北海道を旅行する際には2泊以上する方がほとんどだと思いますが中には「北海道旅行をする際に拠点を決めたほうが良いのかな?」と悩んでいる方もいらっしゃると思います。
確かに拠点を決めて連泊した方が良いメリットもありますが、全ての人が拠点を決めたほうが良い訳ではありません。
また、拠点は周りの観光地までの所要時間や、都市の規模などを見て決めないと色々不便を感じる場合があります。
ということで、今回は北海道旅行で拠点を決めたほうが良い方の特徴と、拠点にするのにオススメな都市を3つ紹介します!
旅のしおり
拠点を選んだ方が良い人
まず最初に拠点を決めて連泊するのが適している方の特徴を2つ紹介します。
また、4泊以上する方は2泊ずつ違う都市を拠点にして、拠点を移していくことも良いでしょう。
具体的には「最初の2泊は札幌を拠点として、次の2泊は東を観光したいから釧路を拠点にする」という感じにしていくと広範囲を観光できます。
荷物を持ち運ぶのが面倒な方
1つ目は荷物を持ち運ぶのが面倒な方です。
旅行の醍醐味の1つとしてお土産があり、ついつい旅行先で購入してしまうものです。また、お土産を購入しなくても、北海道旅行は何泊かするケースが多いので着替えなどの荷物も多くなるでしょう。
車の移動の方ならまだ車に積んでおくだけで良いですが、列車移動を考えている方は少し厳しいものがあります。
そのような際にホテルにお土産やスーツケースを置いていくと楽に観光ができます。
また、車の方もロイズのチョコレートを買ってしまうと、溶ける可能性があります。このような冷暗所においたほうが良いものはホテルの冷蔵庫に置いて行けるのもメリットです。
近い場所を観光する人
2つ目は近い場所を観光する方です。
例えば1日目は札幌市を観光して、2日目は札幌から快速エアポートで35分程度の場所にある小樽を観光する場合はわざわざ宿泊場所を移す必要はありませんし、札幌から旭川ぐらいなら特急で片道1時間30分なので日帰りでも可能な距離です。
これは電車を使用した例ですが、夏なら車でも大丈夫です。冬は少し怪しいですが(笑)
このように、札幌近郊の都市を観光する場合は札幌に戻ってこれば、荷物を持ち運ぶ必要もありませんので、快適に観光ができます。
当サイトでは電車移動が凄くお得になる切符と予定を組む際の注意点を紹介しているので、「【北海道旅行を電車移動する方必見】特急乗り放題でお得な切符は"アレ"!旅行時の注意点も解説!」をご確認ください。
拠点を選ばない方が良い方
反対に拠点を選ばない方が良い方の特徴を紹介します。これらのどちらかに当てはまった方は違う宿に移動しながら宿泊するのがおすすめです。
違う宿に泊まりたい方
拠点を決めるということは、同じ宿で2泊するということになります。
同じ宿を選ぶのは荷物を置いて行けるというメリットは紹介しましたが、好奇心があって他の宿が気になっている方は自分の心に従って違う宿に移動する方が楽しいでしょう。
ワクワクは多い方が楽しいですもんね!
距離が離れている観光地に行く方
この写真は自分が通ったルートを保存できる「ルートヒストリー」というアプリで、僕が5日間の北海道旅行をした際のルートを記録したものです。
見てわかるように僕は北海道を鉄道でぐるっと回りました。
僕のように「北海道をぐるっとまわりたい」という方は拠点を決めない方が良いです。
理由はお判りでしょうが、北海道は凄く広いので時間的に日帰りが無理な都市もあります。
例えば札幌から北海道の最北端である稚内までは約400kmあり、特急でも5時間10分かかります。想像しにくいですが、これは東京駅から名古屋駅を超えて、岐阜羽島駅までの距離と大体同じくらいです。
特急でさえ片道5時間超えの場所にある都市に日帰りで行こうとするのはさすがに無理すぎます(笑)
その場合は観光したい都市に宿泊するのがベストです。
先ほどは例として稚内をあげましたが、流氷で有名な網走や北海道の東にある釧路も札幌から行こうとすると平気で4、5時間かかるのでこれらの土地を動き回る場合は拠点はない方が良いです。というか無理です。
オススメの拠点都市3選!
周りの都市を観光するのに便利な都市をピックアップしました。
- 交通網は発達しているか?
- 日帰り可能な観光地が近いか?
- 栄えているか?
この3つの判断基準に沿っているので、とりあえずこの3つの都市のどれかを選ぶと間違いはありません。
ただし、「星野リゾートに泊まりたい!」という泊まりたい宿がこの都市以外にある方を否定するわけではありませんので、あくまで参考程度でお願いします。
札幌
言わずもがな北海道で最も人口が多く栄えている都市です。
近くに小樽があり、旭川も日帰りで観光できます。
小樽は電車で35分程度、車でも50分程度で行けます。また、旭川は特急で1時間30分、車でも2時間くらいで行けるのでこれらの都市のアクセスもバッチリです。
また、新千歳空港も快速エアポートが出ているので、空港へのアクセスも良いのが嬉しい所です。
しかし、函館は意外と遠く特急北斗だと3時間半、車だと4時間を超えるので少し日帰りでは厳しそうです。函館は夜景があるので現地に宿泊した方が良いと思います。
旭川
2つ目の拠点に向いている都市は旭川市です。
旭川市は札幌についで第二位の人口を住んでいる都市で、丁度北海道の真ん中あたりに位置しており、様々な施設が揃っています。
観光地は有名な旭川動物園があり、車で移動する方は青い池で有名な美瑛町やサンタのひげ(メロンの上にアイスがのったスイーツが有名)とラベンダーが有名な富良野も日帰りで観光できます。
また、電車を利用する方にとっても便利で、旭川駅を起点として稚内方面の特急サロベツ、網走方面の特急大雪と言った特急が出ています。
朝早く起きて、夜遅くに帰ってくる必要があるので、日帰り旅行をするには少し厳しいスケジュールになりますが、網走なら網走監獄を見て帰ってきたり、稚内なら宗谷岬に行って帰ってくるとかはできます。
釧路
最後は釧路です。
釧路は北海道の東の方にある都市で、北海道の人口第5位です。
釧路に行く前はド田舎と思っていましたが、駅前の通りは意外と都会で東の方では釧路以外に栄えている都市が少ないので、消去法的に拠点に選定しました。
観光地を回るという視点から見ると少し遠いですが、根室半島にある納沙布岬、帯広、網走までは片道3時間ほどかかって往復の時間と観光の時間を合わせると1日丸々かかりますが、まだ日帰りで回れるレベルだと思います。
しかし、鉄道は釧路~網走、釧路~根室は2時間に1本程度と本数が少なく、その地域の観光に満足して次に向かおうとしても、電車が来るまでに1時間ぐらい残ってる、、、と感じたことも多々ありました。
そのため、電車が少ない北海道の東側をメインに観光する場合は、レンタカーを借りるのが便利だとおもいます。
もし、電車を利用する方は時間管理はきちんとしないと痛い目を見ます(経験者は語る)
▼詳しくはコチラ▼
【旅行者必見】JR北海道で電車がエゾシカと衝突!?そのあとどうなる?復旧までの時間はどれくらい?
結局は自分の好きなようにしたら良い
今回はいろいろ拠点にするのにおすすめの都市を紹介しましたが、あくまでお勧めなので、自分が止まりたい場所に止まったら良いです。
しかし、札幌や旭川に止まって後悔はないと思います。(釧路は東の拠点としてならアリ)
プランを考えるのも旅行の醍醐味なので、色々考えてみると良いでしょう。
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