(注)すべての特急剣山と特急うずしおがこの車両ではありません。
どうも、案内役の谷いずるです。今回は特急剣山や特急うずしおの自由席と指定席とグリーン車を乗り比べようと思ったのですが、、、
この特急剣山はグリーン車が無いんですよねーーーー
ですので、この特急185系を全体的に紹介しようと思います。
旅のしおり
車両
今のJR四国のデザインと比べると、前時代的なデザインです。
それもそのはず、この車両は国鉄時代の物だからですね。
車両に乗り込むところに段があり、バリアフリーの”バ”ぐらいしか考えられていない仕様ですね。
他にも、折り戸になっているところも前時代的ですね。
床の黄ばみ具合も「長いこと使われているんだなー」と思わず思ってしまいます。
方向幕は今では少なくなったアナログ式。
内装
内装には暗色の色が多く使われているので、地味な内装になっています。
そして、国鉄型車両特有のにおいがします。僕は大丈夫ですが、人によっては吐き気を催すかもしれません。
鉄道が好きな方ならわかるかも知れませんが、キハ40の車内の匂いと同じです。
これはなんでかは知りませんが、多分車内で喫煙がOKだった時代に吸われたたばこのにおいがまだ匂っているのではないのかなーと思っています。
自由席
良くも悪くもスタンダードな椅子だと思います。
座ってみる
足は前の席の椅子の下があいていたので、足を延ばすことが出来ます。
運が悪かったら、下にヒータがある席になるかも知れませんが、事前にわかるものでないので、完全に運です(笑)
はじめに座った印象は少し窮屈に感じます。僕は肩幅が少し大きいのですが、横の席と挟まれている感覚になります。
そして、ヘッドレストは後頭部までしかないのですが、意外とふかふかで気持ちいいと思います。
リクライニング
リクライニングは身体の厚さぐらい。席の窮屈さもあるので、肩が入りきらずに挟まれてます(笑)
テーブル
机のサイズはいつものサイズなのですが、少し面白い特徴があります。
それは、ドリンクを乗せる穴の横にお箸を乗せる溝もあります。
比較的新しい特急でお箸用の溝が無いのは多分役に立たなかったからでしょう(笑)
指定席
指定席と自由席の違いはヘッドカバーに「指定席」と書いてあるだけです。
料金
自由席特急券の値段プラス530円で乗れます。
客層
自由席は旅行者が多かったのに対して、指定席はビジネス需要があったようでした。
車内設備
トイレ
トイレは和式です。トイレもバリアフリーの「バ」の文字もありません。
そして、流れる水は真っ青な洗浄液です(笑)
写真はあるにはあるのですが、、、、
気持ち悪いのであえて載せません(笑)
洗面器
さすがに特急列車らしく、きちんと洗面器までついています。
ゴミ箱
ゴミ箱も付いています。これは地味にうれしいところ。
まとめ
今回はキハ185系のすべての席を乗り比べようとしましたが、まさかのグリーン車が無いということで、座席紹介と言うよりかは車両内レビューになってしまいました。
終始バリアフリーの「ば」しかないと文句ばかり言っていましたが、古い車両はノスタルジックな感覚になるのでそれはそれでいいもんだとも思いました。
こんな緩い感じで終わりますが、この記事が参考になれば幸いです。ありがとうございました。