日本縦断 番外編・裏話 青春十八きっぷ

青春18きっぷで日本縦断(0日目番外編)京都から稚内へ

皆さんこんにちは谷いずるです。

まだ青春18きっぷで日本縦断の本編を見ていない人はこちらから見れます!

まさかの飛行機に乗り遅れる!?

とある男の戦いは日本縦断以前の問題にぶち当たっていました。

僕の家は京都なんですが、京都から稚内に行くのにも一日かかります。

そのため、0日目にも朝4時に起床です(笑)

日本縦断 出発

僕の最寄り駅は京都駅ではなく、列車で京都駅に行くのですが、その最寄り駅に近くにめっちゃ安い駐車場があるのですが、営業時間を勘違いしていて、駐車場の近くで1時間の待機時間です。

もちろんコインパーキングがありますが、帰ってきたときに5万円以上の請求が来てしまうのでそれは無理です。

僕は関空特急のはるかの指定席を変更して、予定よりだいぶん遅れた時間に出発しました。

京都駅にて

特急はるか キティーちゃん仕様

キティーちゃん仕様のはるかです。

こんな悠長に写真とか撮っていますが、めっちゃ焦っています。

ほんとに一刻も争う状態です。

しかしまあ、焦るだけだは何にもならないので関空に到着するまでにできるだけのことをしようと思っています。

マジでいろんなことを調べました。とここで私はpeachを利用しますが、関空のLCCは第二ターミナルにあるのです。で、この第二ターミナルにいくために数分間隔で出ているシャトルバスに乗ることが必須です。しかし、この数分で遅れる可能性があるのですし、私があの時バスに乗れなかったら間に合ってなかったでしょう。

焦っていたので、この先の写真はほぼないです。

ですので文字だけで、この命運を分ける数分をできるだけ臨場感を出したいと思います(笑)

関西空港に着く30分ぐらい前ぐらいからその第二ターミナル行きのバスターミナルへの道、特急はるかの扉がどっちに開くか、チェックイン用の予約番号を暗記し、到着後にすぐに向かうことができるように(良い子はマネしないでね!)カバンをきつく縛り付けて、一番改札に近い車両に移動し、到着の5分ぐらい前からドアに張り付いていました。

鉄道は時間に正確だといいますが、一分の遅れで関西空港に到着しました。

ドアが開きました。

半分ぐらい開いたときにはもう飛び出し、暗記したルートを小走りでかけていきました。いくら何でも全力疾走は迷惑だからね。

そして、ギリギリシャトルバスに間に合ったのですがバスの奥の方になってしまいました。

いよいよ関空第二ターミナルに到着しそうです。チェックインの期限もあと三分ぐらいです。

とびらがひらくと少し人が詰まっていましたが、なんとか解放されました。

peachのチェックインの機械にたどり着き、少し操作方法を迷った末、何とかチェックインは完了しました。

しかし、保安検査も期限が近づいています。

もちろん手荷物は手持ちで、あづける暇もないでしょう。

そのまま保安検査場に向かい、荷物の重さを計ってみるとなんと7kg制限で、7.1㎏でした。まずいと焦っているとアテンダントさんのアドバイスで、カバンの中から財布を取り出すことによって事なきを得ました。

そのあと急いで搭乗口に向かうと、なんと乗る予定の飛行機が15分遅れていました。

ああ、そうゆうオチなのね。と思いながら最初のピンチは切り抜けたのでした。

関西空港 第二ターミナル

関空の第二ターミナルの天井の写真ですが、コストカットのために骨組みがむき出しです。売店もあるのですが、少なめです。

そしていよいよ飛行機に案内されます。

簡素な廊下を通り、搭乗口をくぐると、、、

飛行場にたたずむジェット機

乗る予定の飛行機が見えました。

関空のLCCてこんな感じに乗るんですねー

しかし、窓を一枚挟むのと迫力が段違いです。一切の曇りのない空もすがすがしい気分です。

飛行機に乗り込み足を延ばしてみると、意外とシートピッチは気になりません。

LCCの座席

後、気になったのですがエアコンから水蒸気が出ているんですねー。見えにくいけど。

エアコンから出る水蒸気
やっぱ見えないね

そうして、僕は関空を飛び出しました。

千歳空港

今は千歳空港が目的地ではないので滞在時間はちょっとです。

稚内に行くために高速バスのはまなす号を利用しますが、バスターミナルが札幌なので、札幌に移動します。そこで、札幌駅に行くのに快速エアポートに乗るのですが、前から気になっていたUシートに乗ることにしました。

Uシートは関東の普通車のグリーン車みたいな感じです。

新千歳→札幌 切符

お値段は指定席代の520円です。

乗ってみて思ったのですが、快速エアポートは対向方面から別の快速エアポートにすれ違うたびに警笛を鳴らします。

この警笛がキィーーーて感じですごい高い音でビックリしました。

これが三分に一回ぐらいあります。(笑)

後これはJR北海道の電車全般に共通しますが、なんか窓がくすんでるんですよね。景色を見たい人には少し不満かもしれません。

新千歳→札幌 車窓

札幌

札幌駅

今の時刻は午後一時で、高速バスのはまなす号は午後3時に札幌を出発します。

それまで2時間あるので札幌市内を観光したいと思います。

ちなみにはまなす号のバスターミナルは札幌のテレビ塔のすぐそばにあります。

札幌 テレビ塔と俺

なんか心霊写真みたいになってしまいましたが天気は大丈夫なのでしょうか(笑)

昼ご飯を全然食べれていなかったので、テレビ塔でラーメンを食べることにしました。

たしか地下一階にあったと思います。

札幌 テレビ塔 よしの

昼の一時過ぎなので、店内は僕のほかに一人だけでした。

せっかく北海道に来たのでバターラーメンにしようと思いましたが、ちょっと量が多そうだったので、から味噌ラーメンにしました。(実は名前はあんまり覚えてないので曖昧です)

札幌 テレビ塔 ラーメン

そんなことをして、札幌で時間をつぶしました。

高速バス・はまなす号

テレビ塔近くのバスターミナルに戻ってきました。

はまなす号は札幌を午後三時に出発し、稚内に六時間後の午後九時に到着します。夜中ですね。

乗客は意外と多く一つ前の便は満員だったようです。

ちなみにはまなす号は6000円です。

JRの特急で行くと一万円を超えてしまいます。さらに本数が少ないので結構はまなす号のほうが便利かもしれません。

僕の場合は単にまた通る同じ道を行きたくなかったと理由もありました。

初めての長距離バスということもあり、かなり身構えて乾燥防止のマスクと、水を買い込んでバスに乗り込みます。

荷物は預かってくれるので、必要な貴重品を取り出しておきます。

僕は高速バスを乗ったことが無いので、座席がきついとか悪いイメージしかありません。

果たして車内はどうなのでしょうか?

高速バス はまなす号

ドキドキしながら乗り込みます。

はまなす号 座席

席に座ってみるとかなり良く、まさかの一列ずつ分かれています。

つまり、隣の人が全く気にならないということです。なんかいい意味で思っていたんとちゃうなぁ

しかも、この椅子はそれだけではありません。

なんとなんと、、、

はまなす号 フットレスト

下にフットレストが付いていますうううう!

さらに、、、

はまなす号 レッグレスト

足の太ももを支えてくれるレッグレストも付いていますううううううう!最高です!

もちろんリクライニングは余裕でできます。

これには新幹線のグリーン車もびっくりですね!

正直ここまでの椅子なら特急の自由席、いやグリーン車よりいいと思います。

これはさすがに感動しました。

でも、六時間も暇だわという人もいると思います。しかし、ちゃんと無料Wi-Fiもあるので動画も見放題です!

はまなす号 Wi-Fi

あと、ヘッドフォンセットも座席に一つ付いていて、前のテレビに流れている音を聞くことができます。

しかし、かなり北海道の奥地での電波が不安定だったと思います。

はまなす号 コンソール

これは座席の横についているものですが、先ほどのヘッドフォンや、充電用のUSBケーブルをさすことができます。

矢印が書いてあるレバーはリクライニングです。

はまなす号 テーブル

ちょっとしたテーブルもあるので、便利だと思います。

丸いホルダーにはペットボトルはおけませんが、別にペットボトルのホルダーが付いています。

私が四日目に乗ったムーンライトながらと比較してしまうと、神のような座席でした。

私が座席を吟味している間に出発時刻の午後3時を迎え、はまなす号は稚内に出発していきました。

はまなす号 発車時間

はまなす号は、札幌から高速道路に乗り、北海道の西の沿岸あたりで一般道を走っていきます。

北海道特有のまっすぐな道を延々と進んでいきます。

はまなす後 車窓

はまなす号はずっと海の沿岸を走るので海を眺める楽しみもあります。

残念ながら私の席は真ん中だったので、あんまりじろじろ見れませんでした。

そんなこんなで稚内に無事到着しましたがあたりはもう真っ暗です。

そして今夜泊まるのはドーミーイン稚内です。

稚内駅から徒歩3分ぐらいの立地です。

ドーミイン稚内

ちなみにこのドーミーイン稚内は天然温泉の稚内温泉に入ることができます。

部屋もきちんと清潔感があって最高です。

ドーミーイン稚内 ベッド

しかし、この部屋を明日の午前4時にさる必要があるのを考えると少し残念です。

夜の稚内の町へ

そういえばまだ夕ご飯を食べていなかったので、外に出歩くことにしました。

午後10時くらいですね。

稚内駅前 商店街

とは言っても夜は居酒屋やスナックしか空いていません。

スナックビル
まさかのオールスナックビル

一応駅前の商店街ですが、どこかさみしさを感じます。

信号は車が来なくても勝手に変わっていきます。

ホテル周辺をぐるっと見てみて、こじんまりとしていて良さそうな居酒屋さんがあったので入ってみました。

「よしおい」と言うそうです。

稚内 よしおか 外

店の壁には古いものから新しいのまで有名人のサインがたくさん置いてあります。

海のそばに来たのもあり、なんか海鮮の気分だったのでお刺身定食にしました。

お値段2000円なりー

稚内 よしおか お刺身定食

鮮度がとてもよく、非常においしく頂きました。これで明日への活力をつけることができました。正直このレベルで2000円はお手頃だと思います。

ほんまはお酒も飲みたいのですが、なんせ二十歳はまだですからね、、、

ちなみにこの店の看板メニューはチャーメンらしく、今度行ったら食べようと思います。

皆さんもどうでしょうか?おすすめですよ!

店を出た僕は稚内駅の前のコンビニに明日の朝食を調達しに行きます。

コンビニに向かう道に標識があったんですが、ロシア語表記も書いてあります。

稚内 標識 ロシア語

稚内駅前のコンビニは24時間営業ではなく明日の始発の時間である5時には空いていまん。朝は6時開店のようです。

このコンビニで明日の朝食とおやつで「SODAねーキャンディー」というソーダ味の飴を買いました。しかし、この時はこの飴がまさか鹿児島まで残っているとは思ってませんでした(笑)

値段が300円と結構したんですが、袋の中にいっぱい入っていました。

せっかくなので、稚内駅を少し下見しておきます。

稚内駅 夜

夜の稚内駅は煌々と明かりがついていて、なんかきれいでした。

稚内駅 旧駅舎の線路

これは本編の一日目でも紹介しましたが、実は夜にも撮っていました(笑)

この時点で午後10時半です。

ホテルに戻ると、23時まではドーミーインには夜鳴きそばという無料で中華そばを提供するサービスがあることを知り、23時になる5分ぐらい前に注文させていただきました。

ドーミーイン稚内 夜鳴きそば

この夜鳴きそばが想像以上にちゃんとしていたのが驚きでした。

このスープはドーミーインが開発したもので、スープは夜用に非常にあっさりしていて、胃に来ないように面も半玉ほど、どれなのにメンマも付いているというラーメン屋さんもびっくりのサービスです。

夜ご飯を済ませた僕は稚内温泉に入り、いい湯だったなーと思いながら部屋に戻っている途中にこんなものを見つけてしまいました。

温泉上がりのコーヒー牛乳

いくらコーヒー牛乳で牛乳で薄められてるといってもカフェインを考慮してやめとこうかなと思いましたが、欲望にはあらがえずに買ってしまいました(笑)

やっと睡眠です。

目覚ましを始発の20分前の4時にセットして、荷物もまとめておきます。

準備は万端です!

ということで僕の0日目はこれで終わります。

この時はまだ彼が始発に乗り遅れるのを知る由もなかった、、、、、

裏話編もお楽しみに!

裏話はこちら↓

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