一軒の農家に育てられている幻の豚と呼ばれている豚です。
肉質は柔らかく、良質な脂は冷めても旨味が逃げないのが特徴だそうです。
そんな八鹿ポークのソーセージを使用したホットドッグを頂けます。
味は言うまではなくおいしいので、少々割高ですがお昼ご飯にいいと思います!
おなかを満たしたは、さっき言った公園に行くとします。
この写真の右の方には遊具があります。
子供も退屈しないと思います。
遊具で遊ぶ男子大学生児その1
遊ぶ男子大学生児その2
その時の僕は何をしていたんだ? by記事作成中の俺
気を取り直して次のところに行きましょう。
温泉寺
先ほどのロープウェイで今度は温泉寺駅に降りました。
帰りはラッシュ時の新快速ぐらい混んでいました(笑)無理やり全員入った感じでした。
温泉寺は但馬地方の初めてのお寺で城崎を守るために西暦738年に造られたお寺です。
約1300年の間城崎温泉を守り続けた、大変歴史あるお寺です。
温泉寺には宝物庫があり、一人300円で見ることができますが僕はパスしました。
気になる人は営業時間が午後4時までなので時間に気を付けていきましょう。
お寺を見終わったら、今度は徒歩で降りてゆきます。
ホントは切符を買っているのでロープウェイでも行けますが、せっかくなので徒歩で降ります。
この見ていて「ほんとにここで合っているのか?」と不安になる道を進んでいきます。
さらに不安になりますが、この道を抜けると先ほどの薬師温泉ポケットパークに出ます。
城崎温泉 外湯 一の湯
そして、いよいよ最後に温泉に入りたいと思います。
城崎温泉は源泉は何個かありますが、すべてを一か所に集めているのですべての温泉の効能はいっしょです。
その代わりかは知りませんが、7つの温泉にはそれぞれ違ったご利益があります。
城崎温泉の外湯は7湯と言われていますが、温泉の雰囲気や値段で決めてもいいのではないでしょうか?
もちろん外湯巡りをする人は城崎温泉外湯フリーパスという温泉が入り放題になるという券がありますので全て回ってみても楽しいと思います。
その中でも僕は一の湯を選びました。ほんとは御所の湯に行きたかったんですけどね。
御所の湯のご利益は縁結びで、一の湯のは開運、交通安全、合格祈願です。
さっき通ったこの温泉ですね。黄色で目立ちます。
入湯料は700円です。
さすがに温泉の中は写せませんので勘弁してください。
城崎温泉に実際に入った感じは少ししょっぱいと感じました。そして、温泉あるあるなんですが、温度はそれほど高くは無いけどすぐにのぼせます(笑)
僕は30分は風呂に入れますが、今回は15分でのぼせました。
一の湯の露天風呂は岩をくりぬいているような感じで、洞窟の中で風呂に入っているという不思議な温泉です。
入った後の体はツルツルになって美容にも効果が期待できますね!
終わりに
僕は今回は昼に行きましたが、夜の城崎もまた違った良さがあると思います。
出典:じゃらん
次は日帰りではなく泊りで行きたいもんですね!