※一応説明書に基づいて言いますので、これで壊れた場合は責任を負いません。
バイクに乗る際に必要なものと言えば何があるのでしょうか?
グローブ、免許、ウェアと上げればきりがないですが、ヘルメットはバイクに乗る場合はいついかなる場合でも必要です。
まさか、ノーヘルで乗っている人なんて、、、いないよね(笑)
そんなヘルメットですが、長期間選択していないと想像以上に私たちの皮脂がヘルメットの内装に溜まっています。
結論から言うと、購入して約1年ほどが経とうとしているヘルメットの内装にはたくさんの汚れが溜まっていました、、、、
以下汚いので閲覧注意!
これが、ヘルメットの内装を洗う前に撮影した桶に溜めた水です。
まあ、この時点ではお風呂の桶に水をためただけなので、特に普通の水です。
この水に洗剤を垂らして、ヘルメットの内装を押し洗いするとこうなりました、、、、
げーー!!!!き、きたねぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!
俺は今まで、ヘルメットの中にこんな汚れをため込んでいたのかと思うとぞっとします!
さあ、皆さんもヘルメットの洗濯の大切さがわかったところで、皆さんのGT air2も清掃していきましょう!
旅のしおり
GT-air2を分解する方法とは?
ヘルメットを清掃するには最初に分解する必要がありますので、分解から始めていきましょう。
初期状態はこのようになっています。
シールド・サンバイザーの外し方
正直内装を洗濯するのに、シールドとサンバイザーを外す必要はありませんが、外した方が作業しやすいのと、シールドとサンバイザーが汚れている状態だ見えにくいのでたまには清掃することも良いでしょう。
ちなみに、シールドを取り外すには「バキッ」というので少し度胸が必要です(笑)
それだけに外すときに不安になりますが、シールドの素材は弾性が高いのでビビらないことが大切です。
1つ目にヘルメットのシールドを開けます。
2つ目はヘルメットを横に向けて以下の画像で赤色で囲っている部品を矢印の方向へひっぱります。
そして、引っ張ったまま次の画像の黄色の丸で囲んでいるシールド側についてある爪を取り外します。
3つ目にツメが外れていることが確認したのち、次の画像で黄色で囲まれている爪を赤い矢印の方向と、手前方向に力をかけます。
これが、結構力を掛けないと外れません。
もしかすると、この段階でシールドが外れるかもしれません。僕は外れました。
この段階でハズレなかったら、最後に黄色く囲んでいる部分が引っかかっているので、それを矢印の方向へ向けて外します。
これで、完全に片方が外れるはずです。
説明書に記載されているシールドの外し方では、このように書いてありますが僕の場合は「バキッ!」と言って一つ前の手順と一緒に同時に外れました。
片側が外れたらもう片方も同じように行い、完全に外します。
次にgtair2の売りであるサンバイザーを外します。
サンバイザーを初めて外す場合は、根気が必要です。
ブレスガードを付けている方は、サンバイザーを外す際に邪魔になるので外しておきましょう。
僕はそのことに気が付かずに付けたまま作業したので、これから出てくる画像のブレスガードは取ってません(笑)
また、ブレスガードの裏にはゴミが溜まっているので、これもきれいにしておきましょう。
最初にサンバイザーの左右横にあるレバーを上に跳ね上げます。
これを左右とも行います。
2つ目はサンバイザーの固定部を外していきます。
固定部を外すには、ヘルメットに付属している道具を使用するとやりやすいです。
まあ、道具が無くても指の爪がある場合は外せると思います。
サンバイザーを固定している部分の爪をてこの原理で浮き上がらせながら、サンバイザーを手前に引きつつ、はまっている穴を外します。
これで固定されている部分は全て解除されているのですが、ツメが引っかかっているので、無理に引っ張ると壊れる場合があります。
そのため、外すポイントはツメを意識することです。
感覚的には、サンバイザーの上部を最初に手前に引き出してから、後からツメを外すようにサンバイザーを上に持ち上げるような感じです。
ここも、少々サンバイザーがたわむので度胸が必要な部分ですね。
反対側も同じようにして、最初にあげたレバーを左右両方とも戻したら(戻さなくても良いけど)完了です!
GT-air2の内装を外す方法!
次はいよいよ内装を外していきます!
最初にヘルメットに付属しているチンガードを付けている方は外しておきましょう。
ちなみに、このチンガードの裏もゴミがたくさんたまっていたので、是非とも掃除したい場所です!
僕は裏のごみをふき取った後に内装と一緒に洗濯しました。
チンガードを取ったり、もともとチンガードを付けていない方はこのようになっていると思います。
それでは、内装を外していきます。
1つ目はチークパッドです。
チークパッドはボタン3つと、2つの差込口で固定されています。
まずはボタンをはずしていきます。
それぞれのボタンはこのように対応しているので、場所さえわかれば簡単に外せます。
線が交差している理由は、ただ単にチークパッドを逆向きに置いているからです。
次に差込口を外していきます。
差込口はヘルメットの前側を先に行ってから後ろ側を外します。
前側は赤い紐の外側の根元付近にあり、根元を持って真上に引っ張ります。
そうすると、もう一つの差込口が分かると思うので、それを、矢印方向に引きます。
これで、チークパッドは外れました!
これを残っているもう片方も行います。
2つ目はイヤーパッドです。
イヤーパッドは4つのツメではまっているだけなので、簡単に取れます。
この爪を外して、完了です。
もちろん反対側も同じようにするだけでOKです!
3つ目はセンターパッドの取り外しです。
最初にヘルメットの後ろ側をめくり、後ろにある2つのボタンを外します。
ボタンは簡単に外れると思います。
後ろのボタンを外せば、次に前に引っ掛かっているツメを外します。
ポイントはツメの根元を持って、端からゆっくり外していくことです。
これで、センターパッドを取り外せます。
最後に顎紐のカバーです。チンストラップっていうらしいですね。
外し方は簡単で、チンストラップの根元あたりにあるボタンを1つ外して、引っかかりを避けながら抜き取ります。
作業自体は簡単ですが金具が結構引っ掛かるので、注意して抜く必要があります。
もちろん反対側も同じように外します。
これで、内装をすべて外せました。
もぬけの殻ですね!
GT-air2の内装を清掃する方法
内装が取り出せたので、ようやく清掃に取り掛かれますね。
最初になんでも良いので、内装が入りそうなバケツや桶に水をためます。
その中に、洗剤を数滴たらしますが、ヘルメットの内装に使用できる洗剤は中性洗剤です。
この時にいい匂いがする洗剤や、ニオイを防止する洗剤ならなお良しでしょう!
少し泡立てたら、ヘルメットの内装を洗っていきましょう!
ちなみに、内装はもみ洗いします。
1つ注意点があるとしたら、gt air2のセンターパッドの注意書きの部分が剥がれる可能性があるので、センターパッドは特に気を付けて洗う必要があります。
強くこすると、これよりもひどい状態になります。
上の写真の時点で水が濁っている感じがしますが、ヘルメットの全部の内装をもみ洗いしたらこうなりました、、、
水がこんなに汚いとヘルメットの汚れも落ち切っていないと思うので、水の汚れがなくなるまで何度も水を新しくしてすすぎます。
2回目でもこんなに汚れてました。
その後、5回目くらいでようやく水が汚れなくなったので、よっぽど汚れていたんですね(笑)
水から上げた後は、少し内装を押しつぶすようにして水を絞り、残った水分はタオルに吸着させます。
最後に陰干しを行い、乾くまで放置です。
十分に水を絞ることが望ましいですが、どうしても水分が残るので水が床に垂れてきても良いように、下にタオルを敷いておくと良いでしょう。
以上で洗濯は終了です!
ヘルメットの組み立て方
内装が乾いたら、ヘルメットの内装を組み立てていきます。
とは言え、分解の逆を行ったら良いだけなので、少し簡略化して説明します。写真も使いまわしの部分があります。ごめんなさい
1つ目はチンストラップです。
チンストラップは引っ掛かりに気を付けて、根元のボタンを固定します。これを両側行います。
2つ目はセンターパッドです。
センターパッドはヘルメットの前のツメから付けていきます。
センターパッドを付ける際に、ツメをヘルメットの本体に差し込むのですが、これは端から順番に矢印の方向へ向けてはめていくと良いです。
そして、前側が付けられたらヘルメットの後ろ側のボタンを2つ付けて完成です。
3つ目はイヤーパッドです。
イヤーパッドに付いているツメをヘルメットにはめ込みます。
次に余っている布の部分をセンターパッドの中にしまいます。
これも両方、
4つ目はチークパッドです。チークパッドは外すときとは違い、顎紐を意識する必要があります。
その前に外すときの逆で、ヘルメットの後ろ側の差込口を差し込みます。
前側の差込口に手ごたえがあるまで差し込みます。
次にボタンを3つ付けるのですが、顎紐の位置を確認しておく必要があります。
チークパッドを装着する際にはここだけ注意しましょう。
まあ、付け忘れても顎紐が無いことに気づくとは思いますが。
これを両側行います。
チンガードを付けていた方はそれも忘れないように付けましょう!
これで、ヘルメットの内装の装着は完了です!
サンバイザー・シールドの取付方法
次にサンバイザーとシールドを取り付ける方法を紹介します。
最初にサンバイザーの取付方法を紹介します。
最初にサンバイザーの両側にあるレバーが上がっていることを確認します。
サンバイザーを取り外す際の写真ですが、この黄色で囲った部分が引っかかるので、最初にこの出っ張りを先に入れてから上の突起を穴にロックする必要があります。
これを両側行って、最後にレバーを下げたら完了です。
次にシールドの取り付けです。
1つ目はヘルメット側にシールドのツメにひっかけます。
2つ目は黄色で囲った部品を下に押し下げながら、シールドを上から押し込みます。
最後に度胸がいる場所ですが、最後にシールドの上から少し力を入れて押し込んだらシールドはロックされます。
これも、両方行って完成です。
まとめ
今回はGT-air2ヘルメットを分解と清掃の方法を紹介しました。
僕自身ヘルメットを購入してから、1年程度「大丈夫やろー^^」と思いながら清掃はしてきませんでしたが、ここまで汚れが溜まっているとは思いませんでした。
こんなに水が汚くなるのを見てしまったら、これからは毎シーズン洗濯します。(笑)
実はやる前は難しそうと思っていましたが、やってみたら意外と簡単だったので、皆さんもヘルメットの清掃をしてみるのはどうでしょうか?