どうも、案内役の谷いずると申します。
僕は今高知駅前にいます。
今回は、高知駅から徒歩で気軽に行ける食べて、観光できるスポットを紹介します!
この記事は、「高知駅の周りで気軽に観光したい!」と言う方に高知駅の周りで徒歩でも行ける観光スポットを紹介したいと思います!
実際に僕が回ったルートをもとに紹介するので、写真もたくさん添えて紹介したいと思います。
ちなみに今回僕は徒歩で移動しましたが、高知駅を出たところに路面電車のホームがあるので、楽に移動したい人はおすすめです。
旅のしおり
土佐三志士の像
この土佐三志士は高知駅のド真前にあります。
本当に真前にあってデカイので、これで迷ったらプロの方向音痴です(笑)
まあ、ここは観光地というよりかは、写真撮影スポットですね。
いろいろポーズをとって写真撮影すると映えるかもしれませんね!
所在地:〒780-0056 高知県高知市北本町2丁目10−1
営業時間:24時間営業(ただしいい写真を撮れるかは別)
はりまや橋
はりまや橋は高知駅の目の前の道の右側に見えてきます。
はりまや橋は今でこそ道路ですが、昔は川があったので播磨屋(はりまや)と櫃屋と言う店が互いの往来がしにくかったところを、行き来し易いようにかけた橋です。
その橋を架けた店の名前を取ってはりまや橋と言う名前になりました。
こちらもどちらかと言うとフォトジェニックスポットですね。
場所は駅前の大通りにあるので、わかりやすいと思います。
高知駅から900mとまだ歩いていける距離ですが、体力に自信が無い方は路面電車のはりまや橋駅で降りるとすぐですので、そちらを利用すると良いでしょう。
所在地:〒780-0822 高知県高知市はりまや町1丁目1
営業時間:24時間営業 (普段使われている道なので当然ですね)
ひろめ市場
ひろめ市場とは?
ひろめ市場は高知の特産品や新鮮な海鮮品が売っている店が並ぶ室内型の市場です。
ランチやディナーはもちろんですが、カツオのたたきやや魚などの高知のお土産はここで全て揃う品ぞろえになっています。
場所は?
ひろめ市場は大通りから少し離れたところにありますが、後で紹介する高知城の道中にあるため、寄りやすいのが特徴です。
ひろめ市場はまだ歩いて行ける距離ですが、駅から1kmぐらいはあるので少しつらいかもしれません。
一応、大橋通りと言う路面電車の駅が最寄りですが、高知駅から路面電車で直接行こうとすると乗り換えのシステムがめんどくさいのではりまや橋に行ってからそこからは徒歩で行くというルートがおすすめですね。
参考に僕が通ったルートを紹介しておきます!
はりまや橋から少し戻ったところの商店街を抜けていくとまっすぐ行ったら見えてきます。
ひろめ市場で腹ごしらえ!
ひろめ市場の中には出店のようなスタイルで、店の前に置いてある机に座って食べるような感じです。
お店はたくさんあるので全ては紹介できないので、僕が食べた物を三品紹介したいと思います。
目の前で焼いてくれる大迫力のカツオのたたき・明神丸
多分このひろめ市場では一番目立っているであろうお店です。
目立っている理由は間違いなくこれだと思います。
なんと!カツオのたたきを目の前で藁で焼いてくれます!
そして、僕が頼んだカツオのたたき定食がこちらです!
かつおのたたき定食は単品のかつおのたたきに加えてご飯とみそ汁が加わります。
そして、かつおのたたきが、、、
藁の煙の香ばしい香りと、焼き目がかつおの油を閉じ込めてあります。
そして、少し塩がかかっていて、ほんのりした塩味が良いアクセントになっています!
そして、レモン汁につけて、ご飯と一緒に食べるかつおのたたきはもう最っっっこうです!!!!
かつおのたたきを口に入れると、藁の焼き目で封じ込められてた油が口いっっっぱいに広がってきます!
本当においしいのでひろめ市場に来たら是非とも食べてほしい一品です!
意外と美味しい!ウツボのから揚げ・やいろ亭
やいろ亭はどっちかと言うと居酒屋の雰囲気が漂う店になります。
僕は、僕が行った時のこの店の2番人気のメニューの「ウツボのから揚げ」を頂くことにしました。
僕が注文してから揚げてくれるので、サクサクで熱々の状態を食べることが出来ます!
そのウツボのから揚げがこちらです!
見た目は普通のから揚げです。
では、食べてみます。
まず、口に入れて噛んだ食感は衣のさくっとした感じと、ウツボの繊維がほぐれていく食感です!
味は鳥が一番近いのですが、鳥の味ではありません。何かの味に例えることが出来ないウツボの味としか言いようがない味です。
そして、口に入れていると、うまみがどんどん増してくるのが分かります!
ウツボは普段あまり食べないがゆえにあまりおいしいイメージはありませんが、変な癖もない味なので万人受けする味だと思います。
是非とも食べてもらいたいメニューです!
昔懐かしい!?クジラのかつ丼
ひろめ市場の珍味の中には、クジラ料理もあります。クジラ料理専門店もあるぐらいです。
クジラといえば最近いろいろ厳しいのですが、少し気になったので食べてみることにしました。
そんな中で僕が選んだのは「クジラのかつ丼」です。
見た目はそこまで普通のカツ丼と変わりませんね。
中身の肉は牛肉と違い、少し赤身な気がします。
僕も小学生の頃に給食で一回食べたことがあるぐらいだったので楽しみです!
いよいよ食べてみましょう!
味は、、、
味付けは美味しいのですが、、。
獣肉臭いです!
噛んでいたら、鼻から獣肉のクセのある匂いが鼻から抜けてきます。
しかし、それはハズレの肉に当たった場合です。
実は、このカツ丼は3切入っていて。
3切入っているうちの1切は、クセの強い肉でした。
しかし、残りの2切はクセが少なく、美味しく食べれるものでした。
クセが少ない2切は、クセが少ないことにより、獣臭さが美味しさに変わりました。
イメージとしてはスカンクの香りを薄めたら、香水になるような感じです。
と言うことで、クジラの肉はハズレとアタリがあるので、獣臭い肉を覚悟して食べると良いと思います。
お土産など
ひろめ市場には、普段見れない食材や、高知限定のお土産が売っています。
僕が紹介するのは、ほんの一例です。
鰹節(削る前)
高知県はカツオが有名なので、鰹節もあります。
鰹節は硬いので、そのままでは調理できません。
鰹節用のカンナを買いましょう。
でないと文字どうり歯が立たないので、戸棚の肥やしになってしまいますので、気を付けましょう(笑)
うつぼのたたき
うつぼの唐揚げが美味しかったせいで、思わず紹介してしまいました。
もうすぐ家に帰るなら、生物もアリだと思います!
もちろん、うつぼのたたきだけではなく、かつおのたたきなどの刺身もあります。
ひろめ市場は食べ歩き感覚で食べられるのも良いところなのでかなり楽しめてオススメです!
所在地:〒780-0841 高知県高知市帯屋町2丁目3−1
営業時間 日曜以外9:00~23:00 日曜日 7:00~23時(ただし、中の店舗の営業時間は別時間)
唯一本丸御殿がある高知城
高知城とは?
高知城は日本で唯一本丸御殿が現存してる城で、現存天守の12城の中の一つです。
天守は四重六階で、同じく現存天守の彦根城より少し大きい18.6mの高さになっています。
関ヶ原の戦いの功績により徳川家康から土佐一国を拝領した山内一豊が、1601年に大高坂山に新城の築城工事を始め、1603年に本丸が完成させたものだそうです。
アクセスは?
アクセスは高知城からは離れていますが、先ほど紹介したひろめ市場とは100mほどなので、この順番に行っている人にとっては遠くはないでしょう。
もし高知駅から直接行くとなると、2㎞ほどの距離になってしまいますので、路面電車で県庁前駅で降りるといいと思います。
しかしさっき言ったように、乗り換えのシステムがめんどくさいので、気を付けて乗りましょう!
本丸内の建物が残っている高知城
それでは、行ってみましょう!
まずはお堀に架かる橋をわたります。
残念ながらここからお城は見えません。
お堀の中は森林公園の様になっています。
森林公園を進んでいくと、城への参道があります。
登り始めて城が姿を現しました。
この参道を進んで行くと、二の丸広場があります。
残念ながら二の丸は無くなっていて、伸び伸びとした広場があります。
その代わり、本丸がよく見えます。
いよいよ次は本丸です。
本丸に行くには上の写真の右にある建物が詰門と言う、二の丸と本丸の連絡通路を渡る必要があります。
詰門の中ですが、この連絡通路は門の二階部分にあたり、一階部分は名前の通りの門になっています。
この門を抜けた先を少し登ると、天守閣のお見えです。
これが日本で唯一現存する本丸御殿がある高知城です。
天守閣の前に平家の建物が見えると思います。
あれが本丸御殿の様です。
本丸御殿の玄関口にある券売機で券を買います。
入場料は大人(18歳以上)420円 小人(18歳以下) 無料!
なんと18歳以下は無料です。
ということで入ってみましょう。
先程の券をフロントにて出すと、こちらの写真入りの入場券と交換してくれます。なぜ最初からこちらの券でないのか不思議ですが、それは突っ込まないことにします。
本丸御殿に入っていきましょう。
茶色く経年劣化した骨組みと綺麗な白い漆喰の壁の対比が美しいお屋敷です。
ここは縁側です。こんな天気の良いときにここで寝ることが出来たら最高なんだろうなぁとか思ってみたり。
本丸御殿から天守閣の部分に入っていきます。
天守閣には高知城の資料などが置いてあります。
中でも僕がおもしろい!と思ったのがこれです。
これは、1955年の天守閣改修の時の足場です。
当時は今のような技術もなく、時間もかかったため、台風に耐える足場を作る必要がありました。
そこで、当時の技術者たちは高知城の模型に足場を作って風を吹きかけてみて、どこに力がかかるのかを確かめながら足場を組んだそうです。
素人目から見ても大変で困難な作業だったんだなとわかる足場です。
そして、これが現役時代の高知城です。
今でこそ本丸のみですが(本丸内でも十分凄いですが)、当時はその下にもたくさん建物があって、大規模だったことが分かります。
こんな建造物を今作ろうとしたらどれぐらいお金がかかるのでしょうか?
まあ、どちらにせよ、時の権力者だからなしえた所業ですね。
ちなみになんですが、お城の階段はめちゃくちゃこう配がきついですよね?
高知城の階段はまだましな方です。(それでもきついですが、、、)
誰もいなかったので記念撮影!
ポーズに特に深い意味はないですが、他の人に見られたら完全に不審者です(笑)
そんじゃあ、一番最上階に行きましょうか!
天守閣はそこまで広くはないですが、周りの景色と相まって開放感がある空間です。
この最上階はベランダ(?)の部分も入れるっぽいので行ってみます。
高知城の天守閣は、柵のみで金網が無いので視界を妨げるものが無いので景色がいいです。
本丸内の建物がほぼ残っているということもあり、建物がたくさんあるのが新鮮です。
残念なことに他のお城だと、大概なくなってしまってるのでこのような光景はここだけです。
その代わり危ないので小さい子供がいる人は子供から目を離さないようにしましょう。
さて、天守閣を堪能して三の丸に向かっています。
三の丸はもう跡地しか残っていません。建設当時は難しい工事であったらしいのですが、今となってはよくわかりませんね(笑)
観光が終わり、出口です。
さっき入った入り口とは違います。
雰囲気的にこちらが正門のようですね。
どっちからでも行けますので、近いほうから入ればいいと思います。
と言うことで、高知城は日本で唯一本丸御殿がある城として紹介しました。
日本全国でここでしか見れない建物ですので、わざわざ寄って観光する価値はあると思います。
僕もいろいろな城に入ってきましたが、新鮮で面白いお城ですのでおススメです!
所在地:〒780-0850 高知県高知市丸ノ内1丁目2−1
営業時間 9:00~17:00 休館日:12月26日 ~ 1月 1日
まとめ
今回は高知駅から近くて気軽に回れるスポットを紹介していきました!
高知は普段なかなか食べれない食材やかつおのたたきが食べれたり、全国でも希少なお城があるので「食べることと見ることを楽しめる町」だと思います。
特にひろめ市場は、「とにかくおいしいものが食べたい!」と言う方にはいってほしいと思います。
ちなみに実は高知城の観光が終わった後にもう一度ひろめ市場で食事しています。
ランチでかつおのたたきを食べて、夕飯にクジラのカツどんを食べています。
こんな風に、一日に何回行っても飽きない場所なので、朝昼晩全てをひろめ市場で食べるのも悪くないかもしれませんね!
この記事があなたの旅を良いものになったら幸いです。ありがとうございました!